結晶性のナノ多孔質材料

結晶性金属酸化物ナノポーラス材料の合成に成功
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2004/pr20040204/pr20040204.html

本材料は結晶金属酸化物の電子的あるいは化学的機能とナノ細孔の分子ふるい
機能を活かして、触媒担体、吸着剤、光触媒、湿式太陽電池、センサー、エネ
ルギー貯蔵デバイスなどへの応用が期待される。

結晶性の金属酸化物ナノポーラス材料は世界で初めてだそうです。
ミセルの鋳型を使った合成法ですね。
他の材料ではこういう直径数nmのナノポアって作れているんでしょうか?

プレスリリースって独特のフォーマットで面白いですね。
読む人が求めるキャッチフレーズを多用しつつ、原理もきちんと説明している。
文章の中で上記の「、、、光触媒、、、への応用(適用)が期待される」って表現、
7回も出てきました。

折り紙ロボット

世界初「折り紙」ロボット開発 米カーネギーメロン大
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200405260017.html

TV でも見ました。
折るというよりエンボス加工を拡張したような感じで、人間が物を折る動作と
はまったく違うんですね。これが世界初の折り紙ロボットだとしたら、「鶴が
折れたら博士号3個分だ」と指導教官がTVで言っていたのもわかる気がします。