京劇鑑賞

 先日、大学で京劇を観る機会に恵まれました。この夏北京に行ったら、劇場に行こうと思っていましたが、地方都市ではなかなかそんなチャンスはありません。歌舞伎と同じように、言葉がわからないからと一般市民はもとより若者には敬遠されがちな伝統芸能ですが、国家事業として巡回公演を行うんですね。今年は京劇が各省を回っているようで、ラッキーなことにここにいる間に観られて嬉しかったです!

 今回公演したのは、「国家京劇院」という、いかにも凄い、一流感あふれる機関の方々です。生徒が「超有名人」と説明するくらい、本当に国家的な歌手、演者が揃っていたようですね。馬の耳に念仏かもしれませんが、確かに素晴らしいと感じました。生演奏だし、感動しますよ。お芝居はよく知っている「孫悟空」でしたし、「楊家将」の一節も出てきたりして中国語がわからなくても楽しめました。音楽や殺陣、ダンスなどは世界共通ですからね。



孫悟空のお芝居は悟空がぴょんぴょん跳んだり、さまざまな殺陣を見せてくれて本当に面白いものでした。表情も猿そのもの。


殺陣の相手も素晴らしい動きで少しも目が離せませんでした。


これは現代劇。紅灯記というお芝居。古典物と比べると地味です。それに、現代劇といえば戦争もの、革命ものが多いのでちょっと。


国家京劇院のナンバー1で超有名人だそうです。すごい声援でした。美しいだけではなく、声も素敵。


今週の茶道では学生たちもちょっとお点前をしてみました。なかなか上手です。みんなで順番に飲みました。もちろん美味しいお茶になるように少しだけ手助けしましたが。


女の子はやっぱり動作が優しくていいですね。緊張してる?

今日はまた独楽の練習をしてきました。1年生の熱心な指導と野次馬の親切な指導のおかげでちょっと技ができるようになりました。でもまだまだです。すぐにコツを忘れてしまいます。あと何回教えてもらえるかな。