岡崎市のピアノ教室flow flap(フロー・フラップ)レッスンBlog

愛知県岡崎市のピアノ教室flow flap(フロー・フラップ)のレッスンブログです

今日のレッスン風景(ピアノで作曲するRちゃん)

こんにちは。愛知県岡崎市音楽教室『flow flap(フロー・フラップ)』
講師のtomokoです。

今日は昨年の夏に入会してくれたRちゃん(小学2年生)のレッスンが
ありました。

フローフラップには、さりげに他所の教室から移ってこられる生徒さんが
結構多くて、彼女もその一人。
大手音楽教室で数年間習い続けていたものの、どうもレッスンの進め方が
合ってないのでは?このままではこの子は音楽が嫌いになってしまうのでは
ないか…?と悩まれたお父様からお問い合わせを頂き、体験レッスンを
受けて頂いた上で元の教室からの移動を決断して頂きました。

体験レッスンの段階では、それまで3年ほどピアノを続けてきたとのこと
でしたが、音符は全く読めていないという状況でした。
ありがちなケースですが、テキストの曲を早く進めていくために、先生が
楽譜に音の名前を全て書き込んでしまうというのが、自力で読譜が出来なく
なってしまった最大の原因かと思います。


お父様曰く、何かモノを作ったりクリエイティブなことが好きな子で
作曲にも興味があるようだということだったので、レッスンの内容も
そういった要素を少しずつ含ませていけるように…と、あれこれ考えながら
進めています。ただ、まず読譜などの基礎力をしっかりつけなければ
いけないという段階でもあるので、いきなりそんなにいろんなことは
出来ないですけどね。

昨年11月に行われた発表会では、少々無謀かな?と思いつつも、
やりたいことを後回しにするよりはとりあえずチャレンジしてみよう!
ってことで、限られた時間ではありましたが二人で協力してなんとか
Rちゃん初のオリジナル曲を完成させ、披露することが出来ました。

その演奏を聴いて「私も来年の発表会はRちゃんみたいにオリジナルの曲を
弾きたい!」と言ってくる生徒まで現れて、私も本当に嬉しかったです。

今日は冬休みを経ての久々のレッスンでもあったので、いろいろ忘れちゃってる
部分もあるかな〜?と思い、音符の読み書き・楽譜の書き方の勉強も兼ねて、
ト音記号の線の音符だけを使った4小節の曲」と「ヘ音記号の間の音符だけを
使った4小節の曲」を作ってもらいました。
いくつかの縛りがある中でなんとなくな感じで作ってもらった曲ですが、
なかなかそんなに不自然じゃない面白いメロディーが出来上がりました♪

出来上がった曲を実際にピアノで何度か弾いてもらい、そこに私が
伴奏をつけて二人で連弾してみました。
そして「せっかくだからこの曲にタイトルをつけてみようか?」と提案
しました。

するとRちゃんは、ト音記号の曲には「楽しいクリスマス」、ヘ音記号
曲には「ワクワクパーティー」というタイトルをつけてくれました。
4小節の短い曲だし、とくになんのイメージも持たない状態で作った曲に
即座にタイトルを付けるのって、自分で提案しといてなんですが結構難しいと
思ったんですが、2つのタイトルをすぐに思いついたRちゃんのセンスは
素晴らしいなぁと感心しました。

そのあと、「おうちで作ってきた曲がある」とRちゃんが言ったので、
「ぜひ聴かせて!」とお願いして弾いてもらいました。

これがもう、ビックリするぐらいちゃんと曲になってて、しかもなかなか
独創的で面白い曲だったのです!
1回披露してもらうだけでスルーするにはあまりに勿体無い!と思える
クオリティーだったので、急いで別室にあったレコーダーを持ってきて
もう1回弾いてもらい、2曲目となる彼女のオリジナル曲をしっかり録音
しました。

今後もこんな感じで曲が出来たら録音していって、ある程度曲数がまとまって
きたらCDに焼いてプレゼントしたいと思っています♪


…と、こんなことをやっていたら今日は通常レッスンで使用している
テキストの曲を弾くところまでは時間切れで行きつかなかったのですが(^ ^;
結果的にかなり濃いレッスンになったなと思うし、Rちゃんも始終キラッキラの
笑顔で楽しそうにピアノを弾いていて、その笑顔がなんとも嬉しかった
本日のレッスンでした。

こういう笑顔をどんどん引き出していけるレッスンを、もっともっと追求して
いきたいな〜と改めて思いました。

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