楽譜を読むこと。
これを速く確実にできるようになれば、初見に強くなれる。
この能力を伸ばすには、とにかくたくさんの曲に、短時間でチャレンジすることだ。長時間かけてダラダラやっても、読譜力、初見力は身に付かない。 もっとも、読譜が速く、初見に強いからといって、巧いというわけではない。とはいえ、そういう人は大抵巧い。
河合音楽教室の講師だった頃、「読譜よりも鍵盤奏の面白さを伝えなさい」という会社側の意図に従ってレッスンをしていました。 音符をしっかり読めるようになるのは7歳前後という音楽教育研究所のデータもあり、楽譜を読むより先生の真似をするよう仕向けるという、読譜は重視されないシステムでした。 初級レベルでは、そのほうが手っ取り早く「弾ける」状態になって満足感を得やすいからでしょう。 その結果、指先は中級レベルになっていても、譜読みは導入レベルという残念な現象があちこちで多発していました。 そして、真似だけでは追いつけないレベルになると読譜が苦痛になり辞めていく・・・。それで良いのか。 独立した現在、私は…
ピアノの練習ってどんなイメージですか? ひたすら苦行のように同じところを繰り返すイメージでしょうか? 部分練習やテクニック強化は勿論必要ですが、そればかりになると曲を演奏する楽しさがどこかへ行ってしまいますね。(^^; 当教室ではまず『楽しくピアノを弾くこと』を最優先にしています。 なので、テキストが縦開きになるまで(中央ドから上下1オクターブを学習するまで)テクニック面はうるさく言いません。 幼いお子様であれば尚のこと完璧を求めるのは酷なので、まずは『音を出して喜ぶ』→『音符を読んで音に出す』→『1つの曲としてまとめる』過程を重点的にレッスンします。 この段階を丁寧にレッスンすることで、音楽…
新潟県に、秋が来たそうです。 さっき、テレビで、気象予報士さんが言っていました。 確かに、朝顔の咲く庭の空気は、秋のそれでした。 それでも、週間天気予報によると、また、30℃超えの真夏日が戻って来るそうです。 今日は、新潟リトミックの会の勉強会です。 読譜についてのディスカッションがあるとのこと。 ご興味ある方は、是非、飛び入り参加してくださいね。リリックホールに10時集合です。 連絡先は、下記アドレスまで。 勉強会終了後でも、後から、会員限定YouTubeをご覧になれます。 🍇indigoblue.jan@docomo.ne.jp ハギトリ 音楽5線ノート B5横 6段 デプロMP Amaz…
最近、改めて気づいたことがあります。 素晴しい演奏、魅力的な演奏をする人ほど、その曲と向き合う最初の段階、つまり譜読みの段階ですでに音楽が出来ている、ということに。 初めて音を実際に出す前の段階ですでに頭の中で音楽に対するイメージができているのです。 これは、プロ、アマ、趣味、そして年齢問わずです。 以前、こんな記事を書きましたが↓ junkopiano.hateblo.jp この中で、多くのピアニストが読譜の時間を大切にする、と書きました。 これは本当で、ピアノを弾く時間よりも読譜の時間に多くをさいているピアニストは多いです。 それだけ大事なことだと考えているからでしょう。 ピアニストたちに…
だいぶ秋らしくなってきましたね^^(嬉しい) 秋といえば、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋・・・ 皆さんはどれですか? 私は本が好きだから読書は一年中しているし、美術館も毎月のようにどこかへは行っています。 だから食欲の秋ですね✨ 芋栗かぼちゃの季節だなぁと嬉しくって! 特に、私は断然芋ですね。そして次にかぼちゃ。 食べたいものがたくさんで、悩ましいです(笑) 最近、読譜の時間をつくっています。 仕事の合間に、わずかな時間でも楽譜を眺めているだけだったりするのですが、 これがもうめちゃくちゃ楽しい!! 本を読むように楽譜を読む ただそれだけなのになんて豊かなんだろう!! 「ここはこんな音で弾きたい…
nrythmique.hatenablog.com この日のご案内役は、何かとあちこちから引っ張りだこの「権藤真弓」。 nrythmique.hatenablog.com もう、これは、「権藤真弓」なのだから、「権藤真弓」であって。 そして、引っ張りだこだから、引っ張りましたとも、新潟リトミックの会に。 いやいや、元々、我々新潟リトミックの会のメンバーなのだから、引っ張ったとうか、この日ばかりは、世間様から返して頂いたというか。 長岡リリックホール第2スタジオ。 勉強会は、10時開始です。 早めに来ていたメンバーは、誰からともなく、ストレッチを始めました。 リトミックの準備体操といえば聞こえは…
楽器を演奏することは多くの人にとって夢の一つですが、特にギターは指の形やコードの覚え方が難しく、途中で挫折してしまうことも少なくありません。そんな挫折経験者や初心者にぴったりの楽器、「aiwa play」をご紹介します。国際特許取得の革新的なUI 「aiwa play」は、国際特許を取得したユーザーインターフェースを採用しており、指一本で簡単に演奏が可能です。複雑なコードも楽譜に書かれた数字を選び、ギターのようにパッドを弾くだけで、誰でも簡単に「Let it Be」などの名曲を弾くことができます。どこでも演奏可能なコンパクト設計 重さ660gと非常に軽量で、スピーカーやバッテリーが内蔵されてい…
「今の私があるのは、周りの人達のおかげです」 過去、様々なシーンで口にしてきた感謝の言葉。自分一人の力だけでここまでこれなかったのは事実だし、言葉そのものに害などないが、私の心の中に住む「もう一人の私」は痛いところをついてきた。 「私、周りの人達に対して本当に感謝してる?」 私達は、幼少期から事あるごとに「人に感謝しなさい」と大人から教え込まれる。「ありがとう」という言葉を発する、いわば形から入って、そこから徐々に「相手に感謝する」とはどういう感情なのか、を知っていくような気がする。言葉を発する行為を繰り返していくうち、言葉に真の意味での「感謝」の感情がのっかるようになるのだと思う。 (生まれ…
春は、草花木にとっても、伸びる時。 小鳥の声が、聞こえてきた。 歌声の季節。 歌の練習を始める。もちろん年々歳々、読む力は、失われています。 新聞を読み、好き雑誌を読み、素敵な写真をみて、ウォーミングアップ⤴️をします。 身体も柔軟アプリをやり、しなやかに。 春なのに寒くて、まだ、今年は、ウォーキングには、出ません。 そして、食事です。何をどんだけ、食べるのか 体調を整えます。地味な努力を始めます。 仕事の面では、昨年度の努力が、跳ね返ってきます。仕事こそ、努力の積み重ねです。 人は、見かけによらずと。 派手で明るく元気に見えるようにしています。 しかし、本当の自分は、地味で、静かです。 誠に…
ドラムを練習する上での脳のシナプスの形成についてGPT3.5に解説してもらいました、そして自分の実際の感想も書いています。 目次 <睡眠と音楽演奏の関係について、脳科学の視点から考えるといくつかのポイントがあります> 1. **脳の休息と修復**: 2. **記憶と学習の強化**: 3. **シナプスの強化**: 4. **ストレスの軽減**: <シナプスの形成や記憶力向上に関連するいくつかの要素を挙げます> 1. **ビールと枝豆**: 2. **ビタミン剤**: 3. **食事**: 4. **睡眠**: 5. **運動**: 6. **ストレス管理**: 7. **太陽光**: 8.**…
ずっとピアノを楽しめたら良いな♪(≧▽≦) ピアノを習い始める時、誰もがそう思うのではないでしょうか? 私のレッスンでは、鍵盤操作力だけでなく、読譜力も重視しています。 その理由は自立学習をしてほしいから。 自立学習をするには予習力が必要です。 残念ながら、ごく初歩のうちは地道に読譜するより録音を聴いたり動画を見た方が手っ取り早いと感じる傾向にあります。 その状態が当たり前だと思ってしまうと読譜は疎かになっていきます。(;´∀`) ところがレベルが上がってくると、耳で聴くだけ映像を見るだけでは限界が来て、自力では弾けなくなっていきます。(-_-;) そのようなパターンで困らないように、読譜力も…
今回は、私がピアノを教えていた頃に行っていたゲームをご紹介します。 その名も「ドレミファソラシドゲーム」です! 遊び方: ① みんなで一緒に「ドレミファソラシドゲーム!」と唱えてから、一人の人が「ド!」と言いながら次の人(誰でもok)を指差す ② 差された人は「レ!」と言いながら次の人を指差す ③ 差された人は「ミ!」と言いながら次の人を指差す ④ ...といった具合に次々人を差しながら音階を上行し、ドレミファソラシ「ド」までたどり着いたら続けて「レ」、「ミ」、「ファ」...と何周でも繰り返す 上記の通り、終わりにしなければどこまででもずっと続けられるゲームです。 ピアノの鍵盤を見ていただくと…
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ 難しい所は、こちらから言いますが。 最初から指番号を(カンニングペーパー📑みたく解答のみ)教えるのは、ぜっっっったいしません‼️ 自分で考えられるようになっていきましょう。 by先生これに準じた意思表示は、今回が初‼️とかではなく(^◇^;)。 既に何回も聞いた😅ことある。✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ これは、魚🐟と🎣の差異。 魚を🐟釣って与えるのではなく。 魚の釣り方🎣を教えよ。 というのは有名な諺で。 ⬇️https://note.com/_watakushi_dori/n/nb0ac5dea4b39 会社とか教育とかで、使われてたりする思考回路。✳︎…
前回からの続き。前回の記事は: ジャズピアノをやってみたい私にとって、ためになった情報のまとめ(その③) - ピアノ方丈記 前回までは: ジャズピアノに代表される、20世紀以降の音楽を追求するために、個人的にそうだ!と思ったり、非常にためになった内容とは: ①クラシックピアノ訛りを完全除去する必要性: 前回までに書き尽くしたから、今回はパス。 ② ジャズピアノを習う場合は必ず!本物のジャズピアニストから習おう!: 前回までに書き尽くしたから、今回はパス。 ③ 何年かかってもいいから、覚えられるまで続けた人に、音楽の神様は微笑む! 前回までに書き尽くしたから、今回はパス。 ④ 「クラシックピアノ…
去る2024年1月14日(日)に専門家を志す生徒の為の「第7回 定期実力試験」を行いました。 この試験の趣旨はフォレストヒルミュージックアカデミー ギター科で学び、専門家を志望する生徒の現在の実力及び今後の育成指標把握の為に演奏実技などにより実施するものです。2022年5月に第1回目を開始し、今回は7回目の実施です。試験内容は1)「課題曲演奏」、2)「初見演奏」、3)「新曲視唱」、4)「新曲リズム」、5)「スケール・カデンツ」の5つカテゴリーです。 1)課題曲演奏毎回、課題曲演奏については時代区分を指定して行ないます。時代区分はA.ルネッサンス、B.バロック、C.古典派、D.ロマン派、E.近現…
青山の原監督が、往路優勝の時に、被災された方々への配慮と開催への感謝をインタビューで語っていた。 個人的には。箱根駅伝、開催されて良かったと思ってる。 スポーツで元気を与えてくれる事もある。白バイ隊員さんが、必死に💨🏃♀️る、選手に感化されたからか? それともご自身が、この先導役に憧れていたからか。 涙目になってるように、もしや泣いてる⁉️と感じたシーンがあった。 テレビでもアップになってたから、カメラマンもそう感じてのことか? 自分1人ならリタイアしたかもしれないけど。、箱根駅伝だから踏ん張れた! っていう精神状況になる場面も、途中には何度もあったんじゃないかなぁ。ほぼ全力徒競走か?🏃♀…
走るたびに、走れることに感謝した1年だった。ありがとう、2023年! そして、さよなら2023年! 2023トレーニングカレンダー 2021年11月に脚の痛みの原因がわかりリハビリを開始。2022年6月に手術することを決断した年のトレーニングカレンダー。1月〜6月まではチャリトレ、スイミングを含むが、1年間でたった820kmだけ。ホント辛い1年だったよ。 そして、今年2023年はこちら。1月から3月までは脚の痛みが長引いてほとんど走れなかったが6月の仙台ハーフに向けて4月から徐々にジョグを開始。無事に仙台ハーフを完走。その後は12月のフルマラソンに向けてひたすらジョグの日々。7月には月間走行距…
昨朝今朝車を走らすと見える景色がいつもと全く違っています。まず市内方面に向かう車はゼロ。世間はすっかり休み。私は何をやっているんだろうと髪の毛を触るとキューティクルがツルツルでした。😄 毎年美容院は混雑を考えて12月の初頭に行きますが、今年は年の瀬が押し迫った29日になりました。 しかも初めてのところでしたが、シャンプーが丁寧、他のお客の声がうるさくない、サロンが寒くないという条件を見事にクリアして満足度が高かったです。 元々その近隣の美容室に26日に伺う予定でしたが、下見に行った時一筋中に入った場所にシャンデリアが素敵な美容室があることを発見。 追突事故でモダンダンスの先生とのアポをドタキャ…
前回からの続き。前回の記事は: ジャズピアノをやってみたい私にとって、ためになった情報のまとめ(その②) - ピアノ方丈記 前回までは: ジャズピアノに代表される、20世紀以降の音楽を追求するために、個人的にそうだ!と思ったり、非常にためになった内容とは: ①クラシックピアノ訛りを完全除去する必要性: 前回までに書き尽くしたから、今回はパス。 ② ジャズピアノを習う場合は必ず!本物のジャズピアニストから習おう!: 前回までに書き尽くしたから、今回はパス。 ③ 何年かかってもいいから、覚えられるまで続けた人に、音楽の神様は微笑む! 前回の内容に加えて、 「12キーでスケールを覚えるのに、2年もか…
今年最後のレッスンでした。 今月はレッスン3回。来月も3回です。 新しい教本を頂きました。 「うたとピアノのえほんみぎて」の次がこれなのでかなりレベルアップした感…。 てっきり「うたとピアノのえほん」の左手編か両手編、または「アキピアノ教本」がくると思っていました。 ともだちピアノは現在の主流「ぴあのどりーむ」よりスモールステップなイメージがあります。 どんどん進んでいけるタイプじゃないと曲数が多いから大変ととるか、スモールステップで丁寧に学べるととるか。 お教室にはたくさん教本がおいてあります。 おそらく子供によって教本を変えているのではないのかと思っています。 なぜ双子にはこの本を選んだの…
中学校の吹奏楽部に指導のお手伝い係として出入りするようになって、数年たつ。何校かお邪魔したが、どこの学校でも暖かく迎えてもらえた。有り難いことだと思っている。 管楽器なら何でも吹く僕だけど、メインの楽器は一応、フルートだ。しかし、一番持ち出す機会が多いのはテナーサックスかな。なぜなら、in Bbで吹けて、音がでかいから。そういうわけで、たまにフルートを持っていって吹いていると、「あれ、フルート吹けるんですか?」なんて中学生に驚かれる。いやいや、自己紹介の時に「フルート吹きです」って言ったじゃない。うーん、でもサックスとトロンボーンばっかり吹いてるからなあ、しょうがないか。 でもやっぱり、彼らは…