富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

身有屎求甩身 曾蔭權退租

fookpaktsuen2012-03-02

農暦二月十日。気温が摂氏24度まで上がり湿度は96%なり。やつていけぬ高温多湿。朝、こんなに暑くなるとは思はず、建物は湿気で冷えたのか室内気温の方が低かつたやうだ、薄手だがセーターの上にジャケット羽織つて出てしまひ茹だるやうな熱さに閉口。思はずユニクロでシャツ購ひ着替える。散髪。大圍。秀逸なるパブ、Speak Easyで早酒独酌。金鐘からのご一行六名を待つてゐたつもりがそちらが先に張記国際洋酒に着いてしまひ合流。三鞭酒(Moet et Chandon)、白葡萄酒二本(Sandihurt Pinot Gris 08年とCh. de Maligny Chablis Premier Cru)購ひ楓林小舘。羅湖から駆けつけの保険T氏。たちまち三鞭酒と白が一本開き食局が開く。皆さんに美味い、美味いと言つていたゞいたが確かに美味い。野菜が格別。繊維I氏ご持参の鴨に合はせたわけではなかつたのだらうがWillunga Creek Black Duck Merlot 08年と Stags Leap Cab Sauv 08年も飲み終はつてしまひ金融K嬢が張記でお持ち帰り用に自分で買つたトスカーナのCa'Marcanda Promis 07年までいたゞく。給仕もとても良くしてくれて満足。繊維I氏の即興の踊りに給仕まで喝采。愉快な晩。保険T氏の車で銅鑼湾まで送つていたゞきS嬢とバーSに一飲。小腹が減り天后で華姐清湯腩に往くがちょうど店終ひ。隣りの大利清湯腩も23時閉店のところぎき/\で腩河にありつき帰宅。
▼貧官曾が昨日、立法會で咽びながら己の拙さ弁明。お粗末。今回の一連の問題で澤山のことを学んだ、と馬鹿である。十代の若者なら殺人でも少年法で庇護されようが香港で官僚として立身出世、六十五歳の行政長官が何が澤山のことを学んだ、なのかしら。引退する身で何かを学び今更何になるのかしら。アンタの隠居暮らしのためか、愚か者めが。深圳で入居予定だつた疑惑の600平米マンションは賃貸を諦めるよし。どうせなら開き直つて篭城すれば良からうに。