二郎 目黒店@東京

初めての東京ネタです。三重しか扱わない予定でしたが、ちょっと記録として残しておきたいので投稿。昼間にちょいと仕事を済ませ、夜の部は噂の「二郎」にチャレンジです。前日に食べログでも下調べ。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13003449/dtlrvwlst/891259/
コピペもそうですが、ジロリアンってこう、ポエムになりがちですね。

さて、ツイッターなどでも助言を集め、向かった先は目黒店。目黒駅から山の手道通り方面へ、駅から少し遠いですが10〜15分程度の位置。初心者におすすめのようです。たしかに絵を見てる限りは二郎は男子のためのモノ、というイメージだったのですが、カップルも多く、なんと女性シングルでの来店も。後続には大学生のサークルみたいな男女が6人くらいでならんだり、もはや観光地然りラーメンではなくみんな「二郎」を食べにきているんだと実感。

15分ほどで行列の中間へ。店内の様子が覗き知れます。食券を買い、着席後呪文(マントラ?)を唱えるシステム。初心者故に失敗が怖くジロリアンである友人にメールで助けをもとめ、「食券は小ブタでニンニクヤサイって唱えるんだよ!大は死ぬから頼んじゃだめだよ!」とのお言葉を頂戴し、いざ待ちます。
ほどなく店内へ。総待ち時間は30分くらいだったでしょうか。そしてついに「ニンニクどうします?」と店員さん。いままでラーメン屋で感じたことのないプレッシャーを味わいながら「ニンニクヤサイで」とコール。そして出てきたのがこれ。

ゆでたキャベツともやしの下に6〜8枚くらいの分厚いチャーシュー、そして極太麺に独特の醤油風味を醸す二郎スープ。盛られた微塵切りのニンニクが香ります。なによりも二郎最大の特徴で有るその麺、うどんのように太いと表現したい中華麺、かなりのコシと食感を併せ持ち、その豚の脂のしみ出したスープを良く吸いあげなんともインパクト大。キレのある醤油とニンニクの風味が交わり、うまい。チャーシューはおそらくスープのだし取りに使われていたものであろう、もっとカス肉のような仕上がりかと思いきや、ぼそぼそとしながらも醤油の味が心まで沁み、脂は角煮のように柔らかい。これはイケる。そんな重量級のラーメンながらもブタ+麺→ヤサイと順々に食することでリズムよく胃袋の中に消えていく。いつになったら無くなるんだと思ってきた丼も気がつけばあっという間に平らげてしまい、なんとも言えない満足感を味わいながら二郎をあとにしたのでした。
感想としてはジロリアンが生まれるのも納得。「二郎って何ラーメン?しょうゆ?とんこつ?」「二郎だよ」そんなジロリアンたちの気持ちを一瞬理解しました。天一といっしょですね。あれはラーメンではない、天下一品といふものなのだ、みたいな。ですが総評としては僕の頂点は天下一品です。二郎もいいけど。ごちそうさまでした。

ラーメン二郎 目黒店

食べログ ラーメン二郎 目黒店