つれづれ

ちょっと間が空いてしまった。
書いておきたいことはたくさんある。この日記は半分、備忘録みたいなものだし。基本的に独り言だし。
でも、時間が足りない。


友達と、古着屋にいった。それも、柄にもなく、原宿や渋谷という、半分アキバ系の僕にとってはアウェーの街に。
これまでそんなに身だしなみにお金を掛けたことはない。というのは、大学院の頃は実験やなにやらで、あっという間に洋服が汚れてしまうので、ユニクロで済ませていたから。
髪の毛も、ベリーショートが好きなので、近場の床屋で済ませていたし。とにかく、小奇麗にしていれば問題ない、くらいに考えていた。


最近はちょっとファッションに興味もあるので、いろいろと服を買っている。しかし、お金の問題もあるし、体型の問題もある。
たいていの洋服は標準体型で作られているので、僕みたいな小太りはお腹のサイズに合わせ、身長にあわせたサイズより一回り大きなサイズを買うことになる。すると、かっこいいシャツを買っても丈や袖が長くなってしまい、カッコよくならない。これは標準体型の服しか作らないメーカーも悪いんじゃないかな、とか差別じゃないか?などと思っていたりする。
そんな中、安くていいものもあるかもしれないよ、と古着屋に連れて行かれた。


思ったより面白かった。
「古着屋の中で、数多くの古着の中から好みで、安くて質のいいものを探す」という行為は、古着屋をアキバのパーツショップ、古着をジャンクパーツに置き換えると、そのまま僕らがアキバで日常やっている行動に置き換わる。「ジャンク漁り」。
ジャンク漁りが得意な人がファッションや古着に興味を持ち出したら、そこらのカッコイイお兄さんなど目じゃないくらい、古着探しやコーディネートが上手になるんだろうな、と思った。
っていうか、僕自身が古着探しにはまりそう。

Bel Tempoの「3点セット」

一人暮らしをしていると、どうしても外食に頼るときがある。特に、鍋料理など、一人で作っても面倒くさいもの、量が多くないと作れないものは、外で食べるしかない。
そういう食べ物のひとつに、お好み焼きがある。自分で作るには、数多くの食材を揃えなければならないし、ホットプレートで何枚も焼いても、余る。果てに、お好み焼きやさんってのは最近はオシャレな店が多くて一人では入りにくいし、高い。


これを全部解決してくれるのが、アキハバラデパート一階にあるお好み焼きや、「Bel Tempo」。
お好み焼きに限らず、たこ焼きや焼そば、豚のしょうが焼など、鉄板系のメニューはいくつかある。
だいたいどれも安いんだけど、ここで単品で豚玉なんか頼まない。多くのお客さんが「2品セット」「3品セット」を注文する。「2品セット」はお好み焼きと焼きそばがワンプレートに乗ったセット。3品セットはたこ焼きが3こ追加される。
お好み焼きは広島風…にしては皮が厚くて、ソバは入っていない。皮の下にはもやしとキャベツのシナシナになった中に、小さい肉が何個か入っていた。焼そばも、具という具はあったようななかったような…。たこ焼きは普通。
おやつ代わりにはちょっと多いかな?くらいの量で600円。まぁ、コンビニのを買うよりは焼きたてな分おいしいし、気軽に入れるし、オタフクソースも使い放題。安っぽいお好み焼きだけど、なぜか通ってしまう味。

「伊呂波」のカツ丼

数日前にテレビ東京系の「でぶや」という番組で紹介されたようだけど、以前からかなり有名なのはこのお店。
テレビでは「15秒で出てくるカツ丼」といっていたけれど、それは当たり前。お客さんが来る前から、アタマの部分は出来上がっているから。
少なめのたまねぎと、大きめのカツが4切れ。これを閉じ鍋にいれて、火に掛けて、タマゴで閉じて出来上がり。あとはお客さんが来たらどんぶりにご飯をよそって、これを乗っければOK。
だから、かきあげ丼など、突然注文がくると、作り置きがないので5分くらい待たされることもある。


カツは丼つゆを吸って、サクサク感はないけれど、これはこれでおいしい。丼つゆが蕎麦やうどんのつゆに近く、かなりしょっぱいめの味付けだけれど、これがまた蕎麦屋のカツ丼みたいでおいしい。
よく店員さんを見ると、同じくアキハバラデパート一階にある蕎麦屋さんの制服を着ている。どうやら母体が一緒らしい。道理で蕎麦屋のカツ丼なわけで。