「ふくナビ」のトリビア第6回

夏もそろそろ終わりですね。

ふくナビ」のトリビアです。


今年の夏は、日差しが強くて

例年以上に暑かったようです。


街を見渡しても、上着を脱いでノーネクタイ姿のビジネスマンが多かったですね。

ご存知の通り「クールビズ」です。

語源はもちろん、COOL(クール)とBUSINESS(ビジネス)の頭文字ですが、

皆さん、

この2005年に小泉首相が提案した「クールビズ」は、

真新しい発想のようですけれど、

日本で行われたのは実は2回目なんです。


そこで、「クールビズ」のトリビア






































1979年に提唱された、第一次「クールビズ」政策は、

大失敗に終わりました。











































なぜなら、































































半袖スーツだったから!


















































そうなんです。


今現在の「クールビズ」は、上着を着ないでネクタイも着けない、シャツだけのラフなスタイル。

『だらしが無い』という声も上がっているようですが、

一般のビジネスマンの方々には、受け入れられ易かったようです。


しかしながら、1979年、当時の首相、羽田孜が夏期によく着用していた半袖の背広である

「省エネスーツ」は、

その見た目の格好悪さから、

全く普及しませんでした。


当時はもちろん、「クールビズ」なんて言うハイカラな言葉は存在しなかったのですが、

政策は、アイデアだけじゃ駄目なんですね。


格好悪いことはしたくない。


これ、人間の最も強い欲求らしいです。(生理的欲求以外でね)



公私混同はいけないけれど、みなさん、オシャレ心だけは持ち続けましょう。



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