暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

京都訪問記②

二日目の23日はお寺と美術館のと和菓子店巡りをしました。
お寺は実相院(岩倉)、源光庵(鷹峰)、光悦寺(鷹峰)です。
いずれも建物も庭も素敵で、静かで落ち着く場所です。
美術館は承天閣美術館、高麗美術館です。
承天閣美術館はお寺(相国寺)の美術館としては規模も大きく、展示物も見ごたえのあるものが多いと思います。
今回すばらしいと思ったのは、丸山応挙の「七難七福図 全三巻」です。一生にあう災難と幸せが描かれていますが、わかり易く表現も多彩です。
麗美術館は高麗・朝鮮時代を中心とした美術工芸品が展示されています。
丁度、「2010年度 秋季コレクション名品展」が開催されていました。
この美術館は名品を朝鮮の歴史と対比しながら見学できるところがすばらしいと思います。
和菓子店は双鳩堂さん、緑寿庵清水さん、喜久屋さんです。
双鳩堂さんでは鳩餅、緑寿庵清水さんでは栗の金平糖、喜久屋さんでは栗の子を求めました。
いずれもよくできた京都らしい菓子だと思います。
夜は赤垣屋とたかはし(京都市下京区高倉四条下ル京阪ビル2F)という居酒屋(?)でお酒と旬の肴をいただきました。
たかはしは杉本立夫さんの酒器と伊万里をたくさん使っています。

                          (源光庵の「悟り」の丸窓)

                               (光悦寺の通路)