入学式から1週間がたち、朝の集団登校にもぼちぼち慣れ始めたつねぞう。ランドセル姿も板についてきて、学童にも楽しく通ってくれているのは、嬉しいかぎりだ。
しかし、そうは言ってもまだ環境の変化に戸惑いも大きいのだろう。保育園のことを弟にいろいろ聞き、懐かしそうにしている姿も見られる。
そんな保育園時代の思い出のつまった「おえかき帳」を、卒園と同時に貰ってきたので、感慨をこめつつ振り返ってみたい。


きかんしゃトーマスとおぼしき青い物体。お絵かきタイムはたいてい異年齢の子達と一緒の時だから、あきぞうにねだられながら描いたものかもしれない。その光景を想像すると微笑ましい。

ちょうちょ・・・以前のリボン型ちょうちょに比べれば、随分写実的になった点に進歩を感じる。しかし、「ぱたぱた」という擬音までセルフで付けるのはいかがなものか。

美内すずえガラスの仮面』にはまっていた時に描いたらしき一作。紅天女と思われるが、モノローグが「たれじゃ・・・」となっているところから、マヤではなく亜弓さんがモデルのようだ。

ネズミ・・・にしてはカラーリングが不自然なので、おそらくバイキンマンか。横の緑色は、はらぺこあおむしの可能性が高い。

これはわかりやすい、新幹線「のぞみ」。おそらく、愛媛のおじいちゃん家に行った時のことを思い出して描いたのだろう。

これも、堂々と「ひかわまる」とあるのでわかりやすい。お別れ遠足で、横浜に行った時だ。黒くて大きなお船が気に入ったようで、何枚も似た構図のものを描いていた。

これがいまいちわかりにくいのだが、描かれた日にちを確認した結果、その前後に読んでいた「オツベルと象」ではないかという仮説を立ててみた。そうすると、右の柵に閉じ込められている物体は、白象ということになる。それはちょっとあんまりな気がするが・・・しかし、じゃあ何なのかと考えると更に困る・・・豪邸の前にたたずむ女の子も謎だし、何でしょうコレ。

などなど、色々回想しながら眺めるだけでも楽しい1冊だった。
小学1年生、まだ始まったばかりだけれど、保育園の年長さんに負けないくらい、楽しい思い出いっぱいの年になってくれますように。