米子空港行き

寒さが戻ってきたが、午前中はいい天気。子供たちは外に出たくて仕方がない。さんざんぱら騒ぐので、午後は時間を作って出かけることにした。どこに行きたいというと、即座に飛行場と答える。上の子は飛行機が大好きだ。
わが家の近くの空港は米子か出雲かというところだ。どちらかといえば出雲空港がお好みである。定期便の数も多く、撮影ポイントにも恵まれているからだ。
米子空港はあまり撮影ポイントが多くない。西風の時はR25を利用するので、着陸機を真下で見ることができるが、R7の場合は撮影ポイントが皆無。また、自衛隊と共用なので、定期便自体は少ない。自衛隊が訓練をしていたらC1輸送機などのタッチアンドゴーなどが見られるのが今日は日曜日。無線を聞いていても自衛隊は動いていないようだ。
それでも午後からはアシアナ航空の国際線と東京便くらいは見ることができるだろう。余り時間がなかったので、米子空港に出かけることにした。
到着してすぐに無線をワッチしているとアシアナ航空が近くに来ている。今日はR25を使用するようなので、着陸する機体を下から撮影することができた。

その後ターミナルへ行って、屋上に出たけれど、次の到着便まで1時間以上ある。子供に帰ろうというが、納得しないので次の便まで待つことにした。途中で海上保安庁のヘリが訓練から帰ってきた。それ以外はまったく静か。屋上もうちら家族以外誰もいない。何とか時間をつぶしているうちに天気は悪くなってきたし寒くなってきた。子供はこんな状態でも元気ではね回り飛行機が見たくて仕方ない。ところがいかんせん背が低いために、なかなか整備をしている機体を見ることができない。親父は肩車をたびたびさせられてへとへとになる。
無線で東京からの全日空便が近づいてきたことを知る。予定より10分遅れ。子供を肩車しながら写真を撮り、アシアナ航空の韓国便の出発を見送る。まだ見たいと子供はだだをこねたが、無理矢理空港から引きずって帰宅。疲れた。
子供は飛行機に乗りたかったとしきりに語る。いつか飛行機にも乗せてやりたいけれど、なかなかこんな仕事の状況では旅行もままならない。今年はなんとか時間を作ってせめて大阪くらいまでは連れて行ってやりたいが、できるだろうか。