Hatena Diary

 年が改まると、新しいことを始めたくなります――というには、3日ほど早いですが、準備の都合というものがありまして。先週来、少しずつ用意を進めていたのですが、ようやく形になったので、ここらでお知らせします。2004年から、この続きは『はてな』に場所を移します。

 うち明け話をしておくと、最初のうちは、自分でもこんなものになるとは思っていなかったんですよね〜 もうちょっと実用性に富んだ、海外留学のコツみたいなものを書こうと思っていたのですが。人間、住む場所が変わったくらいで、そう成長するものではないです。そうなると「題名に偽りあり」ということになってきて、最近、ちょっと窮屈だったん。そんなわけで、方針転換――ではないな。現状に理念の方を合わせます(笑)

 で、先週来、既存のデータを流し込む作業を少しずつ進めていたのですが…… 『はてな』はコミュニティーとして未だ成熟なっていないですね。私は、定義された語句を{共有|享有}することにWiki/Blogライクなシステムの特徴があると思っているのですが、ただの日記CGIとして使っている人が多すぎ。もったいない。どうして“Leaf”が未定義語のままになっているですか? 『ラブリー百科事典』も抜け落ちていたし。文学方面については互恵的に行われているだけに、オタク文化の成熟度(未熟度)がまざまざと分かってしまいました。語句の定義は私の得意分野なので、少しずつ書き加えていこうと思います。

 私の意図に近いものが既に発表されていたので、添付して代用。

Tatsuya Takahashi

 なんか、勢いがついてきたから、そのまま続けます。“White Album”を定義しようと調べていて、高橋龍也氏の文章を目にしました。

 TINAMIの方は、発表当時に読んでいたのだけれど、アクアプラスの迷走が顕在化した今読み返すと新鮮。く〜、悔しいけれど、手玉に取られていたんだよな。私は、高橋氏の作品を高く評価しつつも心の底からは惚れ込めないでいたのですが、往年のゲーマーがそういう反応を示すように仕向けられていたのだもの。数枚上手。TINAMIXで例に出てきているゲーム、私が前線で批評を展開していたときのもの達ばかりで、思わず白熱。現役で親しんでいたのは、『YU-NO』までの時期なので、ちょうど重なる。『同級生2』は、その分量に負けて、初めてフローチャート作りを断念したし。剣乃ゆきひろ氏の『Desire』は傑作だよと言っても通じないなぁと思っていたら、いつの間にか10年近く前のことになっていたんですね(汗)