〜ものかきの繰り言2018〜

東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。基本的に混沌としていますが、特撮、ゲーム、競馬の話題が多いのは仕様です。
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2018年01月17日 ボウケンレッド最大の危機

[]戦えぼくらのヒゲ長官

スピリットヒューマンさん

 >美空は猿渡の実の妹でマスター誘拐してきたのか?と一瞬本気で考えたのですが…なんか悔しいです。普通に騙されました。

ある意味でわかりやすく伏線を見せてくる作品なので、考えますよねー(笑) 作風を逆手に取った強烈なパンチでした(笑)

 >…今更ですが猿渡って渡から来てるんですかね。大森Pはキバではサブプロデューサーやってましたし。

意識しているのかしていないのか、微妙なところですよね……。

 >なぜ戦兎がスクラッシュドライバーを使えないのか…というよりはなぜドラゴンだけゼリーにできたのかが気になります。

ドラゴンは一貫して特殊なボトルとして扱われていますが、ネビュラガスやフルボトルとは何か? という大ネタと繋がったりするのかなぁ……と理由付けには期待しています。

 >メタなことを言えば、役者さんがスケジュール的に厳しい時に変身後の姿だけですませることができるからなのかなと

着ぐるみ幹部と同じ使い方をできる上で、声の使い分けがいやらしさに繋がる、というのはスタークおいしいですよね(笑) 個人的に金尾さんの喋りが好きなので、北都で続投は嬉しい限りです。

 >カイザギア人間がつけたらどうなるんでしょうか。ファイズは普通の人間がキチガイじみた洗濯好きしかいないですからね(笑)

地下流星塾での実験を見る限り、変身できずにいきなり灰になって死亡……でしょうか? ファイズギア、後ろに跳ね飛ぶのが一応、安全装置のようなので……(笑)

◆特命さん

 >幾ら何でもPCに保管していたデータを奪われるのは流石に迂闊過ぎるだろとは思いました。

暗号化とかしていたけどマスターにそれを破られた……と思いたい所ですが、その辺りは何かしら描写入れても良かったかもですね。……考えてみると紗羽の盗聴器も全然気付いていなかったので、根本的に迂闊感……。

 >前回まで散々免罪がどうとか言っておいて、今回「俺が死んでも悲しむやつはいねえ!」といいだしたのは流石に唐突過ぎると思いました。

龍我に関する幾つかの要素が、混ざりすぎているかな、という面はあるので、うまく整理して道をつけて欲しいところです。

 >後彼クローズに変身してから何だか微妙に扱いが悪くなっている気がするんですよね。

生身で戦っていた頃は特色として押し出されていましたが、変身してしまうと結局ただの2号ライダー扱い、みたいになっている所はありますよね(^^;

 >それ以外でもただ戦兎について行くだけであんまり主体性と言うのが感じられないような... 一応バディ物をやりたいのならもう少し彼を行動させて欲しいです。

これまでは自由に外を出歩けないという壁がありましたが、監視下とはいえ以前よりは自由行動が出来る身分になったので、龍我が戦兎と違う動きをしていく、というのは確かに増えてほしいですね。

◆えぬさん

 >今回の18話、管理人さんの感想を読んで「バトルロワイアル2」を思い出しました。

作品は未見・未読なのですが、「藤原竜也率いる、BR法の生き残り少年メンバー」はなんか凄く、想像としてしっくり来るものが(笑)

◆ゆーりさん

 >「じゃあ言わない」が含みを持たせた言い方になる辺りノリノリでしたねえ(笑)。戦争が終わるまでしばらく首相の座にいると思われますがこれからも色々あるんでしょうか。

今、劇中で最も「馬鹿な?!」が似合う男として、今後もこの勢いの維持を期待したいです(笑) 出来れば市民を守って撃たれて脇腹からだらだら血ぃ流しながら、戦兎「幻徳ーーーぅ!」幻徳「……(サムズアップしながら川に転落)」ぐらいの芸を。

 >今まで免罪や香澄を理由にしてきたけど、他に理由が無いからという風にも見えました。何かしてないと不安になるとも言ってましたしね。

龍我、この先で何をするか、というのが描かれてないですものね。実際には戦兎と美空の事を気遣っているので、そこにどう「気付く」のか、という話になっていきそうな感じですが。

[][]『轟轟戦隊ボウケンジャー』感想・第32話

◆Task.32「ボウケン学校の秘密」◆ 監督中澤祥次郎 脚本:小林靖子)

それぞれ変装に身を包み、ダークシャドウが関係している疑いのあるトレジャーハンター養成学校に潜入を試みる、チーフ、菜月、蒼太。

桃「でも見た限り、怪しい所はありませんね」

青「入学してみればわかりますよ」

黒「ま、試験合格すればだけどな」

赤「素人相手の試験だ。問題ない」

黄「菜月達ボウケンジャーだもんね」

赤「よし、アタック!」

この時点で2分後の惨劇予測できるわけですが……いざ、OP明け。

「やあシルバーくん! 退院おめでとう。もう大丈夫かい?」

「ああ、完全復活だよ。……で、アレなに?」

眉根を寄せた映士が指さしたサロンの片隅では、魂の抜け落ちた不滅の牙が燃えないゴミと化して転がっていた。

冒険の試験に落ちたのか? ボウケンレッドが?!」

「高丘さん、今はそっとしておいて下さい」

「体力・知力・精神力、全てにおいて自分では気付いていない欠陥があります。冒険家には向いてません。周囲の人に相談して、別の人生を考えましょう。ははははははは!」

真墨は試験の通知を読み上げて囃し立て、背後でいたたまれない表情になるさくらさんが、百面相

「あっはは、別の人生って。明石から冒険取ったら、何が残るんだっつーの」

「ナニが…………ナニが残るんだろう」

妙な変装も解かず、死んだ魚のような目でぼそぼそと呟き、後の某Mさんを彷彿とさせる扱いを受けるチーフの姿に真墨と映士は大笑い。

「チーフ! そんなの、全然気にする事ありませんよ! こら!」

とうとう、さくらさんに耳を引っ張られて引き離される闇の力ブラザーズだが、その頃問題のスクールでは、やたら背広姿の似合う蒼太が難しい顔になっていた。

「チーフが落ちたのは、予定外だったなぁ」

「菜月達二人だけで、大丈夫だよね」

「うん。とにかく、ダークシャドウの尻尾を掴んで……」

そこへ入ってきたのは、本日はミニスカ女教師コスプレの風のシズカ。

「みなさーん、おはようございまーす」

「え」

尻尾、掴めた。

今回この時点までで、3話分ぐらい面白かったです(笑)

「シズカ……ちゃん?」

「まんま名乗っちゃってるし」

「ウン」

まりにも雑すぎるダークシャドウのやり口に、これは真墨向きの案件だったのではないだろうかという顔になる蒼太(笑) ボウケンジャー大人組のMPが、あっちでもこっちでも削られていきます。

更に続けて、講師として「好きな物は、六分儀です」というDS妖怪シルベガミが姿を見せるも、垢抜けない雰囲気でどこか歯車のズレた島田という元サラリーマンが平然と挨拶を返してしまった事から、その場で排除する、という雰囲気にはならず、出方を見る事に。

集中力は、冒険家の命綱。集中力が切れる時、それは! 死ぬ時です!」

必殺《私は既にいい事を言った! このシルベガミが!》

「ふーん、けっこういい事言うじゃん」

菜月@女子高生風コスプレの好感度が上がった!

(いったいなにを企んでるわけ……?)

チョーク妖怪の授業は終始まともに進み、休み時間、首をひねりつつも後を追った蒼太と菜月は、校長室でお茶するシズカと椅子にふんぞりかえるヤイバ先生の姿を発見するが、尾行がバレてしまう。

「ほう……生徒の中にボウケンジャーが紛れていたとは」

「ダークシャドウ! 今度は何を企んでるわけ?」

「べーつにぃ。これは新しいビジネスなの。プレシャスだけじゃやってけないもーん。みんなで楽しく勉強するだけ」

ダークシャドウがダークシャドウだけに、真実味があって困ります(笑)

「にも関わらず、我らに武器を向けるとは乱暴だな」

第9話以来となる、ヤイバ先輩の裏奥義《落ち着いた物腰と丁寧な口調で滅茶苦茶な屁理屈をこねる》が炸裂!

精神判定に失敗した菜月と蒼太は煙に巻かれて銃の向け先を見失った!

「みんな夢を持って入学してるんです! その冒険学校を、ボウケンジャーが荒らすんですか?!」

立て続けの抗議になんとなく丸め込まれてしまった二人は強硬手段に出るタイミングを失い、調査を継続。授業中に助けた島田にお礼を言われて無邪気に喜ぶ菜月だが、蒼太は菜月と喜びの握手をかわす島田の手をやんわりと引きはがしつつ、冒険には向いてないから辞めた方がいい、と冷たく言い放つ。

「菜月ちゃん……あの人にあんまり関わりを持たない方がいい。僕たちは任務で来てるんだよ。学校ごっこじゃない」

「……でも、会社まで辞めてきたのに。一生懸命冒険しようと頑張ってるんだよ?」

「あの人は……帰した方がいいと思うんだ」

「……酷いよ! 蒼太さんは何でも出来るから、そういうこと平気で言えるんだよね。蒼太さんが優しいのって、女の子だけなんだね! ふん!」

明らかに能力不足で学校の空気にも馴染んでいない島田に対する蒼太の正論に詰まりつつも、菜月は言葉を探して反論し、島田をめぐって二人は仲違い。

遠回しに怪盗セレネーの件が蒸し返されている感もありますが、任務優先で必要以上に他者と関わらない蒼太と、他者との関わりを大事にしようとする菜月、これまでの物語的蓄積を踏まえつつ、世の中の酸いも甘みも暗黒面も噛み締めすぎた蒼太と、過去を持たないが故に世界人間を知りたがる菜月を対比。

菜月ばかりではなく、菜月から光を当てる事で蒼太の陰影もくっきりして、良い掘り下げになりました。

「たく菜月のやつ……あの男に自分を重ねてるんだ。俺に鍛えられていた頃の、自分にな」

運動訓練の様子を隠しカメラ映像で見ながら、菜月に近づく新たな男の影に苦虫を噛んだような渋い口調になる真墨(笑)

「しかし……ホントひでぇな、こいつ。あれが受かって、おまえは落ちたわけだ。くじけるな明石! 別の人生について話し合うか!」

「はははは」

映士と真墨はここぞとばかり、積み重なった日頃のあれやこれやをAさんにぶつけ、再び両者の耳を引っ張るさくらさん、そろそろ目がマジです。

楽しくて仕方がない真墨、純粋に面白がっているような映士、チーフが心配で仕方ないさくら、と三者三様を描きながら天丼ギャグをやりつつ、二人の「いててて」からチョークをぶつけられた島田の「痛い」に繋げて場面転換。

平均台を渡れず、跳び箱に突っ込み、妖怪講師の赤チョークの直撃で気絶した島田は菜月に手当を受けながら、会社を辞めてまで冒険スクールに入ろうとした想いを語る。

「私……普通に学校出て、普通に、サラリーマンやってました。でもある日……冒険学校の貼り紙見たら、急に思い出しちゃって。子供の頃、冒険物の映画を見て、憧れた事。凄くドキドキして、いつか自分も、て思ってて。……素質ないって、わかってるんですけどねぇ。でも、こうやって訓練するだけでも、なんかホント、嬉しいな」

以前の菜月回は子供視点の「夏休みの冒険」が描かれましたが、今回は大人視点から「子供の頃の純粋な夢」が語られ、“大人の中の子供の心(夢)”というのは『ボウケンジャー』のキーの一つであると同時に、メインライター會川さんの持っているテーマ性の一つですが、小林さん流のアレンジが入った“大人”と“子供”と“ヒーロー”を巡る三角形には、後の『烈車戦隊トッキュウジャー』に結実していく要素の一端も感じます。

そして迎えた最後の授業……チョーク妖怪が菜月・蒼太・島田を含む6人を冒険者として認めて合格を告げると、風のシズカが残りの生徒達を範囲忍法で学校の外に強制放出。校長先生のロールプレイを終了したヤイバ先輩が島田を人質に取り、他の生徒と一緒に拘束された蒼太と菜月は、アクセルラーを海へと放り捨てられてしまう。

「ではこれから、あんた達優秀な冒険者に、手伝ってもらう事がありまーーす。命を懸けてね」

人質として利用された島田は、そもそも合格自体が手違いだった事を告げられ、無情に教室から蹴り出される。

「合格させたかったのは、あんたの前の57番」

――それは、サロンの隅で膝を抱えて目の前をよぎる幻のオオアリクイを数えながら虚ろに童謡を口ずさむ某Aさんの受験番号であった。

「チーフ!」

「よしっ!!」

……拳をぐっと握る某Aさんは、ホント、悪い意味プライド高いな(笑)

「出動だ!」

赤はヒーローの色であると同時に飲んだくれの色であり、また桃缶の色であり、人生の転落寸前、崖っぷちで甦ったチーフの指示で、待機組の4人は出撃するが、蒼太・菜月・他3名の合格者達は、ダークシャドウによってどこかへ連行されていた。

「蒼太さん……ごめんね。島田さん帰した方がいいって言ったの、こういう事に巻き込まれないようにって事だったんだよね」

「いや。僕も任務ばかりにこだわりすぎてた。菜月ちゃんが島田さんの想いを大切にしたから、島田さんは頑張れたんだ。訓練できただけで嬉しいって、あの時の笑顔を見てわかったよ」

「こら! 何ごちゃごちゃ言ってんの」

シズカが菜月の頭を小突いた時に、菜月が明らかに笑いそうになって慌てて表情を取り繕っているのですが、アドリブのパンチが意外と良い所に入ってしまったのでしょーか(笑)

「冒険なんて、しょせん無理だったんだな……。私にできる事といえば、しょせん……」

その頃、ごくごく普通に解放され、海を見つめて黄昏れていた島田は、海中で煌めく何かの光を発見する……。

一方、海を見下ろす断崖絶壁へと連れて来られた蒼太ら5人は、その沖に、光の船と呼ばれるプレシャスが沈んでいる事を教えられる。

「だが、海に冒険者たちの魂を捧げた時、その船は浮上する」

ダークシャドウ冒険スクールの目的、それは、インスタントな生け贄調達だったのだ!

成功するかどうかわからないけど、とりあえずやってみよー、という姿勢が非常にダークシャドウですが、5人が手錠をかけられたまま突き落とされて海の藻屑にされそうになったその時、駆けつけるチーフ達。

「俺も入学させてもらうぞ」

「「「「レディ! ボウケンジャー、スタートアップ!」」」」

ヤイバ先輩の妨害をかいくぐった赤が、ズバーンを投擲して手錠を切断、はズバーンの使い方として鮮やかでした。民間人3人を逃がし、アクセルラーを探しに向かった蒼太と菜月は、海に飛び込んでアクセルラーを見つけだした島田と出会い、その姿に、蒼太は笑顔で手を伸ばす。

一方、こうなったら正真正銘、星5レベルのボウケンジャーどもを海に叩き込めばいいんじゃない? と方針転換したのか、ダークシャドウは戦闘継続中。意外に強いチョーク妖怪に苦戦するチーフはズバーンを起動し、すっかりマジックアイテムに頼る体質になってしまいましたが、まあ、道具は使う為にあるのです。

プレシャスを良い事に使うのがサージェス財団、プレシャスを悪い事に使うのがネガティブです!

ズバーン怒濤の連続キックは妖怪を蹴り飛ばすも、ヤイバ先輩の忍法:絶望の折鶴影の舞――シャドウスキル:ディスピアダークフォースウェーブ――が炸裂。そこに青と黄が駆けつけてボウケンジャーは反撃に転じ、なんだか久々の気がする青の見せ場(鳥羽先輩回は生身アクションでしたし)から、イエローがドリルで妖怪を粉砕。

バンクのゲッコウ様で巨大化した妖怪は、アクロバットな動きを見せたダイボウケンサイレンビルダーのジャッキアップを利用して天高く跳び上がるダイナミックジャンプ、じゃなかった、フライングアドベンチャードライブ一刀両断し、ダークシャドウの闇の冒険塾作戦は失敗に終わるのだった。

蒼太は島田の中にもある冒険者の魂を認めて菜月も交えて握手をかわし、肩書きでもスキルでもなく、冒険者(ヒーロー)としての可能性は誰しもの中に存在しており、それを忘れてはいけない、と鮮やかに着地。菜月を「外の世界」と絡めつつ、ゲストだけではなく世慣れた蒼太もそれに故に見失っていたものに「気付く」、という構成が秀逸でした。

「冒険は学校で習うようなもんじゃない。ましてや点数なんてつけられるもんじゃない。そういう事だな」

綺麗にまとまった所で某Aさんがどや顔で口を挟み、これが本当の必殺《俺は既にいい事を言った! このボウケン(びしっ)レッドが!》

……だが、

「……まだこだわってるよ」

トラウマだなこりゃ」

素直に頷く蒼太と菜月に対し、映士と真墨は顔を合わせてニヤニヤ笑い、首をひねる潜入組に、基地で発生していたへし折られた不滅の牙の惨状暴露。そして、復活したからまあいいか、と諦めるさくらさん。

「明石から冒険取ったら……」

「「ナニガノコルンダロウ」って」

「おい真墨」

「なにが残るんだろう?」

チーフが割と本気で真墨を威圧する背後で、肝臓を刺す一言をぼそっと呟く菜月(笑)

「なにが残るんだろうね?」

「なにが残るんだろうな」

「なにが残るんでしょうか?」

「……うるさーい! どうせ俺は何も残らないよーーーーっ!」

吠えるチーフから皆が楽しく逃げ惑い、アバンタイトルの「惨劇の予感」からホップ・ステップ・ジャンプでオチまで繋げて着地も決めて、最後まで面白かったです。

30−31話で少し気になった映士と5人の距離感ですが、今回は「某Aさんを袋だたきにする」事で息の合ったコンビネーションを見せて皆の輪の中に入っており……何かどこかで見た覚えのある光景だな、と思ったのですが……あれだ、嫌な上司を前にすると鉄の結束で友情パワーが生まれる事で名高い次元船団バイラム(笑顔の絶えない愉快な職場)だ!!(笑)

次回――遂に明かされる菜月の過去? そして凄いの出てきた! 怒濤の展開の中で果たして伊能真墨は男を見せる事が出来るのか?!

タイキタイキ 2018/01/17 21:58 とうとう来ました、チーフ渾身のギャグ回。以前私が書いた「チーフが最大に壊される回」とは正にこれです。いいタイミングで来ましたよね。

>それぞれ変装に身を包み

実はここでチーフの格好が2005年に大ブームだった「電車男」のパロディだって気付きましたか?一応チーフは冒険バカ=オタクなので、こういう格好しても整合性はきちっと取れているのが地味に凄いです。

>「あっはは、別の人生って。明石から冒険取ったら、何が残るんだっつーの」

もう今回は、というかチーフはこの映士の台詞が全てですよね。「冒険バカ=冒険を取ったら何も残らない」だから「冒険バカそれ自体が最大の急所である」という所をシニカルに突いて来たのは実に鋭いですよね。少なくともメインライターの會川さんじゃこのギャグって無理でしたでしょうし、かなり際どい所突いてるなあと(笑)

>会社を辞めてまで冒険スクールに入ろうとした想いを語る。

それからもう一つ、今回の島田さんってチーフとは対照的な存在である気がします。「冒険バカ故に冒険以外何も出来ない者」と「冒険家になりたくても気持ちだけでその資質や才能がない者」との対比で、この辺は小林さんならではの大人社会のシビアな現実が示されてますよね。この辺「ロマンを追い求めることとそれを仕事にすることは別物である」という今作が持ち込んでいる「ロマンと仕事」という点の対比も綺麗に生かされていると思います。

>「……うるさーい! どうせ俺は何も残らないよーーーーっ!」

この台詞を見て思ったのですが、もしかしてこの回でチーフを通して描いたことが「シンケンジャー」終盤における「ビックリする程何もない」と当主を解雇された瞬間に覇気がなくなってしまう殿に繋がるのでしょうか?というのも、「冒険を取ったら何も残らない」のがチーフなら「剣術を取ったら何も残らない」のが殿であり、チーフはまだギャグに出来るから良い方であって、これが殿の場合背負ってるものの重みが段違いなので迂闊にギャグに出来ないんですよね。チーフの暗黒面を突き詰めたのが殿になるのかなと思いました。

スピリットヒューマンスピリットヒューマン 2018/01/17 22:38 >妙な変装も解かず、死んだ魚のような目でぼそぼそと呟き、後の某Mさんを彷彿とさせる扱い
それも面白かったですが、男二人の耳を引っ張るさくらさんにオーズの比奈はここから来てるのかなあと変なことを考えてしまいました。本人も認めてましたが、実際チーフから冒険取ったら何も残らない気がするので天職みつけて良かったですねチーフ。

シズカが菜月の頭を小突いた時に、菜月が明らかに笑いそうになって慌てて表情を取り繕っているのですが、アドリブのパンチが意外と良い所に入ってしまったのでしょーか(笑)
気づきませんでした(笑)。中澤さんも気づかなかったんでしょうか(笑)。

さくらさん→チーフは初期の頃から描かれていますが本当にチーフは気づかないなあ(笑)。できる人なのであまり戦隊ダメンズに入れたくはないのですが…ん〜〜〜…疎いとかそういうのを通り越してる感じがすごいです。

ダークシャドウは思えば小林さん初登板の第12話でも適当な感じでしたが、行き当たりばったりな感じがすっかり定着してしまいました。そういえばズバーンに対しては何この金ピカ?とすら言ってませんでしたが、アレをあっさり受け入れたんでしょうか(笑)。

やずみやずみ 2018/01/18 00:20 >赤「よし、アタック!」
最初の絵面から面白かったですが、このキメ台詞で限界でした(笑)。そしてさらに、

>「ナニが…………ナニが残るんだろう」
格好や正体を怪しまれたとか推測して気休めすればいいものを、真正面から受け止めてがっかりする姿が面白おかしいです。ただその反面、タイキさんが言ったように後の殿のプロトタイプっぽくも見えるし、さらに『電王』『トッキュウジャー』っぽい要素も織り込まれているし、以前の「あぶない相棒」には『オーズ』っぽい部分もありました。小林さんにとっての『ボウケンジャー』は、作品自体が何でもアリで自身は重責を背負っているわけではないからか、かなり実験を重ねているように見えますね。

>菜月を「外の世界」と絡めつつ、ゲストだけではなく世慣れた蒼太もそれに故に見失っていたものに「気付く」、という構成が秀逸でした。
蒼太と菜月を並ばせることで蒼太のキツさを抑えつつキャラ立てしていく手法は確かにいいものですね。ただ菜月、すぐ次の回にはターニングポイントを迎えるわけですけど、今回は次回の布石として機能するのかどうか。

輝剣輝剣 2018/01/18 01:58 >それぞれ変装に身を包み、
>魂の抜け落ちた不滅の牙が燃えないゴミと化して転がっていた。
>垢抜けない雰囲気でどこか歯車のズレた島田という元サラリーマン
スタッフの渾身の暴走によって完全武装されたチーフは今回の主役二人を完全に喰っていた。
だが、そんな現場にチーフにも負けない救世主が!
その名は島田! 演じている坂本氏はトッキュウジャーでの客演の時もそうでしたが駄目さ全開の善人が

はまりすぎてます。
パンツ一枚で立っていて、これほど違和感がない人というのも他にいないでしょう。

>体力・知力・精神力、全てにおいて自分では気付いていない欠陥があります。冒険家には向いてません。

周囲の人に相談して、別の人生を考えましょう。
島田氏に対する評価としては適格だし、ダークシャドウも意外と仕事してましたね。

>ヤイバ先輩の裏奥義《落ち着いた物腰と丁寧な口調で滅茶苦茶な屁理屈をこねる》が炸裂!
何故素直に詐欺の方向に進まないんでしょう、ダークシャドウ……

>「たく菜月のやつ……あの男に自分を重ねてるんだ。俺に鍛えられていた頃の、自分にな」
チーフが健在なら第14話の事を蒸し返して弄ってくれたものを……

>映士と真墨はここぞとばかり、積み重なった日頃のあれやこれやをAさんにぶつけ、
チーフの唇がプルプルと(笑)

>風のシズカが残りの生徒達を範囲忍法で学校の外に強制放出。
ニンニンジャーでのその手のシーンと見比べると技術革新の凄さが逆説的にわかりますね。

>人質として利用された島田は、そもそも合格自体が手違いだった事を告げられ、無情に教室から蹴り出さ

れる。
一応形だけとはいえ謝るシズカですが、島田さんは他のガチ勢と違って夢を見させてもらえた分マシという見方も。
でも会社辞めてるし、うーん

>ヤイバ先輩の妨害をかいくぐった赤が、ズバーンを投擲して手錠を切断、はズバーンの使い方として鮮や

かでした。
ついにチーフ相手に安定優位をとれなくなってしまったヤイバ先輩。
でも裏奥義は健在なので、次からは伝奇力と高二病マシマシで頑張ってほしいところです。

>海に飛び込んでアクセルラーを見つけだした島田と出会い、その姿に、蒼太は笑顔で手を伸ばす。
ボウケンジャーの登場人物にしては珍しく裏がない純然たる善意の勝利。

2018年01月16日 結成!東都を守る正義のトライアングル

[]不滅の牙は勧誘しかしない

◆ゆーりさん

 >トランスチームガンの蒸血も宇宙刑事ですしねー(笑)趣味で通してそうな気がしてきました。

どうしてあんなコールなのか……というのはもう、完全に趣味だった、という感じになってきましたね(笑) もしかしたら、ロマン系悪役なのか葛城巧……!

スピリットヒューマンさん

 >単に部署が違うからだと思っていたのですが、そうなるとさくらさんとの打ち解けの回を後回しにしたのも納得です。

組織所属する、という感覚自体が映士に欠けているので普段ブラブラしている、と見た方が納得度が高い気がしてきました(^^;

 >前回なんかズバーンが強すぎると書きましたが、今回は怪我人運搬の役回りで不必要に新キャラの格を落とさずにバランスが取れて良かったです。

玩具販促が絡むとどうしても波が出てしまますが、今回はロボの踏みつぶしを受け止めつつ、上手く役割を与えましたね。

 >ズバーンメインの話をもう一回くらいやってほしいですが、時期に厳しそうなので、このまま空気になってしまわないか心配です。

レムリアに焦点が当たりそうな雰囲気になってきたので、そこでキーになるのかなーと期待しています。

 >まさか自衛隊でこんな技教わったんですかね(笑)

謎の特殊部隊なのでこれぐらいのレクチャーはあったのかもしれません……。

 >ちょうど今GAYOで配信している電王をの第43話から第46話にヤイバさんが(笑)。やっぱり電王はいいなぁ…

クライマックスのいい所ですねぇ……黒田怪人は声が強すぎるからか、ヤイバ先輩以外は、割とざっくり片付けられるイメージがあります(笑)

 >監督デビューして1年しか経ってない柴崎さんもいい仕事してます。

第44話はホント良かったですねー。良太郎とMさんが並んで話すシーンが凄く好きです。

◆やずみさん

 >本話だけでなく全体として「映士と他5人の歩み寄り」がちょっと遅めかな、とは思うところです

 >(特に蒼太、やっぱり前回の揉め事のインパクトが強すぎる)。

今回を踏まえて前回を考えると、蒼太と映士は純粋距離感縮まっていない感じですよね……。前回はズバーンの真意確認の輪から映士が外れているのが酷いと思っていたのですが、設計通りなのだとすると、10話近く、友好度LV1のままだったのか映士……みたいな(^^;

 >確かに、蒼太・さくら・映士の3人だけ残ったならもっとドラマがあってもよかったかな、とは今になってみると思いますね。

ここでもう少し、蒼太とさくらの映士へのスタンスをはっきりさせておけば、その後の土台ができたと思うのですが、曖昧にして流してしまったのは尾を引いたかなと思う所です。夏のエピソード群自体は、平均して面白かったのですけど。

 >『ボウケンジャー』は「ライターにも監督と同様、2本ごとのローテーションをさせる」という文芸上のポリシー

随分かちっと回しているなぁとは思いましたが、完全にそういう設計で作っていたのですね。戦隊の作りだと、向いた話とやりたい話とやらないといけない話のタイミングが、割と難しいのかもですね。

◆輝剣さん

 >ここで口を挟まないということは職権でさくら姐さん教育係に任命してたんでしょうね。

……あの人はなんか、本当は自分でなんとかしないといけない仕事を、さくらさんに丸投げしているような気がしてなりません……(笑)

 >こう考えるとシンケンジャーが外道衆以上に苛烈でありながらも志葉家という組織を維持してきた意義もわかります。

 >後方支援組織がないシンケンジャーの末路が高丘流なんでしょう

高丘流が映士が死ねばジ・エンドという先細り状態のようなのは、まさに、組織を持たない志葉家の末路、というのは凄く成る程です。そう考えると、異形ハンター切り札たる血脈を守る為の組織化、という要素を終盤にきちっと表に出してくる辺りは、『シンケンジャー』の設定はホント戦隊的によく考えられてますねー。

 >結局書類は誰が書いたんでしょう?

最終的に菜月が適当に書いたものを見るに見かねて真墨が手直しした、に1票(笑)

 >真墨がOP前に続いて弄り倒されているのが楽しかったですね。

手頃な生け贄(おぃ)というか、真墨、どれだけいじっても使い減りしない耐久力……(笑)

 >もしかしてメンバー全員と兄弟盃交わしてるのチーフだけ?(多分、青は赤だけだし、桃も赤黄の二人だけっぽい)

その状態で、チーフの脳内でだけ冒険魂で固く繋がり合ったボウケン一家が構成されているんですよね……(笑)

 >え!?(ボウケンジャーの良心・真墨と世話焼きお姉さん枠の菜月を見る)

真墨と菜月が居なかったら、インフェルノです(笑)

 >その”めんどくせぇ”ことをしてあげることとしてもらえることの大切さは本来の視聴対象のお友達達に伝わるんでしょうか?

この点を、映士が学び受け入れる事があるのだろうか、というのはちょっと気になる所です。この先じわじわと描かれるのかもですが。

 >病室の青黄黒の掛け合いはアドリブだそうで、こういうやり取りができるほどに人間関係時間をかけて描ける点が戦隊シリーズの強みですね。

ああ完全に、お任せだったのですか。その上で、菜月は林檎の皮を剥けない、真墨は当然綺麗に剥ける、というのはイメージ通りでおいしすぎましたね(笑)

 >だから、あまりポンポンメンバーばかり増やさないでほしいものですが……

弾だけばらまかれて、後は視聴者の妄想でなんとかして下さい、というのは限界がありますよね……(^^;

◆五月サツキさん

 >まあ、スカウト時にチーフがちゃんと説明しなかったせいですね。21話でもそうでしたが、とりあえず冒険すればいいと思っているようですし。

「書類仕事があります」と言わなかったチーフが悪い……部下と揉めていても改めて説明しようとしないチーフが悪い……。

 >ネガティブシンジケートである以上6人共通の敵なんですけど、長く戦ってきた映士としては自分が倒さなければならない相手と思っていそうです。

今気付きましたが、そういう点ではガイの攻撃を引き受けて、さくらが結界破壊するまでの時間稼ぎを買って出た、というのは映士にとっては一つ大きなポイントなのかもしれないですね。

 >そして社会に疎い映士ですら知っている家の出だったさくら姐さん。シンデレラ回を踏まえてさりげなく補強するあたり、流石は小林さんです。

何かと便利なお嬢様設定をきちんと補強して、現在の人物像と繋げたのはさすがでしたよねー。

 >今までの回でクールだけど時折感情を爆発させてしまうような風でしたが、幼い頃に自分を押さえ込んでいた反動なのかと思うと納得できます。原因は大体不滅の牙。

蒼太と比べると、さくらは時折ぷちんとキレるというのも、ある意味ではそれをやりたくて家を出たというのが綺麗に繋がりましたね。そしてそういう意味でも、不滅の牙に内心の感謝があるようで……なんという泥沼!

 >脚本ローテに関しては微妙なところですね。後半會川脚本回が少ないのですが、当時會川さんに別の仕事が入っていた影響だそうで。

1年物の難しさですねぇ……。

[][]『仮面ライダービルド』感想・第18話

◆第18話「黄金のソルジャー」◆ 監督中澤祥次郎 脚本:武藤将吾)

〜あらすじ劇場〜

「……そんな中、北都との戦争が始まり、戦兎は東都を守る為に、戦う決心をする」

「そうか、決心してくれたか」

「うわー、幻徳」

「氷室首相と呼べ」

……え、もう、首相気取りなの、この人。

「いよいよ我々東都の逆襲が始まる。北都などひねり潰してくれる」

「そういう事言われると……んー、考えなおしちゃうよなぁ」

「じゃあ言わない」

「素直かよ。さあ、どうなる第18話!」

ヒゲ所長改め首相代行改め首相代行失脚寸前改め司令長官があらすじ漫才を侵食したばかりか、龍我の出番、無し(笑)

映像編集もノリノリで、いけいけぼくらの仮面ライダービルド! 悪の北都をぶっ倒せ! 使えフルボトル、唸れドライバー、光れ正義ホワイトボード! 東都の平和を守るためにスクランブルだ!! いざとなればこの氷室幻徳がナイトローグとなって市民安全を守ってみせる!! 蒸血!!!

〜あらすじ劇場・また来週〜

というわけで、東都に迫る脅威、北都から来た男と対面する戦兎と龍我。

「かしら〜。何やってたんすか、遅いっすよ」

方向音痴の俺を一人にしたおまえらが悪いんだろーが」

前回は初登場回にしてはインパクトがもう一つに感じていた猿渡ですが、身勝手さの中にうまく愛嬌が入って、個人的にはこの台詞で一気に面白くなりました。

ドライバーを装着した猿渡はロボットジェリーをスクラッシュして、変身。……森永製菓さんは、この時間に、ウイダーinゼリーのCMを打つお考えはおありでしょうか。

相変わらず若本ベルトは何を言っているのかわかりませんが……えーと待ってこれ、考えてみるとこの音声データ葛城巧がスタークの音声変換機能で若本ボイスを真似して自分で吹き込み、興奮のあまり「ぶぅらぁぁぁっ!」とか入れてしまったのでは。

……役者としてはそれはそれでアリなのかもしれませんが、近年(と言ってもだいぶ長い気がしますが)の、若本規夫が若本規夫を演じている、みたいな事になって以降の若本さんはあまり好きではないのですが、人格の無いベルト音声だけにまさに「若本規夫」こそ求められてはいたのだろうとしても、キャスティングする方も少々悪ノリしすぎではなかろうか、とは思うところ。

10秒チャージした猿渡は、金色のボディに茶色の胸部−肩部装甲とヘルメットを被った、やはりどうにもデモニカ似(目からクラッシャーへ向けてのラインがガスマスクっぽく見えて拍車を掛ける)の仮面ライダーへと変身。

「仮面ライダーグリス、見参」

いきなり名乗ってくれました。いい人だ!!

(名乗ってくれなかったらしばらく、「仮面ライダーデモニカ」扱いする予定だったらしい。……まあそういう点では実はまだ、「猿渡」という名前は一度も出てきていないのですが)

……ところで、なんか聞き覚えがあるのに違和感のあるBGMだと思ったら、『キュウレンジャー』……?

という不思議なBGMの使い方から、2話ぶりの通常OPの映像はいつも通り。新展開という事でそろそろ大幅変更があるかと期待していたのですが、スプラッシュやグリスのマイナーチェンジも無いので、次回辺りでしょうか……いやそろそろ、一緒になって跳ねているマスター外道過ぎるので、OP変えてほしいです(笑)

「心の火……心火だ。心火を燃やして、ぶっ潰す」

「ほぅ……上等だ! おら!」

ロボット座の救世主に早速殴りかかるクローズだったが、防戦一方に見えたグリスは不意に反撃に転じると、クローズと同じ武装を召喚。いやらしい振り方でボトルを追加すると右腕にプロペラが生え、まるっきりフォーゼですが、グリスはメカ×アタッチメント、という路線になるのでしょうか。

空中から雨あられと弾丸を浴びせたグリスは、弱ったクローズに接近戦でも猛攻から、肩のブースターを起動しての低空ライダーキック(意外と新しい?)を直撃させるが、倒れたクローズに駆け寄る美空の姿を見て動きを止めると、戦闘を中止。

「途中参戦で倒した相手から戦利品を貰うってのは性に合わねぇ」

「そのドライバー、どこで手に入れた?」

「ああ……これか。陽気なおっさんから貰ったんだよ」

最低だ!

猿渡から戦兎達に情報が伝わるのを期待して、わざと素顔で渡しているのが最低だ!

「ボトルはその内取りに行く。複眼洗って待ってけよ」

これも面白く、猿渡の掴みとしては、上々の初バトル。

(あの女……どっかで)

猿渡は美空の事を気にしながら3バカと共に去って行き、基地へ戻ってスクラッシュのデータがコピーされている事を知った戦兎は、「俺のヒーロー感が薄れるだろう!」と無茶苦茶な事を言いながら龍我からスクラッシュドライバーを取り上げるが、そこに北の方から着信あり。

表示を見て下手な誤魔化しをしながら一階に移動するという事は、戦兎はマスターの番号を着信拒否にしていないし、マスターもしれっと以前の携帯からそのままかけている事が窺われます(笑)

マスターは盗んだデータを元にスクラッシュドライバーを難波重工で製造した事をさらりと明かし、以前に難波重工で待ち受けていた時に座っていたとおぼしき豪華な椅子が北都のアジトに持ち込まれているのですが、スタークとしてふんぞり返る用なのでしょーか。その為に国境を越えて持ち込んだのでしょーか。本当に楽しそうです。

「スクラッシュドライバーは、ボトルの成分をフルに使える代わりに、ネビュラガスの影響をもろに受ける。その副作用は、パンドラボックスの光を浴びた症状と同じ。変身する度に、好戦的な気質が剥き出しになって、どんどん戦いに取り憑かれるようになる」

「でも、スクラッシュドライバーが無いと、北都の連中には、勝てねぇぞ」

「だから俺が使う。あいつらを、何があっても俺が守る」

冷蔵庫の裏で聞き耳を立てていた龍我・美空・紗羽は戦兎の真意を知り、戦兎はマスターを追求。

「……あんたの目的はなんだ」

「何度も言わせるなよ〜。……お前達の成長だ。いいゲームを期待してるよ、チャオ」

クール目から一部ネタばらしをして、自分の計画の為に他者を掌の上で踊らせているのを公表する、というマスターの路線は面白いのですが、その為に用いている特殊能力が出鱈目すぎる事もあり、どこかでこのパターンに変化は欲しい所。そのタイミングがいつになるかが、今作中盤のポイントになりそうかな、と。

マスターが北都に与している事をハッキリ知った戦兎は、美空への宣言通りに戦争と向き合う覚悟を決め、自らヒゲブレスを身につける。

兵器としてじゃない。東都を守るためだ」

……待って戦兎、落ち着いて考え直して戦兎! ヒゲ絶対、夜中に用も無いのに通信してきて「……今、暇か?」とか言いながら好きな音楽の話とか好きな車の話とかどうでもいい雑談始めて仕方ないから毎晩付き合っている内に自動的好感度が上がって幻徳ルート解放されてしまうから待って!!

北都のスクラッシュドライバーについては、盗まれたデータと難波重工との関わりを説明し、意外と冷静に受け止めるヒゲ司令長官。……国家存亡の危機が男を急速にレベルアップさせているのか?! そう、私がやらねば誰がやる!!

東都の救世主達の心が一つになったその時、TV局をジャックした猿渡が東都全土へ向けてメッセージを放映。スカイウォールが存在する事で戦車戦闘機を使えないこの国の戦争では、仮面ライダーこそ最強の兵器である、となにやら『機動戦士ガンダム』的な理由付け。

そしてパンドラボックスと東都のフルボトルを入手したら北都に戻る事と、民間人は原則として傷つけない事を宣言。

ヒゲ長官は急ぎガーディアン部隊をTV局へと向かわせ、

「お前達もだ。頼んだぞ」

何やら台詞まで長官ぽくなっているのですが、どこかスタークの悪影響も感じます(笑)

意を決して、ヒゲ長官の指示に従う一歩を踏み出す戦兎に、思い詰めた様子で問いかける龍我。

「スクラッシュドライバーで戦うつもりか」

「…………おまえに使えて、俺に使えないわけないからな」

……でも戦兎、ドラゴンボトルに嫌われてるよね……?

「ヒーローの座はそう簡単に譲らねぇよ」

スマッシュ人体実験、スクラッシュドライバーの副作用、データ流出……冗談めかしながら、戦争の責任を一身で取ろうとする戦兎の想いを感じる龍我は無言で後に続き、その頃、猿渡は北都首相から連絡を受けていた。

「随分大胆な事をしてくれたわねぇ」

「あれはあんたに対する警告でもある」

「どういう意味かしら」

「勝手に兵隊やらスマッシュやらを寄越してこっちのペースをかき乱すなって事だ」

「だったら、早く成果を出しなさい? あなたが守りたい人達の為にも」

そしてそんな猿渡に、心配そうな表情で声をかける赤羽。

「……後悔してませんか?」

「あん?」

「……俺たち、いや、俺たちの家族の為にこんな事を」

「何度も言った筈だ。幾らお前達が俺のこと慕ってくれようと、俺は記憶を消してる。お前達の事なんか知らねぇ。自分が楽しくやってるだけだ」

早くも何やら訳ありの様子が窺わされますが、基本的には引き続き、暴走族だと思っておけば良さそうです。気になるのは「記憶を消されてる」ではなく「記憶を消してる」という言い回しですが、わけあって自ら人体実験に志願した、とかそういう事なのか。

TV局を包囲するガーディアン部隊の前に姿を見せた猿渡は、グリスに変身して大暴れ。パイルバンカーでガーディアンを殴る度に、チェーンソーのような効果音が入るので、サイドに刃がついているのかと思ったのですが、玩具のCMで見る限りはそういった感じではなく……勢い?

「足りねぇなぁ……全然足りねぇなぁ! 誰が俺を満たしてくれるんだよぉ!!」

そこへ戦兎と龍我も到着し、前回も戦兎達の居場所をサーチしていた3バカ、黄色匂いを嗅ぐ仕草でいちはやく二人に気付くのですが……スマッシュの匂いがわかる? と、北都関係者の謎は色々と小出しに。

グリスの前に進み出た戦兎はスクラッシュドライバーを身につけ変身…………ERROR。

相変わらずドラゴンボトルに嫌われています(笑)

なおこれがファイ○ギアだったらいい感じに後ろへ吹っ飛んでアスファルトの地面に叩きつけられる所だったので、劇中で始めて、葛城巧は悪い人間ではなく、科学を悪用する周囲の思惑が悪いのかもしれないと思いました!

落ちたドライバーに手を伸ばす龍我を止める戦兎だが、それを制する龍我。

「美空の為だ。こいつはヤバいベルトなんだって? お前になんかあったら、美空が悲しむ。あいつにはもうお前しかいねぇんだよ。俺ならたとえ死んでも誰も文句は言わねぇ。こういう役回りにはうってつけなんだよ。――悪いな。ヒーローは俺だ」

……香澄の為に冤罪を晴らすという動機と、たとえ死んでも構わないという姿勢に共通するのは、どちらも未来を見ずに過去を見ているという事で、まがりなりにも戦兎がアイデンティティ(仮)を得た一方で、龍我が現在への存在理由を失いつつある、というのは皮肉な状況。龍我の場合、スターク(マスター)への復讐に心が向かないのは疑問があるのですが、たとえ腐れ外道でも美空の父親には手を出せない、という事なのか。この辺りは、納得の行く形にしてほしいところです。

龍我はスクラッシュでクローズに変身し、金と銀は再び激突。3バカスマッシュに囲まれた戦兎は、北都のフルボトルを用いた新たなベストマッチフェニックスロボへとビルドアップし、とうとう左手がロボハンドに(笑) 劇場版公開中というタイミングもあって、オーズ×バースに見えるフェニックスロボは、火の鳥エンドでさっくりとオウルスマッシュを撃破。大盤振る舞いで続けてスマホウルフを発動し、アプリのバージョンアップが終わりませんフィニッシュでスタッグを撃破。

「なんでこんな技を……これがビルドか」

ベストマッチを発動して次々と繰り出されるビルドの攻撃に対して、転がった青の台詞は何やら思わせぶり。思えばマスターはビルドドライバーのデータは既に持っているわけで、その気になれば量産可能だと思うのですが、戦兎がスクラッシュを使えないように、ビルドドライバーもドライバーで、何やら他の使用条件があるのかないのか。

まあ後半、ぞろぞろとビルドが敵として出てくる(多数のフォーム無駄なく使える)というのは如何にも有りそうではありますが。

「これだ……俺が望んでたのはこういうバトルなんだよぉぉっ!!」

クローズと殴り合って大興奮のグリスは、プロペラビームでクローズを撃破。……同型対決とはいえ、前回の今回で新ライダーの踏み台にされてしまうクローズ、同じ喧嘩馬鹿カテゴリである中の人の能力差も感じられ、龍我のアイデンティティが本格的に危ない!

「強敵(とも)よ、最後の時だ」

生身の龍我目がけて躊躇無く低空ライダーキックを放つグリスだが、ビルドがスマホシールドでそれをカバーリング。しかし液晶画面は砕け散り、ビルドも変身解除。

「なんで……?」

「死んでも誰も文句言わねぇだと? ……なら俺が言ってやるよ。「ふざけんな」。俺は誰も死なせない。敵も、味方も。それが……俺の戦い方だ!」

戦場において如何にして正義のヒーローを貫くのか、を宣言する戦兎だったが、グリスをその戦兎を蹴り、踏みつける。

「なに寝言云ってんだ。戦争の意味がわかってんのか? 俺たちはな、殺し合いをしてんだよぉ!!」

民間人を徒に戦火に巻き込むつもりはないが、手向かう戦闘員には容赦のないグリスは生身の戦兎を思いきり蹴り飛ばし(実質スマッシュだから丈夫です)……うーん……前回も思った事ですが、舞台を「戦場」とし、兵士と兵士の「殺し合い」を断言してしまう事で、ヒーローフィクションにおける「象徴」「隠喩」「寓意」「婉曲」「置換」などの機能を減じてしまうわけで、果たしてこの物語は、敢えて「人間同士の戦争」を持ち込む事で、従来以上の劇的な効果を発揮できるのか?というのが、現在の流れへの疑問にして大きな不安点。表向きハードな事をやったけど、間接的な表現で描いた方がよほど伝わるものがあったのでは、という事にならないか心配です。

そういう意味で今回、前回持ち込んだ「戦争」という要素を、ヒーローフィクションの文法に組み変えていく作業をしていた中盤までは面白かったのですが、この終盤でまた、その疑問が首をもたげる形になってしまいました。

「こいつらを片付けて一気に東都政府へ攻め込むぞ」

戦兎が落とした北都のフルボトルを回収したグリスだが、迫り来る車! 間一髪でかわした!

車で突っ込んできたのはエージェント、絶対エージェント紗羽。あと少しグリスの反応が遅かったら、見事に跳ね飛ばしてヒーローとしてのイニシエーションを達成し、ハザードレベルが3.0に達してしまうところでした。

「ふふはははははは! ハザードレベル3.0! 遂に覚醒したか、さわぁぁぁ!!」

助手席から身を乗り出した美空がフルボトルをパスし、戦兎は困った時の逃走用でお馴染みロケットパンダに変身すると龍我を回収して窮地を脱出。走り去る車に乗った美空の姿をまざまざと目にしたグリスは、キャッスルが放とうとしたレーザを止めると、変身を解除。

「あの女……」

取り出したスマホの画面を見つめる猿渡。

「やっぱりそうだ」

ここまでの流れを考えると、失った記憶に関係する人物とか……?

「あの子は…………」

シリアスな表情で車の行方を見つめる猿渡が思い浮かべるのは……

「はーーい! みんなのアイドルみーたんだよ! ぷんぷん!」

「みーたんだーーーーー!!」

ネットアイドルのファンだった。

……なぜか猿渡と美空が一緒に写っている謎の写真、とかシリアス方面の伏線にするのかと思わせておいて、ネットアイドルの待受画面、というのは見事にやられました(笑) この後の演出ラインが若干不安になりますが、ネットアイドルを拾ってくれた事も含め、今回に関しては悔しいけど面白かったです。

ネットアイドル、情報収集能力も資金力もあるし、その内、カリスマ地下アイドルテログループとかになったらどうしよう……。

その頃、我らがヒゲ長官は難波重工に自ら乗り込んでいた!

スクラッシュドライバーについて会長に直談判しようとする勇気溢れる凜々しい長官だったが、会長室に現れたのは、ファウスト活動の罪を被せて闇に葬り去った筈のメガネ秘書

内海……どうしておまえが」

「お久しぶりです……氷室さん」

デキる男にクラスチェンジ、と思わせて、結局今回もオチをつけたヒゲ長官に向けて、内海は余裕の微笑を浮かべるのであった……!

トカゲの尻尾切りの前に難波会長に直接呼び出されるなど、如何にも難波と直接繋がりがある感じだったメガネが復活。この辺り、引っ張りすぎないで次々とカードをめくってくるのは、今作の良い所です。……めくり方が思い切り良すぎて、時に鍋島みたいな事故も起こりますが、メガネカードは効果的になってほしい。

それにしても、

非道な強敵 → セクシー担当 → 溢れ出す小物臭 → スタークの玩具 → ビルドに完敗 → パパバレ → 失脚寸前 → V字回復 → 実質的に戦争をふっかける → 龍我の《説得》に成功 → ごく自然にあらすじ劇場に介入 → 戦兎との絆が発生 → 東都の平和を守るヒゲ司令長官爆誕 → まさかの内海生存でビックリ仰天

氷室幻徳、ここまで面白くなってしまうとは…………。マスターがある程度、予想できる中で最低ぶりが突き抜けて面白くなったのに対して、全く予想できない方向に転がっていて、新しいジェットコースター系悪役の形として、今後も七転八倒を期待したいです。

次回、長官、決死の蒸血――こいつは凄いぜ!

スピリットヒューマンスピリットヒューマン 2018/01/16 21:03 美空は猿渡の実の妹でマスターは誘拐してきたのか?と一瞬本気で考えたのですが…なんか悔しいです。普通に騙されました。…今更ですが猿渡って渡から来てるんですかね。大森Pはキバではサブプロデューサーやってましたし。

なぜ戦兎がスクラッシュドライバーを使えないのか…というよりはなぜドラゴンだけゼリーにできたのかが気になります。

スタークになると声が変わるのは正体を明かさないためだったのだしょうが、メタなことを言えば、役者さんがスケジュール的に厳しい時に変身後の姿だけですませることができるからなのかなと前回と次回予告を見て思いました。まあ、前作でレギュラー陣のスケジュールに悩まされたから、声優さんなら定期的に集まってもらうだけで拘束時間も短いからいいじゃん いいじゃん スゲーじゃんというのはカブトと電王で東映が得た秘技といえますが。

>なおこれがファイ○ギアだったらいい感じに後ろへ吹っ飛んでアスファルトの地面に叩きつけられる
なあこれがカイ◯ギアだったら少し変身しただけで死亡です(笑)。
あれでもオルフェノクの記号がうまく適合しなかったから死んだんでしたよね?カイザギアを人間がつけたらどうなるんでしょうか。ファイズは普通の人間がキチガイじみた洗濯好きしかいないですからね(笑)。

特命特命 2018/01/16 21:46 >戦兎
幾ら何でもPCに保管していたデータを奪われるのは流石に迂闊過ぎるだろとは思いました。一応「天才」物理学者なんですから、何かしらの対策くらいはやって欲しかったです。そのデータは自分の頭にしかないとか。あるいは科学者キャラらしく「こんなこともあろうかと!」みたいに斜め上の発想でどうにかするとかw

>龍我
前回まで散々免罪がどうとか言っておいて、今回「俺が死んでも悲しむやつはいねえ!」といいだしたのは流石に唐突過ぎると思いました。
後彼クローズに変身してから何だか微妙に扱いが悪くなっている気がするんですよね。今回と言い、クローズ初変身の次の回であっさりやられるのは流石に酷過ぎるとは思うんですよね。それ以外でもただ戦兎について行くだけであんまり主体性と言うのが感じられないような... 一応バディ物をやりたいのならもう少し彼を行動させて欲しいです。

えぬえぬ 2018/01/16 22:22 今回の18話、管理人さんの感想を読んで「バトルロワイアル2」を思い出しました。北都対東都のライダーバトルが、映画の「藤原竜也率いる、BR法の生き残り少年メンバー」対「それ対策に新たに集めた、新メンバー」という図式と似てたので。

ゆーりゆーり 2018/01/17 11:19 「じゃあ言わない」が含みを持たせた言い方になる辺りノリノリでしたねえ(笑)。戦争が終わるまでしばらく首相の座にいると思われますがこれからも色々あるんでしょうか。

龍我に関しては、映画の話なんですけど龍我は明確な戦う理由がないことを指摘されてたんですよね。今まで免罪や香澄を理由にしてきたけど、他に理由が無いからという風にも見えました。何かしてないと不安になるとも言ってましたしね。何もないって言っていますが逆にハッキリとしたように思えます。

つるつる 2018/01/18 19:32 先週焦らした分、グリスも猿渡も面白くて良かったですねー
まあ最初と最後は首相が持って行ったんですが(笑)

グリスが記憶を捨てた(?)ライダーで、ビルドは記憶を奪われたライダーというのも今後に期待が持てる設定で、素直に楽しみです
そうなるとクローズは記憶に縛られたライダーになるのかな…と思ったのですが、設定としての香澄の都合の良さを考えると、もしや偽の記憶を与えられたライダーなのでは…?と妄想が止まりません(笑)

一方で「戦争」というワードは自分も少し引っかかりました^^;
日本産ヒーローがあまり踏み込んで来なかった、戦争という要素を直接持ち出したからには、どちらに転ぶにしてもしっかりやりきってもらいたいですねー

2018年01月14日 激走そして冒険

HP更新

〔『激走戦隊カーレンジャー』感想まとめ2〕

宇宙道交法違反でジャッジメント! なあいつがやってくる、第7−12話。色々と助走段階ながら、激走への布石じわじわと。

また合わせて、これまでは同期や前後の作品を把握したいという意図で放映年順で並べていたのですが、感想数の増加にともなって把握しずらくなってきので、戦隊ライダー・メタルヒーロー・その他、のシリーズごとに分けて並べ直しました。

[]ネビュラガス in the ゼリー

スピリットヒューマンさん

 >ビルドは面白いですが、不安要素もあるので新キャラたちで物語をどのように動かしていくのかは楽しみです。

一気にバカ濃度が凄く上がってしまいましたが、猿渡がどんな味付けを加えていくのか、楽しみですね。

 >テルマエ・ロマエをたまたまテレビで見たのですが、脚本がビルドの武藤さんでした。

おお、そうだったのですか。録画しておけば良かったなぁ……。

◆つるさん

 >本編の描写や設定から副作用があるタイプのベルトのようですし、ベルトを巡る話がうまく転がってくれることを期待したいです

変身前にビリビリしていましたし、色々な意味邪悪そうでしたね……(笑) 新たな呪いのベルトとしての存在感も楽しみです。

 >パトレン一号の前髪と眉毛に気を取られて気づきませんでした^^;

 >2人のレッドはそれぞれ、従来の戦隊だと攻め過ぎ感があったであろう尖ったメイク髪型で、早速作品への期待値が上がっています

パト一号は、しょぼくれたトレンチコート姿がまず似合う事を狙ったのでしょうが、ここからどう馴染んでくるのか楽しみですね(笑) これまで以上に見た目でわかりやすくキャラの差別化をはかっているのが、面白い方向に転がってほしいです。

◆インザファイトさん

 >現在配信中のロボタック第15話「ライバル天才探偵」の脚本は扇澤氏で、グリーンレーサーの方がゲスト出演されています。

ありがとうございます

 >こう特殊な基軸の作品ばかりだと、なかなか新鋭の脚本家が育たないのではないか、とも思いますね^^;

ライダーはここしばらく、なるべく一人の脚本家にコントロールしてもらおう、という方向性ですが、戦隊でそれをやると良さが減じてしまう面があるので、さじ加減が難しそうですね(^^;

 >一方で「ジャンパーソン」「ブルースワット」みたいな特殊な作風の作品には多くの脚本家が参加していましたけどね。

堀プロデューサーの方針が大きかったようですが、『ジャンパーソン』はつくづく、かえすがえすもミラクルだったな、と(笑)

[][]『轟轟戦隊ボウケンジャー』感想・31話

◆Task.31「亡国の炎」◆ 監督中澤祥次郎 脚本:小林靖子)

「嫌いでも面倒でも関係ありません! やってください」

再三に渡り映士に報告書作成要求するさくらだが、嫌がる映士はそれを蒼太にパス

「おまえそういうの得意だろ。頼むわ」

「えぇ?」

にっこり笑う映士ですが、なにぶん見るからに強面なので、凄く嫌な感じです(^^;

「誰が書いたって同じだろ。な?」

「……わかりました」

憮然とした表情で出て行ったさくらは、行きつけの店で怒りのパフェやけ食い。……こんな感じで、(あの冒険バカ野郎!)(あの元スパイ野郎!)(あのお子様コンビども!)とストレスを甘味で晴らしているとすると体型が大変心配になりますが、現在スタイルを維持しているという事は摂取した分のカロリーを消費するハードトレーニングを課しているのだと思われ、ストレスが溜まる度に、ボウケンピンクは強くなる!

「気に入らねぇな。クールだかなんだか知らねぇけど、言いたい事あるなら言えばいいじゃねぇか」

さくらが出て行った後メンバーからの一斉砲火にさらされた映士は、言われても聞かない事を棚に上げて相手の非をあげつらうのですが、典型的な、自分が我が強い人の「皆が遠慮しない方が生きやすくなる」という理屈(^^; それを「社会」に接続して想像できないのは映士の生まれ育ちからはやむを得ない部分はあるのですが、自分が嫌な事を蒼太に押しつけようとするのは適材適所ではなく身勝手で、映士の人格的マイナス面がかなりストレートに放り込まれてきました。

たかが書類作成とはいえ、職業戦隊であるボウケンジャーと、社会への帰属拒否するヒーロー性を宿す映士との間に存在する差異が改めて明確になっており、残り話数の中で、「映士」と「社会」という要素が踏み込まれるのかどうかは、気になる所です。……まあ映士、今はボウケンジャーに所属している事で満足&いっぱいいっぱいで、本当の意味で「社会」に所属するとはどういう事なのか、をまだ理解していないでしょうし、最後までそれでも俺は俺、として生きていくのかもしれませんが(その姿勢がある種の「ヒーロー」要素である、というのがややこしい部分)。

その頃ガイとレイは、国一つを焼き尽くしたという伝説を持つプレシャス<亡国の炎>を捜索中。何やらプレシャス探査装置のようなものを用いているのですが、自前で作ったのか、ガジャ様謹製のクエスター標準装備なのか、気になるところです。後者だった場合、これで色々なプレシャスを見つけてゴードム文明を再興するのだーーーと盛り上がっていたガジャ様が、クエスターにまんまと裏切られた時の心情を慮ると涙を禁じ得ません。

注意一秒怪我一生忘れずつけよう忠誠回路!

Wクエスターの動きを知ったボウケンジャーはプレシャスの眠る山へ向かうが、映士が山に張り巡らされた結界を感知。内部にある結界の核を壊す為に、高丘流・邪気貫通を用いて映士とさくらの二人だけで結界内部へ入り込むが、何やら痛みをこらえているかのように様子がおかしい映士。

「どうしました?」

「いや。……なあさくら姐さん

私の中で、戦隊シリーズにおける「姐さん」=「白石茉子」(『侍戦隊シンケンジャー』)な事もあり、真墨の「ねえさん」呼びは「姉さん」という感じだったのですが、映士の「ねえさん」はもう、「姐さん」しか考えられないな……!

最近の映士はどんどん、闇のセロリヒーローというより、サージェス会系ボウケン組の若頭雰囲気になっていますし。

「……姐さんが一緒に行くって言い出したの、罠があるからとかじゃねぇだろ? ……俺様が一人で、ガイと戦うかもしれないと思った。だろ?」

「ええ」

「もうアシュとかそんなのにはこだわってねぇよ」

自己申告なので怪しげですが、青×鳥羽回を経て、気持ち的には一歩前に進んだつもりの様子。

「かもしれませんが、あなたの性格上、結界の解除なんて面倒な事をするより、クエスターを倒した方が早いと言い出しかねません」

図星を指されて言葉に詰まる映士(笑)

「だったらよ、最初から言えばいいじゃねぇか。一人で行かせちゃ信用できねぇって!」

必殺《ボウケンジャー流・話題逸らしの術》!

「そうは言ってません」

だがバッサリ切り捨てられた!

「……く、けどそういう意味だろ?! 俺様はな、腹に溜め込まれるのが一番気にくわねぇん」

例えば仮に本音がそうだとしても、それを人前で口にしてしまうかどうかは社会生活の中では大きな違いのわけですが、映士にはその区別がつかない、という社会における「建前」を理解できない映士と、「建前」の分厚い結界で心を覆っているさくらとを対比。

ちなみにこれが蒼太になると、「建前」を蜃気楼のようにばらまいて「本音」がどこに存在しているのかさえ掴ませないわけですが、高丘映士、人生初の職場が、ナイトメアモードすぎる……!

「先を急ぎませんか? 今はミッション中です」

映士の激昂と飛んでくる唾を受け流したさくらだが、憤然と早足になる映士の様子がおかしい事からジャケットをまくり上げ、映士が結界を越えた際に負傷していた事を知る。そこにガイが現れ、さくらは結界越えの代償でダメージの残る映士と共に強行突破をはかるも失敗、二人まとめて川に落ちるが、なんとかガイからは距離を取る。

「どうして言ってくれなかったんですか?! 結界を越えるのは危険だと」

負傷した映士を川岸に座らせたさくらは、他人を「心配する」意識感情も行動もあった上で、時と場合に合わせてそれを「切り捨てられる」というのが、クール(気取り)キャラとしてありがちな「○○していないフリをする」という表現とは一線を画していて、面白いところ。

「言ったってしょうがねぇもんは言わねぇ!」

「腹に溜め込むのは嫌い、じゃなかったんですか」

「あんたのと一緒にすんじゃねぇよ。……こんなこと言ったってめんどくせぇだけだ。結局は……行くしかねぇんだからよ」

「……そうですね」

自分にしか出来ない事は、四の五の言わずにやるしかない。――自分にしか出来ない事だらけの宿命戦士として孤独に戦ってきた映士特有覚悟の仕方に、さくらは映士の在り方の一端を理解し、チーム行動を理解できないソロヒーローとの距離感を再計算。……というのは映士が入った直後にやっても良かったような内容に思え、冒頭の社会的協調性の不足を含め、テーマ的には少し遅い投下になった気がします。もともと、ソロモン指輪回はキャラクターの関係性としても不完全燃焼な内容としても、このタイミングでやる話だろうか……? というのはあったのですが、この辺り、脚本家のローテや配分の問題もあったのでしょうか。

「……あんた、ホント見えねぇな。何考えてんだか、さっぱりだ。それがクールってやつか」

さくらは携帯していた鎮痛剤を映士に渡すと、少し離れた場所から身の上を語る。

「…………自衛官時代も言われましたよ。クールとか、冷たいとか」

「だろうな」

「小さい頃からの癖、ですかね。……西堀財閥って聞いた事ありませんか?」

「……ああ。あの世界でも何番目かの金持ち……西堀? 西堀さくら? マジか?!」

映士の素直すぎる反応に微笑を浮かべるさくら。そして、映士が知っているぐらいだから、本当に大きな財閥なのだろう、という謎の説得力(笑)

マジです」

一人娘だったさくらは、巨大財閥の跡取りとして育てられ、思った事をそのまま口にしてはいけない、感情的になってはならない、と徹底して教え込まれてきた事を明かし、シンデレラ回でデリカシーの無い誰かさんによって割と唐突に明かされたさくらのお嬢様設定を、キャラクターの現在を形成する背景としてきっちり組み込んでくるのは、小林靖子らしい丁寧さ。

設定自体がいつからあったものかはわかりませんが、どうすれば「設定」が単なる文字情報ではなく、物語の中で命を得るのかという、シンプルなだけにお手本のような用い方です。

「西堀を出たつもりでしたが、なかなか抜けませんね」

そして、「家」とか出てくると超弱い映士、深く反省

さくらさんにその気はなかったと思いますが、鮮やかに映士のウィークポイントを突いており、映士の欠点を形成している要素が映士にとってはそのまま他者への強い共感要素になりうる、というのが上手い構成です。

「というか、やっぱり性格かもしれません。あなたの面倒くさがりと同じで」

冗談めかしたさくらは数歩を映士に近付き、心理的な距離感の変化を台詞だけではなく物理的な距離感の変化を計算しながら見せていくのは、中澤監督の得意とするところ。

「だから一緒にすんじゃねえよ。…………そうやって言えばいいじゃねぇか。言えばわかるんだからよ」

「そうですね」

映士は背を向けつつも顔だけ振り返り、率直に言われないとわからない男と、明確に言う事に慣れていない女、という相性の悪さを上手くマッチングし、互いに互いの生き様に歩み寄った二人は、結界の核を目指してミッション再開。立ちはだかるガイを映士が食い止めている間にさくらが結界の破壊成功するが、怒れるガイの連続攻撃でジャケットを血に染めた映士は、血まみれの手でサムズアップしながら、駆け寄ったさくらの手をすり抜けて倒れてしまう。

シルバー加入直後の真墨×映士回でも、映士が土壇場で「俺様より使命を選ぶ」姿が描かれましたが、やらなければいけない事をやるしかない覚悟を持った映士は、自分の命の扱いがやや軽いという危うさを抱えているように見て取れ、映士が見つける「冒険の意味」や「自分だけの宝」は、その辺りを変えていってほしいところ。

「高丘……さん?」

「へへー! やったぜ。ざまぁねぇな、高丘の。こぁぉんなに呆気ねぇとはな、えぇ?! 高丘流も、これでジ・エンド! てわけだ。最高だぜ。にひははははへへははは、ひゃーははははははははは!!」

ピクリともしない映士に寄り添うさくらの手前で、ガイ、超ノリノリ。

「……黙れ」

「ふぅーっふう! ボウケンピンク、おまえも一緒に」

「黙れぇぇぇぇぇぇぇ!!」

感情を爆発させ、一瞬ガイをたじろがせる気迫を放ったさくらは、地面に叩きつけるようにしてアクセルラーを回転させ、変身。勢いで一方的銃殺してしまうかと思ったらさすがにクエスターは強敵としての格を保って描かれましたが、膝を崩して背後から首を掻き切りにいくアクションがエグい。

一旦は崖下に落とされるもガイに反撃の銃弾を浴びせるハイパーピンクだったが、亡国の炎を回収したクエスターロボヘリが到着。踏み潰されそうになった所で、駆けつけたレッド@ズバーンが、その衝撃を受け止め、押し返してみせる。と、割ととんでもないパワーを発揮しているのですが、この前後が色々と衝撃的で、埋没(笑)

「?! その剣は……まさか、レムリアの……」

ガジャ様に続いてクエスターガイもズバーンに反応し……成る程、これまで銘々好き勝手に動き回っていたネガティブが、徐々に超古代文明レムリアという一本の線によって繋げられていく、という展開になるのでしょうか。という事は、菜月もレムリアに関わる存在になる可能性が大きそうですが、意志のあるプレシャスはズバーンが出てきたのでどうやら推測は外れたようで、レムリア文明の生き残りとかになるのかしら。

ズバーンはこの後、映士の緊急搬送係となり、久々にバンク映像で究極轟轟合体。

「ボウケンジャー、ロボともども丸焼きだ!」

派手な登場も束の間、亡国ファイヤーの一撃で撃墜されてしまうアルティメットだが、怒りのハイパーピンクはチーフの指示を無視して急速上昇による正面突撃を敢行。

死ぬ気か?!」

「おかしいんじゃねぇか、こいつは?!」

まりの勢いにたじろいだ所に組み付かれたクエスターロボヘリは、零距離アルティメットブラスターを浴びて大爆発し、ボウケンジャーは<亡国の炎>回収に成功するのであった。……どう考えても、<亡国の炎>が塵にならずに回収できたのは幸運以外のなにものでもありませんが、俺たちのものにならないプレシャスは邪魔なので問題皆無です。

映士はなんとか助かり、病室で喜ぶメンバーだが、無事を確認したさくらの姿は既になく……

「やっぱり気に入らねぇ……か?」

「……さぁな」

映士は、人ぞれぞれをちょっぴり学び、さくらさんは本日は喜びのパフェを堪能するのであった、でオチ。

さくらと映士がそれぞれ「他者の生き方尊重する」事で歩み寄りつつ、蒼太に自分が嫌な事を押しつけていた映士がそれを反省するわけではないので、最初に提示された問題の解決に至っていないのが、若干スッキリしない部分。

映士の社会性の構築に関してはもう少し時間をかける、という事なのかもしれませんが、現状根っこのところでチームヒーローとそぐわない映士の性質をどうチームの中に着地させていくのか、に関してはメインライター責任を取る、という事になっているのかも。

ボウケンシルバーとなった映士が最初から基地に居る事が滅多にない、というのは話の都合に見せかけて、実は映士が真の意味でボウケンジャーの一員になったわけではない、という事を匂わせる意図が明確にあったようにも思えてきて、これが破裂へ向けて準備している爆弾だとしたら、どう描いてくるのか楽しみです。

スピリットヒューマンスピリットヒューマン 2018/01/14 22:14 >ボウケンシルバーとなった映士が最初から基地に居る事が滅多にない、というのは話の都合に見せかけて、実は映士が真の意味でボウケンジャーの一員になったわけではない、という事を匂わせる意図が明確にあったようにも思えてきて、これが破裂へ向けて準備している爆弾だとしたら
なるほど、単に部署が違うからだと思っていたのですが、そうなるとさくらさんとの打ち解けの回を後回しにしたのも納得です。でもやはり今更感はありますが。

前回なんかズバーンが強すぎると書きましたが、今回は怪我人運搬の役回りで不必要に新キャラの格を落とさずにバランスが取れて良かったです。前回がかなり粗が目立ったので、ズバーンメインの話をもう一回くらいやってほしいですが、時期に厳しそうなので、このまま空気になってしまわないか心配です。まあ、レムリア文明の話は続いていきそうなので大丈夫そうですが。

>膝を崩して背後から首を掻き切りにいくアクションがエグい。
まさか自衛隊でこんな技教わったんですかね(笑)

ちょうど今GAYOで配信している電王をの第43話から第46話にヤイバさんが(笑)。やっぱり電王はいいなぁ…

やずみやずみ 2018/01/15 01:13 >さくらと映士がそれぞれ「他者の生き方を尊重する」事で歩み寄りつつ、蒼太に自分が嫌な事を押しつけていた映士がそれを反省するわけではない
今回は映士の問題点をクローズアップしつつ、その変化のきっかけだけ描くに留まりましたね。「あぶない相棒」からの繋がりなど面白い部分もありましたが、本話だけでなく全体として「映士と他5人の歩み寄り」がちょっと遅めかな、とは思うところです(特に蒼太、やっぱり前回の揉め事のインパクトが強すぎる)。

>ソロモンの指輪回はキャラクターの関係性としても不完全燃焼な内容としても、このタイミングでやる話だろうか……? というのはあったのですが、この辺り、脚本家のローテや配分の問題もあったのでしょうか。
確かに、蒼太・さくら・映士の3人だけ残ったならもっとドラマがあってもよかったかな、とは今になってみると思いますね。ライター陣が出揃って以降の『ボウケンジャー』は「ライターにも監督と同様、2本ごとのローテーションをさせる」という文芸上のポリシーがあるのですが、これ以後の作品で採用されてないことを考えると難しい部分があったのかもしれません。

輝剣輝剣 2018/01/15 02:29
>再三に渡り映士に報告書作成を要求するさくらだが、嫌がる映士はそれを蒼太にパス。
ボウケンジャーに映士をスカウトしたのも部隊の責任者もチーフですが、ここで口を挟まないということは職権でさくら姐さんを教育係に任命してたんでしょうね。
まぁ、チーフの人事管理能力に見切りをつけたミスターボイス辺りの差し金かもしれませんが。

>本当の意味で「社会」に所属するとはどういう事なのか、をまだ理解していないでしょうし、
アシュという、存在を公には認知されていない異物と戦い続けている以上自らも異物とならざるを得なかったんでしょうしね。
まぁ、だからこそアシュと愛を育むというイレギュラーを高丘父は成し遂げられたんでしょうし。
こう考えるとシンケンジャーが外道衆以上に苛烈でありながらも志葉家という組織を維持してきた意義もわかります。
後方支援組織がないシンケンジャーの末路が高丘流なんでしょう(殿や姫の社会性のなさも大概だとか言ってはいけない……その為の爺と黒子)

>自分が嫌な事を蒼太に押しつけようとするのは適材適所ではなく身勝手で
せっかく子供の好き嫌い撲滅の一助になっていたのに、そんなことじゃ「僕に似合わないからセロリかじらない」とか言われそうですよ。
結局書類は誰が書いたんでしょう?

>盛り上がっていたガジャ様が、クエスターにまんまと裏切られた時の心情を慮ると涙を禁じ得ません。
……第33話にはガジャ様の出番こそありませんが、そこで起こることもガジャ様涙目です、ご期待ください。

>映士が山に張り巡らされた結界を感知。
真墨がOP前に続いて弄り倒されているのが楽しかったですね。

>サージェス会系ボウケン組
もしかしてメンバー全員と兄弟盃交わしてるのチーフだけ?(多分、青は赤だけだし、桃も赤黄の二人だけっぽい)

>社会における「建前」を理解できない映士と、「建前」の分厚い結界で心を覆っているさくらとを対比。
この会話を子供にどう説明するか、各ご家庭悩みもあったでしょうねェ

>高丘映士、人生初の職場が、ナイトメアモードすぎる……!
え!?(ボウケンジャーの良心・真墨と世話焼きお姉さん枠の菜月を見る)

>「あんたのと一緒にすんじゃねぇよ。……こんなこと言ったってめんどくせぇだけだ。結局は……行くしかねぇんだからよ」
その”めんどくせぇ”ことをしてあげることとしてもらえることの大切さは本来の視聴対象のお友達達に伝わるんでしょうか?
今回は対象年齢高いですねぇ。
まぁ、その為の真墨弄りと落ち込むズバーンの可愛らしさなのでしょうが。

>「死ぬ気か?!」
>「おかしいんじゃねぇか、こいつは?!」
さくら姐さん、思い切ったら凄いので(これから彼女がやらかすアレコレを思い出しつつ)。

>映士はなんとか助かり、病室で喜ぶメンバーだが、無事を確認したさくらの姿は既になく……
病室の青黄黒の掛け合いはアドリブだそうで、こういうやり取りができるほどに人間関係を時間をかけて描ける点が戦隊シリーズの強みですね。
だから、あまりポンポンメンバーばかり増やさないでほしいものですが……

>メインライターが責任を取る、という事になっているのかも。
會川氏の次の脚本は第33話で、そのあと手掛けるのは最終三部作だけですし、むしろ小林氏以外は映士の社会性については特に触れていない印象があります。
この回が本質的な意味で映士がボウケンジャーに加入する区切りの回だった可能性もあります。

五月サツキ五月サツキ 2018/01/15 23:35 映士のコミュニケーション能力が低いのは相変わらずなんですけど、サージェスがどういった組織なのか理解していない感がありますね。
まあ、スカウト時にチーフがちゃんと説明しなかったせいですね。21話でもそうでしたが、とりあえず冒険すればいいと思っているようですし。
集団行動に慣れていないが故にそういった方面への興味がないというか、やっぱりアシュ改めクエスターの存在が大きいんでしょうね。
ネガティブシンジケートである以上6人共通の敵なんですけど、長く戦ってきた映士としては自分が倒さなければならない相手と思っていそうです。
そして社会に疎い映士ですら知っている家の出だったさくら姐さん。シンデレラ回を踏まえてさりげなく補強するあたり、流石は小林さんです。
今までの回でクールだけど時折感情を爆発させてしまうような風でしたが、幼い頃に自分を押さえ込んでいた反動なのかと思うと納得できます。原因は大体不滅の牙。
そしてメインの回での暴走に定評のある姐さん、今回もやってくれました。エグい戦い方を見せてくれましたが、まさに戦いのプロですね。ロボ戦では味方を巻き込みましたが。
脚本ローテに関しては微妙なところですね。後半會川脚本回が少ないのですが、当時會川さんに別の仕事が入っていた影響だそうで。その分、キャリアの長い脚本家がサブに入っているんですけれど……。

スピリットヒューマンスピリットヒューマン 2018/01/16 09:59 追加ですみません。電王の第44話を改めて見たところ、野上愛理とハナのシーンで二人が親子のように見える演出がなされており、脚本はもちろん、演出も伏線の散りばめ方が綺麗だなと改めて思いました。監督デビューして1年しか経ってない柴崎さんもいい仕事してます。