〜ものかきの繰り言2017〜

東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。基本的に混沌としていますが、特撮、ゲーム、競馬の話題が多いのは仕様です。
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2017年01月22日 バイクと青春

[]勝利のメモリアル

◆あきさん

 >そりゃあちょっとくらい「私です」ちどや顔したくなるよなと思ってしまいました。

クジラ大王人格には若干の疑念をいだいていたのですが、あれは、自慢ムービーを残したくなっても納得でしたね(笑)

 >予告で「死なない生き物なんていないんだ!」とこれまた子供番組にしてはど直球にテーマを放り込んでいるので、きちんと死なせるのかなと

アザルドもあくまで生き物として捉える、というのは今作らしくて良かったですねー。決着が楽しみです。

 >ジュウオウでは殆どこの手のストレスを感じたことがありません。

こういうのはホント好みの出る部分なのでしょうが、私も『ジュウオウジャー』は、そういうストレスが無いのも、好きな部分です。

 >一方で私の知人に言わせると、そこが踏み込まなすぎ、遠慮しすぎで物足りないようなのですが。

あー……なんとなくわかるというか、繊細な描写の分、どんな時でも常に相手の懐に飛び込む「強さ」みたいな要素が薄い、というのは、見方として成る程です。

 >動揺も、流して逃げようとする姿勢も、きちんと読み取れて、端正な演技だなあと思います

大和はこう、強さだけではなく、弱さを見せる時の演技がきちんとしていて良いですよねー。両面でちゃんと引き立てあってて。

◆ナシナさん

 >バイクロボはインパクトありますね。ちょっとマスコットっぽいです。

あの佇まいで、陽気で気さくな性格だったら、それはそれで……(笑)

 >真理の声に反応して、変形するのは一応今作のヒロインの証明なんでしょうか。その辺りがキーになるのかなぁと思います。

全然役に立っていませんでしたが、本来はあればボディガードの予定だったんですかねぇ……お父さん、バイクの説明書は送り忘れたのか(^^;

 >今回怪人であるところのオルフェノク(しかも雑魚っぽい)が一時的にファイズに変身してしまい、より強調された気がします。

あれ、いかにも強そうなのではなく、凄く雑な性格のヤツが変身してしまう、というのが徹底してますよね……。

 >ベルトとバイクを勝手に持ち出した下りは、従来のヒーローを皮肉っているのかと思いましたね。

あの辺りはまずわざとだと思いますね!!(笑)

 >同じように"ひどい女"と認識しつつも、微妙に受け取り方が違うように見えました(真理と一緒に人助けしようとする啓太朗とか)

そういう、個人によって見えるものが違っている、という部分を大事に書く人なので、次から次へと酷いキャラクターが出てきても話を回せるのだろうな、と思います。

 >義母が娘を助けてくれたことに対して礼を言う描写をわざわざ入れて、そこから一気に突き落とす感じがえぐいですね。

妹からすると、母との距離が近づいた事がまた許せない、という流れが、うまくてえぐいですねぇ……。

 >賛否両論な部分はありますが、バランスが上手いんだろうなと思います。

やりすぎる事もありますが、根っこの所で“いい男”“いい女”を描くのが好きな人なので、その辺りですかねー。

 >ファイズの場合は、何だかんだで巧も会話のレベルが一緒なので、そこまで真理や啓太朗のキャラが浮かないのかなと考えてます。

揃って酷くする事でなんか面白くしてしまう、というのは、ホント、ならではだな、と思います(笑)

 >丁度いい人物が居ないですね。

間に入って良識を発揮してくれそうなキャラだと思われた啓太郎が一番狂っているという……。

[][]『ビーファイターカブト』感想

◆第13話「チェンジ!!爆走博士」◆ 監督石田秀範 脚本:浅香晶)

博士回……というか、バイクでした。

ロードビートルプロトタイプである自家製改造バイク・オサナイオーにまたがる中年ライダー・小山内博士は、行きつけのバイク屋の親子喧嘩を目撃し、荒れる息子を気に懸ける。プロレーサーを目指して気ばかり逸るバイク息子は、新型オイルの交換条件として、とあるトラックの足止めを依頼され二つ返事で引き受けるが、それはコスモアカデミアの開発した新型燃料を強奪しようという、デズルの策略であった!

防御バリア(飛んできた小石を木っ端微塵に粉砕)を張ったアカデミアの輸送トラックが、そのまま民間人のバイクに突っ込まないで本当に良かった(笑)

それをさせない為に民間人を巻き込む作戦だったと語られているので、どうやメルザード、以前にコスモアカデミアの輸送トラックを襲撃して、バリアに消し炭にされた事がある模様。

メルザードの狙いは、新型エネルギーを積んだトラックをコンビナート地帯に突入させる事。作戦を主導するカエル怪人は、息子を心配して現場居合わせたバイク父を人質として助手席に乗せると、トラックを走らせる……これ、『特捜エクシードラフト』第1話(監督:三ツ村鐵治 脚本:宮下隼一)の意識的翻案でしょうか?

ただの偶然かもしれませんが、車体をすっぽり覆うバリア搭載の車が大暴走、という状況は思い出してしまいます

まあそのバリアは、クワガーがまさかの力技で発生装置破壊してしまうのですが!

で、それならバリアを破った代わりにクワガーが脱落、という要素が終盤に活きるのかと思ったら全くそんな事は無く、通して諸々の要素が巧く繋がってくれないのがどうも残念(^^;

博士がバイク乗りの志とバイク父の本当の気持ちをバイク息子に伝えて、バイク息子が心を入れ替える、というのは外してないですし、博士は対メルザードで活躍、改心した息子も活躍、と要点を押さえ、変形するオサナイオーのギミックもネタとしては面白くないわけではないですが、それら全てがそこ単独で完結してしまっている為に、「ビーファイターの戦い」に巧く繋がらず、物語としてジャンプしてくれませんでした。

例えば、オサナイオーのギミックはギミックでいいとして、それはあくまでロードビートル活躍のバネになる要素だと思うのですが、オサナイオー凄い、で終わってしまう為に消化不良に。

根本的な所で、小山内博士を中心にして描くべきは、“ゲストキャラとの心の交流”ではなく“ビーファイター3人との関係性の掘り下げ”だったと思うのですが、そこから焦点がズレてしまっている為に、個々の要素はそれほど悪くないのに、それらが一つに繋がりきらないまま終わってしまうという形に。

……いやもしかしたら、スタッフ的には博士に問題を感じていなかったのかもしれませんが、BF3人の誰かの回ならこれでも問題は無いけれど(特別面白くもないけれど)、博士メイン回としては投げる所が違う気がする、というそんなエピソードでした(^^;

にしても、走行中のバイクから走行中のトラックに飛び移り、メルザード戦闘員を殴り倒す息子は、プロレーサーよりも、もっと向いた職業があるのではないか(笑)

帝国ビートルは、志ある若人の参加を、待ってる!!

◆第14話「罠の街消された悲鳴」◆ (監督:石田秀範 脚本:小林靖子)

ある穏やかな昼下がり、突然起きる、上空からの市民への無差別レーザー攻撃。ビーファイターはコウモリ怪人ザイレーンに一撃与えるも逃げられてしまい、倒れた市民を救助中、同じく市民に寄り添っていた女性が、1年前に教育実習でお世話になった遙先生だと気がつく甲平。だが、明るく溌剌として生徒達の人気者だった筈の遙はひどく暗い表情で、甲平に声を掛けられるなり走って逃げ出してしまう。

謎の閃光は人間だけを識別して同時多発的に攻撃していた事が判明し、その中で何故か唯一無事だった遙の元を訪れた甲平は、遙が交通事故で声を失い、教師の夢を絶たれていた事を知る……。

“旧知の人物不審な行動”“1人だけ怪人に襲われない人物”という、大概、何か特殊なマジックアイテム的なものを持っていました、とかあまり面白くなりそうにない導入から(ゆえに予告時点では全く期待していませんでした)、態度がすっかり変わっていたのは声を失った為だった、という形で、“狙われない理由”→“性格の変化”ではなく、“性格の変化した原因”→“たまたま狙われない理由であった”とキャラクター本位で物語を転がしてきたのが、まず巧妙。

そしてそれがファンタジーな要素ではなく、現実に誰しもなりうる範疇出来事というのが、危うい重さではあるものの、説得力を増していて、また巧い。

そんな遙に立ち直ってほしい甲平が、自分だけではなく、同じく遙先生の授業を受けた男友達3人を連れてきて励まそうとするのも、若さゆえの前のめりなりに、1人の力で何でも解決できると思っていない姿が良かったです。

「先生! あの試合で俺がホームラン打った時、先生は間違えてスクイズのサインを出してたんだぜ。でも俺にはわかったんだよ! サインは間違ってたけど、先生が打てって言ってるのが。わかったんだよ、言葉じゃなくても」

かつて皆で盛り上がった球技大会の思い出から、言葉は失っても気持ちを伝えられる方法はある筈、それが人間の心だから、諦めないでほしい、と甲平は声を振り絞り、涙をこぼす遙。

だがその時、街全体が黒雲に襲われ、再びレーザー攻撃が人々を襲う。前作−今作と、市街地破壊シーンが派手なシリーズですが、今回も市民がばったばったと倒れていく姿が克明に描かれて良いインパクトになっています。

遙が攻撃を受けなかった事と、追加調査から、街の上空を覆うのは雲ではなく小さなコウモリの群れであり、それが人間の声に反応して攻撃していると判明。

「超重甲のキーは声だ。その声が出せないとなれば……」

頼みのビーファイターは変身不能なまま、暗雲に包まれ、無言に閉ざされる街。街……という曖昧表現ですが、ビットが「声を出さないように」という指示を防災スピーカーで発令する・コスモアカデミアの規模・ライジャの「次にコウモリが活動する時が人類の絶滅タイムだ!」発言など合わせると、少なく見積もっても東京全域レベルぐらいで捉えればいいのか。

甲平と先生達もひっそりと物陰に隠れ、ここで楽する為に存在を消さずに、友達トリオを残したのが素晴らしい。

「人間どもめ。いつまで悲鳴を我慢できるかな」

親コウモリ怪人は市街地を直接攻撃し、ビル崩壊して逃げ惑う人々が悲鳴をあげると上空から子コウモリによるレーザー爆撃、という2段構えでエグい……!

最終回みたいな作戦だ!(笑)

親コウモリに見つかった甲平達はじわじわと追い詰められてしまうが、その時、教え子達の危機勇気を出して立ち上がった遙が、かつて球技大会で使ったブロックサインを4人へと送る。それをしっかり覚えていた男子達(男の子のバカっぽさと、遙先生との信頼関係が過度の説明なしで表現されていて、またお見事)は行動を開始し、階段で遅れる太めと、それを引っ張る他2人、と友人トリオの使い方が実においしい(笑)

3人を追うコウモリが階段の上に立った所で、その足下に回り込んだ甲平が叫び声をあげ、それに反応したレーザーを誤爆させる、という鮮やかな連携が炸裂。親コウモリが深傷を負うと子コウモリの群れは消え、明るさを取り戻した街で、同じくかつての朗らかさを取り戻す遙先生。

弱ったコウモリに対して、ネオビートマシンタイムの後に、BF3連続必殺技でフィニッシュ。

今回は、コウモリ怪人を援護する、という理由はつけましたが、ネオビートマシンは出撃ノルマが露骨すぎる上に毎度ほぼバンク映像な為に、どうにも盛り上がりません。前作では、ロボットではないメカだからこそ映像に凝る、というのが良い方向に転がっていたのですが、今作では、ロボットではないメカなので30秒格闘戦というわけにいかない、というのが非常に悪い形で足を引っ張ってしまっています。

後日、もう一度、夢へ向かう心を取り戻した遙と、キャッチボールする甲平達。……先生、投げ方はそうでもないのに、屈んでグローブ構える姿だけやたら本格的なのは何故(笑)

ありがとう。私はもう一度、別の形で教師の道を探す事にします。思いを伝えるのは、言葉だけでないとわかったから)

高校生戦士である甲平の要素をうまく活かし、青春の一幕と怪人退治を見事に結合。声を失った先生、というゲストキャラも、石田監督の演出センスと合っていて良かったです。また、メルザード側の作戦が良く出来ており、悪の作戦の出来不出来で話の引き締まり方が大きく変わる、というのがわかりやすく出た好エピソードでした。

2017年01月21日 クリスマスのエグゼイド

[]ミはみんなのミ

◆wander_sheepさん

 >なのに、何故ここまで言われなきゃならんのだ!ってくらいぼっこぼこに言われますね。

世間の目は厳しくて残酷です……。

 >特に啓太郎の、一見温和そうに見せかけておいて実はネジ外れまくりというのは凶悪ですね。

啓太郎はヤバいですよねー……自分の中ではパーフェクトに筋が通っているでの、平然と他人をおかしい扱いする所が特に(^^;

 >携帯の「み」の変換候補に「みんなに幸せ」というワードが入っていたのも、さりげなく怖いところです。

気付いていませんでしたが、それは怖いですね……!(笑)

 >聞いた後の笑顔を見ると「そっくり」という発言にはそういう意図はなく本当にそう思ったんだなぁということが感じられました。

この会話シーンの両者の感情描写は細やかで良かったですね。アムはどうも、香村さんしか巧く描けないキャラになってしまっていた感がありますが、駆け込みでいい役回りが来て良かったです。

 >故郷に帰れずにいるジューマンズに心を砕いてきた大和にとって、刺さる言葉だっただろうなぁと思います。

終盤、出来のよい大和の出来が良いゆえの問題点が掘り起こされていく、というのも良い構成になっていますね。

 >大事な仲間がずっと持ち続けているわだかまりを何とかしたい、という決意だと思うとぐっときます・・・

アムってそういうキャラクターなんだろうなーと思って見ています。

 >アザルドが元々いた地である地球に来たのはやはりそういう目的あってのことだったのでしょうか・・・。

最初割と適当な感じだった記憶があるので、この辺り、どう辻褄つけてくるかは、気になる所です。

 >「僕は先生を信じる。貴方の事は信じない」後半部分の冷たい言葉って必要でしたかね!?

これはホント酷かったですね(^^; というか前回謝ってた時点から、形だけのポーズだったの?! という……。

 >九条や鏡にはきつい言葉をバシバシ投げつけるくせに、社長のことは何故そんなに信頼してるんでしょうか・・・。

せめて視聴者に対してはもう少し根拠が欲しいよなぁ……という……(笑)

 >そんなときの言葉を持ち出してまで永夢を立ち直らせようとする九条がおそろしくいい人、と捉えるべきなのでしょうか。

よくよく動機を考えてみると、死んだ友達の為に命を張っている人なので、九条を物凄くいい人だと考えると、確かに全て繋がりますね……同時に、物凄く可哀想ですが九条……。

 >永夢がもうほんの少しまっとうなやつなら、こんな風に思わずにすむのですが・・・。

完全に今作、エムを中心に好感度が負の連鎖起こしてしまってますよね……。

 >それならそれで、九条が永夢を好ましい人間だと思っている描写はやはり欲しかったです

遡ってみると、最初の絡みで友人の医者の為に協力してくれたエムに対して好感を持ったと考えられそうですが、とにかくそういう細かい心の動きが描かれない作品なので、行間読んで妄想広げるのにも限度がありますよね……(^^;

 >前回の嘘はまあ敵を倒すためなのでそれこそ「ノセられちゃったなー」くらいで片付けてそうに思います。

ああ確かに、九条ならその方が、キャラに合う感じですね。そういうのも、ちょっとした反応の違いを描いて3人を差別化してくれると、全然印象変わるのですが、つくづく手が回りきってないですね(^^;

[][]『仮面ライダーエグゼイド』感想・第12話

◆第12話「狙われた白銀のXmas!」◆ 監督山口恭平 脚本:高橋悠也)

ペッポコペンテンポン、突然の

「実は今まで黙ってたんだけど、私、『ドレミファビートから生まれたバグスターなの!」

発言、からの

「そんなの知ってます

という、エムと鏡の、何を今更言っているのか、という反応をどう理解していいのか本気でわからないのですが、特撮ヒーロー番組見ていて、目の前で起きている事態にここまで置き去りにされたのは、某『ブルースワット』にゴールドプラチナムが降臨した時以来です。

……えー……真剣に理解に苦しんでいるのですが、良い「バグスター」と悪い「バグスターウィルス」が居るという事なのでしょうか? それとも全て、ギャグという扱いで流しているの?

思わず停止ボタン押して、私の中の『エグゼイド』が最終回になりそうになったのですが。

あまりに困惑したので、ネタバレに気をつけつつ公式サイトを確認したのですが、東映公式サイトによると、

自分がドレミファビートから生まれたバグスターであることを大暴露したポッピー。しかし、すでに二人にはばれていたようで…。

で、ますます困惑。

遡って語句の設定も確認したのですが、ゲームウィルス=バグスターという事で間違いなく、という事はここまでの劇中のルールでいえば、ペポパピプーの実体化にともなって“人間が一人消えている”という事になるわけですが……えーとあれか、人間界にバグスターの脅威を伝えるためにやってきたバグスターの妖精みたいな扱いなのか。

とにかく「情報」の見せ方・使い方が下手な作品ですけれども、何を考えているとこんな出し方になるのか。

どうしてピプププペロンは扱いが違うのか、という点は今後明らかになるのだとは思いますが、そこに興味を誘導する為にも、ギャグなのかどうか判断に困るシーンで開くカードでは無いと思うのですが。

ドットズボンサンタ仕様のエグゼイドとモヒカンに倒された塩怪人のデータを回収し、アジトへ帰還。

「心が躍るな。究極のゲーム――『仮面ライダークロニクル』」

今回の患者ストレスは、母子の想いの行き違いを自分の過去になぞらえつつエムが解決し、やはりエムの造形は子供ゲスト合わせだと思うので、毎度こういう方向性で良いと思うのですが……(勿論、たまに変化球があっても良いのですが、変化球を投げるなら、変化球を投げる意味必要なわけで)。

CRでもクリスマスパーティが開かれ、前々回「スーパードクター鏡様にこのガシャットを提供します」と土下座外交を受けて会いに行ったら「ちょっとおだてたらホイホイ釣られてやんのばーかばーか」みたいな扱いをしてきた相手の居るパーティに出席する鏡は、医者としてはクズだけど、人間としては異常に度量が広いのか、或いはこれも改造手術の副作用なのか。

こういう諸々の細かい心の動きの部分を話の都合優先で雑に扱うから、キャラクター全体像がどんどんどんどん歪んでいくわけなんですが。

一方、刑務所で服役中の幻夢の元社長……現社長の父である壇正宗と面会した九条は、大事な話があるとエム・鏡・大我に連絡を取るが、時同じくして大我の元を謎の少女が訪れ、ゲーマーMを倒してほしいと依頼。そして九条の元には、エム達よりも一足早く、社長が姿を見せる――。

「あんたと永夢、16年前に接点があったんだって? なんで永夢が適合手術を受けずに仮面ライダーに変身できたのか。その秘密は――」

思わせぶりに言葉を濁し、丁寧にフラグを立てていく九条に対し、社長は前回作り出した白いガシャットを交換条件に、秘密を口外しないようにと、取引を持ちかける。話に乗ったと白いガシャットを受け取る九条だが、振り向きざまに回し蹴りを一閃。ライダー全員と、ゼロデイで死んだ友人に懺悔して貰う、とレーザーに変身し、白いガシャットをドライバーに挿入する。

わざわざ全員に謝らせようとする辺り、九条、どうも本当に心の底からいい人のよう。

「じゃあさっそく、試し乗りを、と」

……しかし、いや、すみませんどうしてそんな不用意なの???

今最も悪の元凶に近い位置に居る相手が出してきたマジックアイテムを、丁度いいから使っちゃおーというセンスはさすがに頭悪すぎてどんないい人でもフォロー不能。

以前にちらっと書きましたが、九条のリタイアに関しては昨年末に予想外の場所(ヤフーのトップ)でネタバレにぶつかってしまっていたのですが、死因の8割は自業自得というのは、凄い衝撃でした(^^;

なおこれは他の3人にも言え(大我は若干訳知りっぽいですが)、社長が開発したゲーマドライバーもガシャットも怪しすぎるけど、患者を救う為には他に方法がないんだ! といった類いの葛藤が一切描かれないので、平気な顔でこれまでと同じように変身するライダー達が、揃いも揃って脳死状態に見えます。

例えば「医者として覚悟完了しているから、今更そんな事で四の五の言わないんだ!」というなら、それはそれでその姿が描かれて然るべきですし、それこそ丸々衛生省から疑ってかかるべき状況なのですが、皆、手術の際に脳のどこかを切除されているのか。

「君は知りすぎた――」

新ガシャット『デンジャラスゾンビ』を差し込んだ結果、ライダーゲージがあっという間に残り2まで減ってしまい、膝を付いて苦しむレーザーの顔面に社長が綺麗な膝蹴りをぶち込んだのは良かったです。社長のアクション歴は知りませんが、LV1ライダーは、アクション慣れしていない人にも、比較アタックしやすそう。

白ガシャットを奪い返した社長は、これまでになくシンプルベルトを腰に巻くと以前は腕につけてた暗紫色のドライバーをそれに填め込み、ガシャットを挿入――新たな姿へと変身する。

「私は、仮面ライダー幻夢、レベルテン」

白黒のデスメタルゾンビはザベル(ゲーム『ヴァンパイア』)を思い起こしますが、エグゼイド顔の人相の悪さが活かされ、なかなかはまったデザイン。脊椎のラインを見せるのは割と格好良くなる定番ですが、ゾンビではあるものの、配色など全体的にスカル意匠が強いのは、今作の『仮面ライダー』本歌取りへの意識が出た部分でしょうか。

真実とともに、闇に追放してやる」

必死に立ち向かうバイク侍だったが、ゾンビ縦回転キックを食らってライダーゲージが0になり、強制変身解除。展開したゲームフィールドでゾンビ軍団を蹴散らしながら駆けつけたエム達の前で、倒れ伏す九条の体は消滅していく……。

「少し悪ノリが過ぎたみたいだ……」

「しっかりして下さい!」

「俺達に話したい事があるんだろ!」

「エム……世界の……人類の運命は任せたぜ」

いきなり話が大きくなった!

「忘れんなよ。おまえが笑顔で居る限り、おまえはおまえだ」

突然の、親しげな精神論

「おまえの運命は……エム……おまえが変えろ!」

なにやらエム自身に非常に大きな秘密があるらしい、とほのめかすだけほのめかし、九条貴利矢……ゲームオーバー。

最後にひたすらエムを心配して消滅する、という姿からも本当にとことんいい人だったようですが、どうにも見ている側に親切な解釈要求しすぎで、物語の描写としてもう二押しぐらいは欲しかった所。今作の詰め込みの忙しさとそれにともなう雑さの犠牲になった感。

なんだかんだこれまではじゃれ合いの範疇だったライダーバトルが、明確に死と隣り合わせである事が嫌でも実感される事になる、という劇中人物と視聴者にとっての大きなスプリングボードとして、極めて効果的な手段苛烈に取ってきましたが、その為にメイン4人の中では最もまともそうな人格だった九条が生け贄に捧げられる事に(^^; やはり戦場では、いいヤツから死んでいって、生き残るのは狂ったヤツだけなのか。

予告によるとどうも、衛生省の方針転換により『エグゼイド』世界そのものが変化していく……という事になっていくようですが、このスプリングボードが機能するのかどうか、まずは放送に追いつけるようにしたいと思います。

ゴッツゴッツ 2017/01/22 16:08 >こういう諸々の細かい心の動きの部分を話の都合優先で雑に扱うから、キャラクターの全体像がどんどんどんどん歪んでいくわけなんですが。
本作に限らず平成2期は全体的にその傾向にありますね。こうなったのはおそらく平成1期でキャラ重視で話を作った結果尻切れトンボな結末を迎えてしまうことが多かったのでその反省からではないかと思います。
1期と2期の最大の違いはそこですね。
受けが良いのは(というか叩かれにくいのは)圧倒的に2期のやり方なので今後も変わることはないと思います。
>どうにも見ている側に親切な解釈を要求しすぎで
これに応え過ぎてしまう視聴者も最近多いような気がします。スタッフもそれに甘えてしまうところがあるのでは?

2017年01月20日 『エグゼイド』再開

[]特盛りなるか

◆さやまきさん

 >バードさん起死回生の一撃がまさかの最悪の結果で

局面局面ではおかしくないのですが、結果的にはバドの行動が全て裏目に出ているので、次回以降、バドにはなんかフォロー欲しい所ではありますね。

 >次回予告もアザルドよりもお父さん話ぽい予告になってて

個人的に、『タイムレンジャー』で父子の葛藤話の決着がやや消化不良に感じていたのを思い出して、父子の物語をどこまで綺麗にまとめてくれるか、期待しています。

 >下手するとワイルドトウサイドデカキング[よりも更に上乗せ(オクトパス含む)]があったりして?σ(^_^;)

ここからラストのラストで、全乗せしてきたら凄いですねー。どうするのか色々と楽しみです。

[][]『仮面ライダーエグゼイド』感想・第11話

◆第11話「Who's 黒い仮面ライダー?」◆ 監督山口恭平 脚本:高橋悠也)

何故かコケ芸でキャラ付けされているエムですが、冒頭、あまりに何も無い所で不自然かつ豪快にコケるので、これ、何かの副作用で不穏な伏線なのではないかという気もしてきたんですが(^^;

エムが担当していた小児科の患者から、何故か塩怪人LV2が出現。戦いを挑むエグゼイドだが自転車乱入し、単独ドラゴンを発動するもまたも暴走している内に逃げられてしまう。

エム、1ミリも学習していないのですが、前回あれだけ大騒ぎしたチーム医療とは何だったのか

幻夢社長は、全員集合させた4人のライダーに、最後のガシャットの使い手である黒いエグゼイドこそ、バグスターに協力してウィルスをばらまいている元凶だと煽り、衛生省へ抱く疑念も口にする。

九条「日向恭太郎を信じる根拠は?」

「人を信じるのに……根拠なんて必要ですか?!」

(笑)

「僕は先生を信じる。貴方の事は信じない。……ただそれだけです」

え(笑)

九条にはあんなに冷たいのに……と思ったら、人を信じるのに根拠なんていらないから、信じたいものしか信じない!! ……というのは、筋が通って……いるの、か?

あまりに酷い物言いに笑いすぎてお腹痛くなりましたが、つまりエムが他者との信頼関係の構築を屁とも思っていないのは、人間関係の積み重ねなどなくても、いざとなったら自分も根拠なく信じて貰えるものだと思っているからなのか。……凄いぞエム、なんかこう、かつて見た記憶のない獣道をフルスロットルで突っ走っているゾ。

根本的な所では、前回の「何が天才ゲーマーだ。……ゲームなら誰にも負けないって……ただ自惚れてただけだ。だから…………誰とも、信頼し合おうとしなかった」が消し飛んでいるけど、やっぱり 脳改造 手術の影響なのか!?

「社長さんよぉ……あんたいったい何考えてんだ?」

「もちろん、人類を脅かす、ウィルスの根絶さ」

九条が16年前のエムの手術について調査を続ける一方、患者のストレスを緩和しようとしていたエムは、衛生省がウィルスを作り出している可能性があるので患者を移送してほしい、という連絡を社長から受ける。

つい先ほど、根拠は無いけど日向先生を信じる! と力強く断言した癖に社長からの電話に激しく動揺しているエムの思考回路が相変わらず謎ですが、エムが社長の言葉にある程度の信を置く理由を考えると、僕の大好きなゲームをたくさん作っている社長が嘘をつくわけがない! だと思われるので、世の中、好き嫌いだけで物事判断するとろくな事にならない、という見本市。

前回の反省シーンも考えると、エムのキャラクター性はどうやら、精神性に見合わぬ強すぎる力を手に入れてしまった少年モデルっぽく思え、今作のキッズホビーアニメ的な設定配置を考えると納得できるのですが、ヒーローフィクションで20越えのキャラクターが見せる心の動きとしては、正直、見ていてきついです(^^;

特撮やアニメのキャラクターはしばしば、設定年齢より精神年齢が高めになる(というか設定年齢が低めに見積もられる)事がありますが、それで考えるとエムは「アニメにおける10歳の少年」ぐらいの主人公像に思え、力と精神の関係でいうと、鋭利なメスを振り回している中学2年生というか。

その危うさを面白く見せる話の作り方、というのは勿論あると思いますが、今作の場合、劇中で実際に人の命を預かる職業に就いている(そしてそれが物語の重要な要素である)だけに、どうにも引っかかりだけが増してしまう部分。

患者の少年を背負ったエムは、プープーポッポと一緒に社長が指定した場所に赴くが、そこに現れたのは黒ゼイド。

衛生省が怪しいという連絡を受けて動いているのに衛生省の人間(ポップンピーポー)と一緒という頭の悪さに加え、同僚の鏡と一緒でないのはエムの傲慢でしかなく、本当に0.1ミリも学習していない。

どうも今作、エムの人格破綻しているのは意図的で、狙って設置した地雷を後で全て破裂させようとしている気配もあるのですが、一方でエムに対して正道で対比される立ち位置のキャラクターが誰一人として存在しない為に、境界線上の揺らぎがどうにも居心地悪く感じてしまいます(^^;

黒ゼイドは日向の事を持ち出してエグゼイドを精神的に追い詰めていき、ドラゴンを起動するも動きを制御できなくなってしまうエグゼイドだが、それをかばって飛び出してくる、通りすがり(?)の九条。

「人を信じるのに根拠はいらないんなら! だったら誰に何と言われようがブレんな! 自分自身の心を信じろ!」

九条の叫びにドラゴンは暴走を止め、エグゼイドは正気を取り戻す。

「あんたに乗るぜ。あいつを倒す為に、名人を…………エムを信じる!」

え。

……すみません、前回あれだけ手ひどい裏切り行為小馬鹿にされて、むしろ“根拠を持って”エムを信じられない筈の九条が、今回の話の流れでどうしてそんな心境になるのかさっぱりわからないのですが。

敢えてこじつけるなら、日向の過去を探っている内に、日向に寄せられる多くの信頼を知る姿が描かれており、皆が信じている日向を信じているエムの事を、日向を疑う九条自身よりも信じる事にした、というように見えるのですが、そんな九条がエムに向けて「自分自身の心を信じろ!」というのが壮絶な自虐皮肉に。

過去の言動へのトラウマから他人と真っ直ぐに向き合えなくなっている、という九条のキャラクターを考えるとそこは納得できない事はできないのですが、しかしそう考えると、自分自身を信じられない九条がエムを信じる事にした根拠が“みんなが日向を信じているから”なので、九条の心が弱すぎて、今度は九条が思考する事を放棄しているという地獄絵図。

そこに遅れて鏡と大我も姿を見せ……えー、この後にわかる社長の目論見を考えれば全員をこの場に呼んでいるべきではあるのですが、誰も彼も通りすがりのように現れてしまい、成り行きが実に適当で盛り上がらない事この上ありません。

そして4ライダーは再びドラゴンを分離装着するのですが、LV的に既に格下認定の黒ゼイドを4人ががりで一方的に嬲る為に、何の爽快感もないリンチに(^^; トドメに物凄く冴えないダブルライダーキックが炸裂し、ライダーゲージが残り2になる黒ゼイド。

へいへーい、そのままじゃお陀仏になっちゃうよー? と黒ゼイドを煽る4ライダーだが、追い詰められた黒はなんと少年めがけてクリティカルストライクを放ち、咄嗟にそれを迎撃したエグゼイドの尻尾撃墜された黒は、ライダーゲージが0に。

……あ、キルマークついた。

ところが黒ゼイドは自分の体に腕の装置を押しつけると何やらデータを読み込み、余裕の態度を見せる。

「ふふふふふ、もはや正体を隠す意味もない。私の名前は、仮面ライダーゲンム」

自ら変身解除し、4人にその正体を曝した社長は、「全ては、究極のゲームを作る為!!」と自らの目的を語り、既にバグスターウイルスは大量にばらまかれている、と宣戦布告して姿を消す。

4人を煽った社長の狙いは、自らの「死」のデータを読み込む事で、新たなガシャットを完成させる事。果たしてその白いガシャットの力とは?! テンション上がってきた社長から、次回、九条にクリスマスプレゼントの予感。

……あ、前回の予告で社長とドットズボンが並んで見ていたのは、自撮り用のスマホではなくて、新しいガシャットでした(笑)

wander_sheepwander_sheep 2017/01/21 20:43 永夢の「人を信じるのに根拠が必要なのか」という言葉自体は、まあわからなくもないのですが
「僕は先生を信じる。貴方の事は信じない」後半部分の冷たい言葉って必要でしたかね!?
前回での反省は一体何だったのか・・・永夢を一応見直しかけたのは間違いだったようです。
他人にわざわざこんな言葉をぶつけておいて、信頼関係を築いていく気が本当にあるのか、前回の記憶がリセットされてるのではと心配になってきます。

>つい先ほど、根拠は無いけど日向先生を信じる! と力強く断言した癖に社長からの電話に激しく動揺しているエムの思考回路が相変わらず謎
九条や鏡にはきつい言葉をバシバシ投げつけるくせに、社長のことは何故そんなに信頼してるんでしょうか・・・。

>エムの人格が破綻しているのは意図的で、狙って設置した地雷を後で全て破裂させようとしている気配もあるのですが
これまでの行いを前回ちゃんと反省しましたからね。しかしすぐ次の回でこんな言動されると、もうどう捉えていいのか。

>そんな九条がエムに向けて「自分自身の心を信じろ!」というのが壮絶な自虐と皮肉に
九条の叫びは、その台詞だけを見るならかなりかっこいいものに思えるのですが
その「人を信じるのに根拠はいらない」というやりとりの流れで冷たい言葉をぶつけられたことを思うと
おそろしいほどの自虐なんですよね。そんなときの言葉を持ち出してまで永夢を立ち直らせようとする九条が
おそろしくいい人、と捉えるべきなのでしょうか。

>むしろ“根拠を持って”エムを信じられない筈の九条が、今回の話の流れでどうしてそんな心境になるのかさっぱりわからない
九条さんについてはほんといい人だなーと思ってるのですが、永夢の行いがひどすぎるので
なんでこんなやつにそんなに肩入れするんだろう・・・という思いはどうしても湧いてきてしまって困ります。
永夢がもうほんの少しまっとうなやつなら、こんな風に思わずにすむのですが・・・。
(同僚にはひどくても)患者にやさしい永夢にきっと好感を持ってるのだろう、と強引に納得しようとしてますが。
(それならそれで、九条が永夢を好ましい人間だと思っている描写はやはり欲しかったです)
あと鏡はどうかわかりませんが、九条はたぶん前回のことは
それほど腹立たしく思ってはいないような気がします。
自分自身の性格のこともありますし、前回の嘘はまあ敵を倒すためなので
それこそ「ノセられちゃったなー」くらいで片付けてそうに思います。

ストーリーは結構気になってきたので、あとは主人公をもうちょっと何とかしてもらえたら・・・!という思いで見ています。
登場人物に対して、なんでこんな主人公のためにそんなに、って思うことなんて普段ほとんどないのですが、
そこが引っかかるとなんかもういろんな根幹が揺らいできてしまいますね。やっぱり主人公って大事なんだなと思う次第です。

2017年01月19日 『ジュウオウジャー』佳境

[]「しばらくお待ち下さい」

◆wander_sheepさん

 >コンドールアイがブラウン管越しでも有効なことに驚きでした。強力!

一種の呪術だと考えると、「TVに映った映像」は、十分に身代わりになりうる、という事なんですかね……。いきなり使ってみるのと、その後の淡々としたナレーションが妙に面白かったです(笑)

 >もしかすると、少しずつ情緒のようなものを手に入れ始めているのかも知れませんね。

そういったコンドールマンの変化が意図的に積み重ねられていっているとすれば、その辺りも転がり方が楽しみですね。

 >自己犠牲もある一定ラインを超えると、Mとほとんど区別がつかない、とか

 >そんなメッセージも含まれているのではという気がしてきました・・・

自省しながら艱難辛苦を受け止めていく、という事で思ったのですが、もしかしたら、修行僧みたいなイメージも入っているのかもしれないですねコンドールマン。

[][]『動物戦隊ジュウオウジャー』感想・第45話

◆第45話「解けた封印」◆ 監督:杉原輝昭 脚本:香村純子)

「お礼に……生ものはやめたほうがいいよ」

タスクにレシピを教わったマリオおじさんがジューランドの料理であるジャングルライスを作り、前回を受けての互いの関係の変化を別の角度から念押ししてくるという、こういう所が本当に巧い。

久方ぶりにデスガリアンの戦闘機部隊が襲来し、迎撃に出るジュウオウキングオクトパスとジュウオウワイルド。何とか出番を作られているオクトパスですが、タコ焼きミサイルによる対空攻撃には納得感がありました(笑) ところがその戦闘機部隊を指揮していたアザルドが、オクトパスのコックピットに掟破りのダイレクトカチコミ。ジュウオウバードを探していると言いながらコックピット内部で暴れ回り、オクトパスは墜落。合流した5人は、二手に分かれてバドを探す事に。

一方、治療のお礼に病院に持っていこうと釣りに励んでいたさわおはラリーと接触。……さわお、魚は釣れて当然、みたいな態度ですが、やはり山でずっとテント生活していて、《釣り》を中心に生産系サブスキルのレベルだけ極端に上がっているのか。

「バドさんが簡単に見つかるなら、今頃みんなジューランドに帰れてるか……一旦もどろ」

出撃前、さわおがお世話になった病院の先生、というワードに表情が固くなった大和を気にしていたアムは、その背中に眉を寄せてしばし考え込み、いったん笑顔を作ってから、努めて軽い調子で声をかける。

「ねえ! 大和くんは、帰らないの?」

ここで意図的に表情を作るアム、そしてそれを映像として見せるのが、“コミュニケーションの物語”を貫く、今作の凄み。

「え? だから、今から、アトリエに」

特に何も気にしてないですよー、話の成り行きですよー、というポーズの打ち込みで、お互いの雑談という事にしてするっと話してしまった方が楽かもしれないよと促してきたアムに対し、恐らくは質問真意を悟って少々動揺しながらも 受け流して逃げようとする大和だが、

「マリオさんちじゃなくて……本当のおうち」

その反応に覚悟を決め、踏み込んで切りつけるアム。

「………………なんで?」

「あのお医者さん……大和くんのお父さんだよね」

これまでの大和の言動や病院での態度から、大和父子の問のわだかまりに気付いたと告げるアムに、ベンチに腰を下ろした大和は口ごもりながらも父との確執を少しずつ口にし始める……。

「大した話じゃないよ。……父親と、仲が悪いってだけ。ホント……よくあるやつ」

仕事が忙しくて家に居ない事が多かった父と、ほとんど会話の記憶もなく、距離感を掴めずにいた少年期の頃を語る大和。

「色々あったんだけど……。…………許せなかったんだ……あの時」

その決定的な亀裂は、父が母の死に目に間に合わなかった事であった。

「母さんずっと待ってた……なんで来なかったんだよ!」

「…………急患が入ったんだ」

「嘘だ! おまえなんか父さんじゃない!! 父さんじゃない!! 出てけ! 出てけよ!!」

大和父子の問題は、ストレートな所に落とし込んできましたが、父をなじった「父さんじゃない!」という言葉自体も、大和の心に突き刺さったトゲになっていそう。

「……許せないんだ」

「…………そっくりなんじゃない?」

アムは柔らかい微笑を浮かべ、何を言われているかわからない表情で振り返る大和。

「大和くんとお父さん」

「…………どこが?」

大事なこと全然話さない。周りがどう思ってるかわかってない」

大和の、抑制された大人の対応の一方で、自分の事には案外と不器用な姿を指摘するアム。

「……一度ちゃんと、話してみたら?」

「……無理だよ今更」

「なんで?」

この素朴な問いかけが、今回凄く良かったです。

本質的他者感情個人の心の領域無頓着キャラクターが、自分ルールを振りかざして他人気持ちをズカズカ土足で踏み荒らしていき、結果的事態好転したのでOK、という作劇(まあこれも、やり方次第ではあるのですが)が凄く苦手な私としては、他者の心情に敏感なアムが、その心の内側に踏み込む行為だと自覚した上で敢えて、もつれた糸をほぐす為に自分が傷つく可能性も承知で率直な一言を選んだ、というのが痺れました。

相撲回とかハロウィン回とか、後半微妙スポットになっていたアムですが、ここで、真骨頂を発揮。

「同じ世界に居るのに? いつでも会いにいけるのに? たった2人の親子でしょ」

母一人子一人、というアムの家庭の事情を思い出す大和。

アムだから言える理由、というも見事に繋げてきましたが、この台詞にはもう一つ意味があると思っていて、デスガリアンとの戦いが佳境という意識に加え、この先、ジューランドとニンゲン界――自分たちの関係――も、どうなるかわからない。「同じ世界」で「いつでも会える」関係が続くとは限らないからこそ、アムとしては今どうしても、大和にアドバイスを送らずにはいられなかった。

洞察力に長け、人間関係で器用に立ち回り、他者との距離感を慎重に扱う(悪く言えば利用する)アムが、他人の心の傷に踏み込むというのは相当な覚悟をしているわけで、ここにはそんなニュアンスも感じました。

1年間の物語(関係性)が積み重ねられてきたからこそのやり取りで、「敢えて」踏み込んでいったアムの姿がとても良かったです。

……一方、父親ネタという事で関与の期待されたタスクの出番は、まったく無かった(涙)

マリオハウスに先に戻っていたセラ達の元にはさわお&ラリーが訪れ、アザルドのキューブとサワオアイテムの関係性について検討。ジュウオウキューブの代用品としてアザルドキューブが使われているとするならば、いったいそのアザルドとは何者なのか……。

そのアザルドは、ようやく見つけたバドを襲撃していた。

「俺の体……返してもらうぞぉ!」

アザルド、あまり物事に執着しない感じだったので、自分のパーツにこだわっているのは、意外と言えば意外。……いや、普通かもしれませんが、なにぶん、体質が体質なので(^^;

ジューマン達が戦闘の気配に気付き、アザルドの攻撃を受けて変身の解けたバドの元に全員集合。

「バド……今は協力するべきだ。吸収されたジュウオウキューブを、助ける為にも」

アザルドキューブの検討会など、今回ややタスクに効果的な台詞が多めの気がするのは、微妙にアムと比較しての配慮を感じます(笑)

相変わらずジューマンズとは馴染む気配は見せないものの、大和が一緒なのでバドも同意し、ここで7人並んでの変身を遠め固定ではなく、←右から、→左から、とカメラを動かして撮ったのはパターン化も外してきて面白かったです。

原監督、不信感は拭いきれませんし、今回も緩めるシーンでのバランス感覚にはどうも危うい印象を受けるのですが、シナリオが詰まっている事もあってか今回は悪くなかったです。

「どいつもこいつも、まったく、イライラさせる星だぜ!」

「この星を、舐めるなよ!」

メーバも交えて戦闘が始まり、それを観戦しながら「今度こそ、面白いものが見られるかもしれない」と嘯くジニス様。

ゴリラのマッスルパンチがアザルドの胸部を砕いてジュウオウキューブの回収に成功するジュウオウジャーだが、「邪魔もんが消えて動きやすくなったぜ」とむしろ体調が良くなったアザルドの猛攻は止まらない。赤の番長への変身も阻止され、転がった番長キャノンを手にするバード。

「太古の大王よ……俺にも、力をかせぇ!」

制御に苦しみながらも放たれたバードニック番長キャノンの閃光がアザルドを呑み込み、急速にフリーズカーボン。ジュウオウジャーはその光景が、かつて大王者の資格に見せられた、クジラ大王の儂の大勝利記念思い出ムービーと酷似している事に気付く。

バンタイトルの戦いでメーバ軍団を蹴散らした後に、うずくまるように膝を付いていたジュウオウバードは、この砲撃後に完全に倒れ込んで変身が解けてしまい、ジューマンパワーの不足からなのか、変身により何らかの負担がかかっている様子で不穏。

そして――番長キャノンの一撃によるショック療法で記憶を取り戻し、古代の戦いとは違ってクジラに大気圏外まで吹き飛ばされて考えるのを止めずに済んだアザルドは、なんと自らの力で封印を内側から破壊。ひび割れた外装をキャストオフすると、まさしく大勝利記念思い出ムービーで姿を見せた、太古の怪物そのものが姿を見せる!

「二度もこんなもん喰らっちまうとはな。だが! お陰で思い出したぜ。ありがとうよ、ジュウオウジャー」

「まさか、あいつは……」

そう、アザルドの体を構成していたキューブとは、真のアザルドを封印していた地球パワーそのものだったのだ!!

キューブアニマルがまるっきりアザルドキューブの代用品になる事、それを取り返した事で結果的にキューブが不足して封印が弱まった事、今までのアザルドの復活は「再生」ではなく「再封印」であった事……という諸々の点が線で繋がり、今ここに、甦る脅威。

「ジニス様!」

ナリア、今までで一番驚く。

「ふふふふふ、ようやく封印が解けたようだ」

「懐かしい姿だ。フッ、おかげで取り戻せたぜ。忘れてた記憶も、真の力もなぁ」

なお、ご本人のツイートによると、思い出ムービー登場の古代の怪物のバトルボイスは、クレジット無しでアザルド役の中田譲治さんが入れていたとの事。

割れて出てきたターンアザルドは、足踏み一つで大爆発を引き起こすと、戦いを挑んできたジュウオウジャーを、ほぼ一歩も動かずに圧倒。

「どうだ……これが俺、宇宙の破壊神、不死身のアザルド様よ」

6人一斉の野生解放ラッシュも全て無造作に弾き飛ばされ、範囲攻撃で全員変身解除。

…………えー…………ラスボスに勝てる目処も全くついていないのに、ラスボス手前にも勝てる気のしない相手が出てきたんですが(^^; 戦力ヒエラルキー描写は割と丁寧に積み重ねてきた作品だけに、この最終盤でトンデモ2連発をどう片付けるのか。一応、光があるとすれば取り返した4つのジュウオウキューブですが、ここまで来て白ける「奇跡」は持ち出さないと信じているので、どう転がしてくれるのか実に見物。逆に、真の最終局面では、ここまで積み上げてきたものを活かした、鮮やかな「奇跡」を期待しております。

「くくくくふふふふふははははははははは。…………いい準備運動だったぜ。あっちにも用があるからな」

「フフフフフハハハハハ」

ジュウオウジャーにトドメを刺さず、弓矢基地を見上げるアザルド、その姿を見下ろし楽しそうに嗤うジニス様。

……てあれ、もしかして、ジニス様のブラッドゲームの本当の目的って、真の力を取り戻したアザルドと戦う事?

この局面で、戦隊そっちのけでボス級キャラ2人が笑い合っているという凄い展開で、つづく。

次回――予告の内容からすると、大和父が妻の死に目に間に合わなかったのはバドを助けた為で、とすると、大和父がバドの治療を選んだからこそ、大和はジューマン達と繋がれた……という大和くんにとって凄まじく重い一撃が炸裂しそうですが、サワオ回・今回と父親との絡みで浮き彫りにされた、大和もそこまで大人なわけじゃない、という要素が物語してどう跳ねるのか、恐らく残り3話になるかと思いますが、楽しみにしたいと思います。

さやまきさやまき 2017/01/19 23:16 正直見るまではアザルドの正体だけでいっぱいいっぱいだと思ってたんですが
先にお父さんネタをアムがデッドボール上等で放り込んできたり
ちゃんとサワオ変身アイテムで検討してからの
バードさん起死回生の一撃がまさかの最悪の結果で
次回予告もアザルドよりもお父さん話ぽい予告になってて
ここまで来てまだこんなに濃厚なのかと(笑)
今までも予想外の大ピンチ!の度に戦力差を覆して勝ってきましたから
最後のキューブが上手く役に立つと良いなぁと思います
下手するとワイルドトウサイドデカキング[よりも更に上乗せ(オクトパス含む)]があったりして?σ(^_^;)

wander_sheepwander_sheep 2017/01/21 19:44 >いったん笑顔を作ってから、努めて軽い調子で声をかける
ここはとても印象深い場面でしたね。アムの躊躇いと決意がはっきりと描かれて。
さらに、話を聞いた後に父子を「そっくり」を評するときの微笑は自然なものなのですよね。
最初の笑顔は、進んで話したくないであろう話題に切り込むにあたって
相手の感情を少しでも和らげようという意識も感じられますが
聞いた後の笑顔を見ると「そっくり」という発言にはそういう意図はなく
本当にそう思ったんだなぁということが感じられました。

>「同じ世界に居るのに? いつでも会いにいけるのに?」
故郷に帰れずにいるジューマンズに心を砕いてきた大和にとって、刺さる言葉だっただろうなぁと思います。

>「同じ世界」で「いつでも会える」関係が続くとは限らないからこそ、アムとしては今どうしても、大和にアドバイスを送らずにはいられなかった。
・・・うわー!そういう風には思い至りませんでしたが「いつでも会える」うちに
大事な仲間がずっと持ち続けているわだかまりを何とかしたい、という決意だと思うとぐっときます・・・。

>ジニス様のブラッドゲームの本当の目的って、真の力を取り戻したアザルドと戦う事?
封印が解けたことを「ようやく」と言ってますし、実に楽しそうですね。
ようやく、ということは、アザルドが元々いた地である地球に来たのは
やはりそういう目的あってのことだったのでしょうか・・・。

あきあき 2017/01/21 22:57 アザルドレガシー、めちゃくちゃな強さでしたね。あれを見たらケタスさん、よくたったひとりで立ち向かって封印できたなと、そりゃあちょっとくらい「私です」ちどや顔したくなるよなと思ってしまいました。
本当に次でどう勝つのか見当もつきません。ウィザードのフェニックスの太陽送りを思い出すのですが、予告で「死なない生き物なんていないんだ!」とこれまた子供番組にしてはど直球にテーマを放り込んでいるので、きちんと死なせるのかなと、またまたハードル上げてきたなあとちょっと心配です。

>本質的に他者の感情や個人の心の領域に無頓着なキャラクターが、自分ルールを振りかざして他人の気持ちをズカズカ土足で踏み荒らしていき、結果的に事態が好転したのでOK、という作劇(まあこれも、やり方次第ではあるのですが)が凄く苦手な
私が香村脚本を好きな理由の一つもこれなんだろうなと思いました。ニチアサに限らずドラマを見ているとしばしばこのタイプにぶつかってもやもやするんですが、ジュウオウでは殆どこの手のストレスを感じたことがありません。コミュニケーションをテーマにする方だけあってこのあたりには非常に繊細な感性をお持ちなのかと思います。一方で私の知人に言わせると、そこが踏み込まなすぎ、遠慮しすぎで物足りないようなのですが。
この場面、あえて攻めこむアムも良かったですが、受ける大和の演技もとても良かったですね。動揺も、流して逃げようとする姿勢も、きちんと読み取れて、端正な演技だなあと思います。明日にどう繋がるのかとても楽しみです。

2017年01月18日 呼び覚ませ The way you go

[]先輩色々

◆wayさん

 >小舟社長役の木之元亮さんは『ウルトラマンダイナ』の防衛チーム隊長ヒビキ・ゴウスケ役

ああ、狙ったゲストぽいなぁとは思ったのですが、ばっちり過去メインの方だったのですね。扱いの良さに色々納得です。

 >割と役者の格でゴリ押したというか、本作で度々見える内輪向けの空気でちょっとラインを超えてしまった、みたいなものを感じますね(^^;

もじり台詞でニヤリ、とかはサービスお遊びの範疇として、あそこまで話の中心に来てしまうとちょっとやりすぎでしたよね……(^^;

◆マジマジさん

 >おそらく演者さんが1997年放送の「ウルトラマンダイナ」で「説教屋の隊長」という役柄でレギュラー出演してた事から

OBというだけでなく、キャラクター的にも昔の役を踏まえたネタ……言ってしまえば、中の人ネタみたいな用い方だったのですね(^^;

 >(ちなみに、youtubeの配信にて小船社長の登場とともにウルトラマンダイナのDVD-boxの宣伝が流れるという一幕が…。)

配信で流れるCMがちょくちょく狙っている、というのは耳に挟んでいたのですが、そんな事も(笑)

 >最近のウルトラマンが予備知識を持っているマニア向けのコンテンツになっていってしまっているのはファンとしても複雑な気分です。

オーブ単独で楽しんではいるのですが、時々、シリーズお約束前提?みたいな展開が入ってきて不足を感じる所はあるので、ブランドタイトルはそういうバランス取りが難しいですね……。

◆さやまきさん

 >今回はまたサンダーブレスターに尽きましたね〜

演出は盛り上げないように撮っているのに、見ている方は盛り上がってしまう、というのもなかなか因果フォームというか(^^; マガオロチ戦の見せ方が良かったのが、今回凄く活きましたね。

 >やっぱりガイさんベリアル閣下はちゃんと使えてるんじゃない?と見えて仕方がないです

力を「抑えられてはいない」けど、「引き出せてはいる」というのは、フォームとしても見方次第という感じですよね。その辺りの妄想余地が広いのは今作面白みの一つですね。

 >ガイの許せない発言も単純に制御出来ない自分を許せないというよりもベリアル閣下に乗っかって殺戮に酔ってしまう自分を

 >自覚してるからこそ許せないという感じですし

内部の葛藤が一切描かれないという演出もありますが、ベリアルさん好き放題→それを抑えようとしているガイ、というよりは、一緒に気持ち良くなっている感じは確かに(^^; それも含めて、「抱える闇」という事なのでしょうが。

 >ジャグラーさんも愛憎を込めて指摘してますから

この辺りも色々濁しているので、巧くまとまってくれるのを期待しています。

 >相変わらずゾフィー隊長の扱い軽いなぁと涙が止まりませんww

ガイもベリアルさんの事しか気にしてないですしね……(笑) そんな対応だから、隊長、実は怒っているのでは説にも、説得力が(笑)

◆ナシナさん

 >クワガーは(怒りにまかせて)イーター捕獲のことを忘れてましたよね。

怒りの超重甲そのもは格好良かったんですが……どうにも前後がグダグダすぎましたね……。

 >イーター1つのために他が犠牲になったり、危害を被るわけではないですし

そうなんですよね(^^; そういう葛藤が無いままビーファイターだけエリカ脳内で生け贄にされていて、その理由付けも見せ方が弱いのでちんぷんかんぷんな事に。どうも色々と話が散らばってしまって、要素を活かせなかった感じでしたね。

 >予告といい、サムネイルといい、ぼんやりネタバレ全開でしたね。

サムネイルで追い打ちしてきたのはビックリしました!(笑)

 > 時には劇中で堂々と博士が登場し、語ってしまっているので、余計に曖昧になってしまうのでしょうね。

全く語りキャラでないなら割り切れるのですが、そうでもないというのがまた困りますよね……(^^;

 >多分、意図しないで、傍観キャラになってますね。今、配信されている博士メイン回はまだ見ていないのですが、何だか不安です。

博士に関しては「見守る」と「見ているだけ」の違いが巧く描けていない感じですよねー……(^^;

 >確かこの脚本家さんは分かり易く、見ている子供さんたちにメッセージを送る方でしたよね?

メタルヒーローシリーズでは特にそういうポジションに居る感じで、子供ゲストを用いた「親子テーマ」なども多い方ですね。

 >しかし、何でなかなか変身しないだろう?と、見てて気になりましたね。異空間ではビーコマンダーが働かないのかと考えてしまいました。

私も迷宮内では変身不能なのかな、と思ったので、あっさり変身して驚きました(^^; 11−12話はどうも、生身アクションをさせたいという都合優先で、脚本時点より話が崩れてしまったのかな、という気がします。

 >個人的には少々ダレてきたので、そろそろ物語が動くようなイベント回が欲しいところです。

東映特撮のパターンとしては、そろそろ何かしら出てくる筈なので、私も次の展開に期待しています。

[][]『仮面ライダー555』感想

(※サブタイトル存在しない為、筆者が勝手につけています。あしからずご了承下さい)

◆第3話「幸せを配る男」◆ 監督:長石多可男 脚本:井上敏樹)

見所は、真っ赤なトランクスを握りしめるヒロインと、それを顔面に投げつけられる主人公

ゾウオルフェノクを焼却した巧は改めてベルトを返してバッグを交換するが、真理の脅迫と泣き落としを受け、しぶしぶ同道する事に。

真理の酷さが天井知らずですが、酷いけど面白く見えてしまうのは、私が井上敏樹に毒されすぎなのか(笑)

わかりやすい所では『キバ』の名護さん辺りが典型的ですが、落ち着いて考えなくても酷い性格キャラクターが何故か面白くなってしまう、というのは井上脚本の魅力だなと改めて(人を選ぶ部分でもありますが)。

自分探しツーリングの旅から東京へ帰る途中という巧は、ベルトにも怪人にも興味は無いと発言

「あ、君、好奇心が欠如してます? だから夢も持てないんだ〜」

ホント酷いこの女(笑)

ところが食堂でのやり取りで真理の怪我が嘘だとわかり、さすがに怒った巧は店を飛び出していき、その荒い車線変更が遠因になって、事故を起こしてしまうクリーニング配送車。巧を追いかけていた真理はこれを見捨てていく事が出来ず、配達員菊池啓太郎を後ろに乗せて、集配を手伝う羽目に。

株価ストップ安の真理がちょっと良い所を見せるのですが、この「捨て置けない」というのは、今作における「人間としての一線」の一つではあるのかな、と。

商品配達に行った先で買い物を頼まれてそれを請け負うと、その代金まで自腹で払い、皆が幸せになるならそれで良いじゃない、と平然とのたまって疑問を挟む真理をむしろちょっと変な人扱いする啓太郎は、底抜けのお人好し……を通り越して、人生という名の旅の途中でネジを何本か取り落としてきた、割と危ない男。

[結花さん……調子はどうですか。僕は今、とても感じの悪い女の子と一緒です]

その啓太郎のメル友・長田結花は、いかなる事情か家庭で疎外された扱いを受けており、朝の挨拶から一緒に暮らす家族に無視をされるという描写が凶悪で、きつい。前回の勇治同様に、居場所を無くした存在という位置づけなのですが、家族からの無視と怒声に始まり、学校では金銭恐喝をされ、バスケ部では次々とボールをぶつけられるイジメを受け……と、正直やりすぎ感あって引きます(^^;

そんな結花はメールのやり取りでは明るく振る舞っており、それを喜ぶ啓太郎。

[結花さん……僕の夢、聞いてくれますか。笑っちゃうかもしれないけど、みんなに幸せになってほしいんです。世界中のみんなに]

互いの顔も知らない二人が、メールという距離感ゆえに、片方は幻想の幸せを語り、片方は青臭く純粋な夢を語り、繋がっているのに虚構真実がすれ違っているという……えぐい、えぐいよ井上敏樹!!

[結花さんは、幸せですか? 楽しいですか?]

配達途中に立ち寄ったコインランドリーで、真理は巧の荷物とバッタリ遭遇。パンツを巡って男達が争い、飛び出した巧を追いかける真理の前に、今回の「ベルト置いてけ」が登場。土壇場でそれを捨て置けず、またも戻ってきた巧はベルトを巻いて変身し、ファイズとオルフェノクの、一連の諸々を目撃する啓太郎。

ファイズvs牛オルフェノクと、雪の中を歩く結花の“ここではない楽園”を求めるモノローグが重ねられた後、牛の攻撃を受けたファイズはベルトの携帯を外して銃モードに切り替えると、おもむろに射撃

1−2話でベルトやポインタに関して説明書の存在が強調されていたこだわりが嘘のように、超・雑(笑)

脚本家はあまりギミックにこだわりの無いタイプなので、演出でどのぐらい補うかについては田崎監督と長石監督の色の差が出た感じに見えますが、更にファイズは、腰の装備を拳にはめるファイズナックルパンチを放って、牛を焼却。

ファイズ変身直後の、手首をこきっと鳴らす仕草喧嘩3段みたいな具合で好きなのですが、必殺武器メリケンサックを思わせて、どこかストリートファイト風味です。

それにしても、付属武器をやたらスムーズに使うファイズ……もしかして巧、昨夜なんだかんだ寝ずの番をしながら、夜中暇だったのでベルトの説明書を真面目に読んでいたのか。

辻褄を考えるとそのタイミングしかないと思うのですが、なんか、いい奴だ、巧……(涙)

戦闘の決着後、大きくカメラを引いていってカット切り替わると、雪の階段で足を滑らせて倒れた結花が、灰色の瞳で蘇生する――という姿に繋がるのは、オルフェノクはただの人外怪物ではない、という今作のキーポイントを強調していて、面白い演出。

一方、砂と化してそのまま消滅してしまった千恵の姿を目にした勇治は、スマートレディによりスマートブレイン本社へと連れて行かれ、そこでスマートブレイン社長から<王の眠りは深い>という謎のメッセージを伝えられる。

同じ頃、地下鉄工事の落盤事故により不思議な空間が発見され……その奥にあったのは、小学校教室というホラー展開。地下35メートルの空洞に存在し放棄された教室、壁にかかった1995年のカレンダー、これらはいったい何を意味するのか……次回、啓太郎、変身?!

1−2話は、対となる巧パートと勇治パートを交互に描くという構成だったのですが、今回は、巧&真理パートに加え、対という程でもない結花パート、その結花と繋がる啓太郎、加えて引き続き勇治も描かなければいけない、と第3話にしては話が散らばりすぎて、まとめるのに苦労した雰囲気。正直、あまり面白くはない出来。

ところで、助監督に

鈴村展弘

柴崎貴行

山口恭平

名前が並んでいるのは、今見るとなかなか壮観で時代を感じます。

◆第4話「Standing by 555」◆ (監督:長石多可男 脚本:井上敏樹)

「なんでそういう態度なの? お腹痛いの?」

「……あの子の言う通りだね。君、友達いないでしょ」

「汚いものが側にあると、くしゃみが出るんだ。汚い心のヤツとかさ」

菊池啓太郎のみだれうちだ!

巧はじっと力を溜めている!

巧、客観的にはそこまで酷い事をしているわけではなく、むしろ付き合いの良い方なのですが、ヒーロー流儀にそぐわない行動指針の為に周辺人物からぼっこぼっこに言われるの、まず間違いなく皮肉でやっていると思うので、酷い。

牛オルフェノクを倒した巧はまたもベルトをぽいっとするが、今度は本当に怪我をする真理。

「ホント最低だねあなた。嘘つきで身勝手で猫舌で、その上人を信用できないなんて。どうせ友達も居ないんでしょ」

園田真理、心の鏡を持たない女。

「なんでそこまで言われなきゃいけないんだ。だいたい嘘つきはおまえの方だろうが。……おまえ……まさか、わざと怪我したのか。俺の同情引くために」

まあ、巧も巧でけっこう最低な発想ではあった(笑)

険悪な両者の間にわけもわからず挟まれた啓太郎は、骨が折れているかもしれないと真理を病院に連れて行き、渋々それを手伝った巧は、啓太郎から質問責めに合う事に。

「なんとかしなくちゃ、て思わないの?」

啓太郎が持ち出す、“よくあるヒーローの動機”を、巧は無言で受け流し、「ベルト」や「変身」という象徴を、かたくなに「ヒーロー」と結びつけようとしない今作の方向性が良く出ています。……勿論これは、長い《仮面ライダー》の蓄積があった上でこそ出来る作劇であり、一歩間違えるとつまらないパロディに堕してしまうわけですが、わかった上でそれらを解体し、大火傷覚悟でその先を探そうというのが、挑戦的。

「なんで男同士がいちいち名前教えなきゃいけないんだよ。気持ち悪い」

ベルトの力があれば人助けが出来るのでは、と盛り上がる啓太郎に対して冷たい態度を取りつつも、幸い骨折ではなかった真理には、怪我が治るまで一緒に行動するという約束は守る、と告げる巧。しかしそんな巧の、猫舌をせせら笑う真理。

ホント酷いよ!!

「私にはわかるな。こいつ今までずっとこうやって生きてきたのよ。面倒が起こるとすぐ逃げ出して。あー、やだやだ」

更に追い打ちで、巧を汚い心のヤツ扱いする啓太郎。

「おまえ喧嘩売ってんのか」

「いいよ別に。俺はこれから真理さんと一緒に人助けに命をかけるんだ」

「え? 人助け? 私と?」

「え? 違うの?」

「私は、別にそこまでは。ただ本当の事が知りたいだけで」

だが真理も、別に正義の志は持っていなかった(笑)

翌朝――消える啓太郎とベルト。

[結花さん、今日から僕の新しい人生が始まります。多くの人を助けるための人生です]

巧も真理も折角の力を世のため人のため人を幸せにするために使えないロクデナシどもだと切り捨てた啓太郎は、バイト先を辞めるとフェリーで東京へ戻る為に、宮崎港へとバイクを走らせる………………ベルトどころか、バイク盗んでいるぞ(笑)

登場間もなくから頭のネジが抜け落ちたまま消滅している感じの啓太郎ですが、何が怖いって、「みんなを幸せにする」という目的の為に、「頼み事を引き受けで自腹を切る」のも「他人のベルトとバイクを盗む」のも同じベクトルで手段正当化されている事。

これまた、悪を倒す為なら多少の違法行為は辞さない、という“正義のヒーロー”像を皮肉っているようにも見えますが、実際の所、手にした力を用いて人を助けよう、というのは定型的なヒーローらしい姿であって、その啓太郎が現状劇中で最も狂気に近いサイドに居る、というのも何ともややこしい仕掛けです。

結花には、東京で会いたいとメールを送り浮かれる啓太郎だが、その前に、スマートレディの指示で動いている事が判明した2人のオルフェノクが立ちはだかる。

「へ、変身!」

ベルトを起動しようとする啓太郎だったが……エラー

馬鹿め、誰でも変身できるわけではない」

そこに追いつく真理と巧だが、サボテンオルフェノクはベルトを奪い取ると一度人間の姿に戻って自らに巻き付け……変身してしまう。

「はぁーーー、これがファイズか」

強力なマジックアイテムを敵味方で奪い合う、というのはいっそスタンダードな物語形式といえますが、その力によって怪人――それも安易殺人を犯すいかにもな三下――がヒーローと全く同じ姿になってしまい、ヒーローの唯一性も主人公の特別性も第4話にして無造作破壊されてしまうというのは、「変身」というシステムを活かした、衝撃的な展開。

どこが初出かと思っていましたが、ヒーロー名を最初に名乗るのが怪人サイド、というのもなかなか凄い。

サボテン555は同僚のカマキリっぽいのをあっさり焼却すると口封じの為に3人に迫り、慌てて逃げる3人だが、巧の脳裏に昨夜の真理の寝言が木霊する。

――「逃げんなよ。卑怯者!」

「……ぁんだよ! なんでこんな時にあいつの寝言思い出すんだよ!」

背を向けるのではなく、立ち向かう事を選んだ巧は、ヒーローの証明、バイクアタックを仕掛けるが、ヒーロー力の充填不足により空振り。続けて、一線越えたキチガイである所の啓太郎が後頭部を鉄パイプで殴りつけるが、逆に鉄パイプの方がねじ曲がってしまう。

絶体絶命のその時、真理の叫びに反応して……バイクが立った! 勝手に走った! 変形したぁ?!

そして、殴った。

3話ほど、何事もなく平然とまたがっていたバイクが、いきなり人型ロボットになるという、これもなかなか衝撃の展開。

園田父は、娘に何を送りつけているのか。

バイクロボの打撃でサボテン555からベルトが外れ、それを拾った巧はここまでで最高にヒロイックに変身すると、サボテンオルフェノクを必殺円錐キックで焼却するのであった……。

と、ぞんざいにベルトを扱い続けて約1ヶ月、オルフェノクの555への変身という衝撃の展開を盛り込むと共に、なんだかんだで巧がヒーローとして立ち上がり始める端緒までが収められる事に。

一方、オルフェノクとしての超感覚で車にはねられた道子を助ける結花だが、道子からは結花に突き飛ばされたと濡れ衣を着せられ、長田家を追い出されてしまう。バスケ部での度重なるイジメに爆発した結花はオルフェノクとして覚醒し、巻き起こされる大量虐殺。独り長石階段に座り込んでいた結花は、そこで勇治に拾われる。

「君の…………仲間だ」

そして、巧、真理、啓太郎の3人は、フェリーで東京へ。

「おまえ……まだ俺の名前知りたいか? ――乾巧だ」

ベルトを預かると宣言し、自分の道を選び始める巧だが…………このシーンの巧が、これまで以上に訥々とした喋りで勇治ばりにたどたどしいのですが、フェリーの甲板上が寒かったのでしょうか?(^^; 風が吹きすさんでいて見るからに寒そうではあるのですが。そんなこんなで微妙にいいシーンになり損ねつつ、舞台は東京へ――。

wander_sheepwander_sheep 2017/01/21 13:36 >巧、客観的にはそこまで酷い事をしているわけではなく、むしろ付き合いの良い方なのですが
なのに、何故ここまで言われなきゃならんのだ!ってくらいぼっこぼこに言われますね。
そして、それを言ってる人間の方がよっぽどひどいという・・・。
1-2話ではまだ控えめで、これくらいならまあ・・・とか思ったのは大間違いでした(苦笑)

特に啓太郎の、一見温和そうに見せかけておいて実はネジ外れまくりというのは凶悪ですね。
携帯の「み」の変換候補に「みんなに幸せ」というワードが入っていたのも、さりげなく怖いところです。

ナシナナシナ 2017/01/22 02:20 バイクロボはインパクトありますね。ちょっとマスコットっぽいです。
真理の声に反応して、変形するのは一応今作のヒロインの証明なんでしょうか。その辺りがキーになるのかなぁと思います。
前回、ライダーと怪人の対比について、述べられてましたが、今回怪人であるところのオルフェノク(しかも雑魚っぽい)が一時的にファイズに変身してしまい、より強調された気がします。
しかも、真理や啓太朗は変身することができず、ベルトに拒絶されたので、誰でもファイズになれるわけではない辺りがミソですね。

>キャラクター造形
新キャラが投入され、良くも悪くも明るい方面にも暗い方面にも極端な個性がさらにパワーアップした感じですね。
啓太朗は善人キャラを突き詰めれば、狂気の域に向かうのかというサンプル。というか、カルト系?
でも、結構ズバズバ言いたいこと言って、酷かったりしますが。
ベルトとバイクを勝手に持ち出した下りは、従来のヒーローを皮肉っているのかと思いましたね。
あくまで本人は本気で人助けをしようと考えていて、それ故の暴走や意思も含めて。
以前、過去の感想にこの脚本家さんはキャラクター同士のすれ違いや認識の違いを書くのが上手いと書かれてましたが、
1話目で知り合った巧と今回で初めて出会う啓太朗では、真理に対して、同じように"ひどい女"と認識しつつも、微妙に受け取り方が違うように見えました(真理と一緒に人助けしようとする啓太朗とか)

結花は勇治のケースに比べて、救いようがなくて、さらに境遇が過酷ですね。当時、放映されていたのは爽やかな日曜日の朝8時なのに。
事情は分かりかねますが、本人に問題が無さそうなのに、義父から義妹、さらに義妹の友人たちと負のスパイラルが続いている感じです(義母は合わせてしまっている感じ?)
車で、はねられた自分を助けてくれたのに、素っ頓狂な嘘を義妹がつかなければ、後のバスケ部大量虐殺は起こらず、
むしろ、これを機に周りの人間関係が徐々に好転していっただろうなと考えると、物語作りの残酷さを垣間見た気がしました。
義母が娘を助けてくれたことに対して礼を言う描写をわざわざ入れて、そこから一気に突き落とす感じがえぐいですね。

>性格はひどいのに、何故か面白いキャラクター
賛否両論な部分はありますが、バランスが上手いんだろうなと思います。
キバの名護は、仰っていた方もいましたが、独善的で上から目線で物言うキャラであるつつも、何だかんだでしっぺ返しがあって、扱いが悪かったりと、そこから面白さを生んでいるところがありますよね。
逆に反省している描写がなかったり、カイザの見せ場が少なかったりと、諸々な理由で受け付けない人もいるのも、事実だと思いますが。
ファイズの場合は、何だかんだで巧も会話のレベルが一緒なので、そこまで真理や啓太朗のキャラが浮かないのかなと考えてます。
当の巧もひねくれていて、荒いバイクの運転が遠因で事故が起きてますので。
ファイズの戦法もケンカ殺法っぽく、感覚で戦っていて、座り方といい、ヒーローというよりチンピラっぽくないですし。
…それでも、1対2な上に、酷さのレベルが違いすぎますね。

それにしても、4話の時点で主要人物が、ひねくれヒーロー(巧)に強引を通り越して横暴なヒロイン(真理) 善行しようとするも狂気の沙汰ないい人キャラ(啓太朗)
オルフェノクになるのも含めて、過酷な境遇に歪みそうな人たち(勇治、結花) 何を考えているか分からない不審人物(スマート島田レディ)と丁度いい人物が居ないですね。