〜ものかきの繰り言2016〜

東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。基本的に混沌としていますが、特撮、ゲーム、競馬の話題が多いのは仕様です。
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2016年05月28日 ラスト・オブ・ブルースワット

[]すぐキレるエレファント

◆さやまきさん

 >どの時点のアローさんと絡んでるかによって

FLASHが今のところ割と純なヒーローなのに対して、アローはその辺りから方向性が違うのですね。どんな対峙になるのか、楽しみです。

 >かくれんぼだけでなくEDダンスも早く撮り直してほしいデス(苦笑)

あれ結構凝って撮った感じなので、追加戦士で完全新規できますかねー(^^; 合成されそうな予感が(笑)

 >役者的な葛藤と役の葛藤がシンクロしちゃってるのか逆にリアルな感じがしますねww

言われてみると確かに、他のメンバーほどあっけらかんと異世界に馴染めないタスク、というのが滲み出るようにはまっている感は(笑)

 >セラさんメイン回はとんでもなく凄い展開が待ってるような期待をしてますww

セラは良くも悪くも早めに安定したので、ここらで一波乱欲しいですね。

[][]『ブルースワット感想

◆Volume51「グッバイ BS(ブルースワット)」◆ 監督:蓑輪雅夫 脚本:宮下隼一/鈴木康之)

踏んでしまった地雷を起爆させない為に圧力をかけ、脱出に成功したと思ったら何故かいきなり銃を抜き、爆発せずに済んだ地雷を撃って自ら爆破する、という開幕から愕然とするシーン。

爆発の規模が不明なので、セイジとスミレに病院人達避難誘導をさせていた筈なのですが、いったい何をしたいのか。

いやまあ、爆発しませんでした良かった良かった、だと絵的に全く盛り上がらない、というのはわかるのですが、それならこの、シグが地雷を踏んでしまった! という危機状況の設定がそもそも選択ミスだったという事になり、解除した地雷を振り向きざまに速攻で踏みに行く、最終回まで見事な『ブルースワット』クオリティ

「これで戦士ナイフ消滅しちまったか」

「せっかく、シグに貰ったのに」

「3本のナイフが一つになって戦った。戦士のナイフにふさわしい最後です」

前回ぽっと出のアイテムで強引に盛り上げを作ろうとするこんな時まで、どうしようもない台詞しか割り当てられないサラの扱いは、本当に酷い。

そしていきなり、セイジの台詞でクイーンのアジトが判明し、アジトから彗星に向けて送られている誘導電波を止めるべく、最後の決戦に出撃するブルースワット。各自のモノローグ&回想で一応盛り上げにかかり、シグが広瀬剛の存在言及した事にちょっとホッとしました(^^; 

クイーンアジトに突入したブルースワット(さすがにセイジとスミレはついてこなかった!)はエイリアン軍団を蹴散らして遂にクイーンの元まで辿り着くが、圧倒的な力を持つクイーンに追い詰められる。ここで、クイーンが重力を操る描写はなかなか面白く、スワット1をぐりぐりと踏むクイーン。

「この星の、新たな支配者クイーンに、許しを請え。そして死ねぇ」

「ざけんじゃねぇ……! てめぇ一人で、何が支配者だ! 何がクイーンだ!」

いつものようにお父さんを呼ぶのかと思ったら、怒りのショウは、まさかのバックブリーカーから大回転投げを決め、クイーンを誘導装置に叩きつける。

「この星は、地球はてめぇの玩具じゃねぇ!」

プラチナム初登場の第23話から数えると、かれこれ半年ぶり自分の力でピンチを乗り越えたスワット1は、最終回でさすがに主人公らしくなりました。

「クイーン、あの世で自分に仕えな!」

光線銃の一斉射撃でクイーンと親衛隊を巻き込みながら誘導装置もろともアジトは大爆発し、迫り来る彗星にもSS−17から放たれたレーザーが直撃する。……だが、彗星は既に、地球衝突を免れない位置まで接近してしまっていた!

「俺は、俺は信じねぇぞ。地球が、人類が滅亡するなんて、信じてたまるか、信じてたまるかぁ!」

何故かここで、現実から逃避する主人公。

「諦めない」ならわかるのですが、どうして「信じない」になったのでしょうか(^^; Aパートで折角いい所を見せたのに、一瞬で台無しに。

そんな他力本願の叫びに応え、地球へ降り立つプラチナム。……いや、カプセルで降りてこないで、金色宇宙船ビーム破壊すればいいのでは。前回も、シグが地雷を踏む都合で戦闘が終わるとやたらそそくさと帰っていたのですが、帰り道に彗星の一つや二つぐらいあっさり破壊できたと思われ(なにしろ、クイーンの近衛船団を瞬殺したという実績がある)、凄く、挙動不審

「ショウ、これからは私が居なくとも、おまえ自身意志ハイパーショウとなるのだ」

「どういう事だよ? まさか?! プラチナム!」

「プラチナム、自分の命と引き替えに?!」

「彗星の衝突阻止を、いや、破壊を?!」

次々と、勝手に煽るブルースワット(笑)

あなた方明らかに、自分達の願望を伝えてますよね。

煽るだけ煽った後、いやらしく形だけ止めようとする面々だが、ゴールドプラチナムの決意は固い。

「忘れてはいけない。この星を救うのは、ショウ、サラ、シグ、セイジ、スミレ、君達だ」

いや、救えてないからお父さんに頼る事になっているのでは。

「私は、平和を願う者達の想いの結晶に過ぎない。悪を許さない怒りが――心があるなら、いずれ次なる私が誕生する。必ずや」

突然、自分は概念的存在であると言い出したゴールドプラチナムは、カプセルに乗って彗星に特攻

主要キャラ自爆シーンの筈なのですが、すみません、正直、吹き出しました。玩具のギミック的都合ありきだったようですが、あれだけ降下シーンが格好悪い(そして意味のわからない)カプセルを特攻兵器に使われても、話の成り行きと合わせて変な笑いしか出ません。

「救われたのね……地球が」

「プラチナムのお陰で」

「命と引き替えに」

「おまえってやつはよ、プラチナム」

最終回、超戦士の自爆を何もせずに見つめる主人公達……という歴史的大惨事が華々しく展開しましたが、これは思えば、第1話の主任自害メタオマージュ自虐パロディなのかと思うと、徹底して『ブルースワット』らしいとも言えます。

だがその時、お父さんを悼み感傷に浸る5人を、突然の攻撃が襲う。クイーンはまだ、生きていた!

「私は死なん! 全ての生命体に、知性体に、悪の意志がある限り――我が生命は滅びない。甦る!」

プラチナム同様、いきなり、自分は概念存在的だと主張し出したクイーンは、ブルーストライカー、ガバナーに次々インヴェードして5人を攻撃、続けてシグやサラに次々と憑依し、身投げさせる。

残るはショウ一人、だが……

「許さねぇ、俺は絶対におまえを許さねぇ! 叩き潰してやる、叩き潰してやるぜ! クイーン!!」

悪を許さぬ怒りの心――それに応えて時空の彼方から金色宇宙船がやってくると、今ショウは、自らの意志でハイパーショウとなる!

あー……ここでショウが、亡きお父さんの志を継いで新たなヒーローになる、というのは、この最終回、というか、物語全体をまとめるアイデアとしては悪くないのですが、残念ながらこの期に及んで、自力ではない(笑)

まあそこプラチナムも、「おまえ自身の意志で」と微妙言い回しなのですが、それを言うとこれまでも実質的に自分の意思でプラチナムを呼んでいたわけで別に強制的にハイパー化されていたわけでもなく、台詞もこれまでと変わらない「絶対許さねぇ!」なので、特に劇的な変化が生じていません。この、最後の最後まで劇的なダイナミズムと無縁なクライマックス、というのも実に『ブルースワット』クオリティ。

ショウの怒りをプラチナムが仲介してスターフォートレスを呼ぶ事でハイパー化する……といった設定だったなら、仲介なしでスターフォートレスを呼ぶ事が出来るようになった、という変化とショウ自身の意志の力を強調できますが、そもそもハイパー化するのにスターフォートレスは必要なかったわけで(^^;

そう考えると、そもそもスターフォートレスとはプラチナムの移動用ではなく、万が一の時に自分が居なくてもショウがハイパー化できるようにプラチナムが用意していたという事になりますが、どれだけ過保護なのかお父さん。

その辺りを置いておくにしても、今作全体にこれといって統一したテーマが無いので、“悪を許さぬ怒りの心”に収束しようとしても、当然綺麗にまとまりませんでした。特に、ショウの私怨に反応してプラチナムが来ちゃう、とかネタでやっていたのは致命的(^^;

ただまあ、手元の具材で何とか、最後に話の大枠を作ってまとめようとしたセンスというか誠実さは、一定の評価をしたい所です。

最近インタビュー記事によると、この時期の宮下連名脚本は、宮下さんがプロットを書いて若手や弟子筋が第1稿として膨らませたものを更に宮下さんが改稿していたそうですが、『ジャンパーソン』の最終回なども考えると、着地はちゃんとさせよう、というのは宮下さんの意識の出た所か。

スターフォートレスからエネルギーを受けたハイパーショウが放った超凄いビームによりクイーンはブラックホールに飲み込まれて消え、喝采をあげるブルースワット。

「だが、最後の最後までブルースワットの戦いが人々に知らされる事はなかった」

と、初期設定を守り通したようなナレーションを被せ、後日談エンドへ。

シグはザジと親子として地球人として生き始め、スミレは大学に戻り、セイジはパソコン教室講師となり……そしてショウとサラはスターフォートレスに乗り込み、プラチナムの意志を継ぐ者として宇宙へ旅立っていく――

「だが、その喝采なき勝利を、地球も、宇宙も記憶に留めるだろう。死力を尽くして戦った戦士達の伝説を、永遠に。さらば、ブルースワット!」

……さてここで、ゴールドプラチナムの“目的”を、思い出してみましょう。

「ハイパーショウ。今日からお前も装備するのだ。私の同志として。地球を、宇宙を守る戦士として」 (第33話)

そう、ゴールドプラチナムの真の狙いとは、お気に入りの地球人ショウを、自分の同志として迎える事にありました。

そしてまんまと、ショウはゴールドプラチナムの意志を継ぐ者として大宇宙へ旅立つ事になります。

第50話における妙に急ぎ足での帰還と地球へ迫る彗星の無視。

衝突間近の彗星を素通りして地球へ降下してからのわざとらしい別れの会話。

スターフォートレスを使わずカプセルで特攻。

これら数々のゴールドプラチナムの不自然な行動から導き出される結論はただ一つ――ゴールドプラチナムは生きており、自己犠牲偽装工作に過ぎない。

恐らく宇宙へ飛び出して三日後ぐらいに、しれっとショウ達の前に姿を現します。

「プラチナム! 生きてたのか!」

「そうだショウ。これからは、私と一緒にこの大宇宙で戦い続けよう。あ、その余計な女は地球に帰還びーーーーーむ」

ぐっばい! ぶるぅーすわぁっと!!

というわけで、最終回にして「真のヒーローに導かれた男が二代目を継承する物語」に仕立て直された今作、上ではそれを誠実さと評しましたが、意地の悪い見方をすれば実は主人公はヒーローではありませんでした、という自虐的ちゃぶ台返しであり、『ブルースワット』はヒーロー物として未完成だったという敗北宣言とも取れます。

既存のヒーロー物の約束事を取り除き、新たなリアリティとそこから生まれるヒーロー像の構築を目指した今作でしたが、地盤作りの不足から建物が根こそぎ倒壊。蛇行を繰り返した挙げ句に自虐と自爆の底なし沼にはまってしまったのは非常に残念でした。ヒーローとは何か? をこねくりまわして袋小路に詰まってしまったのならまだともかく、ヒーローとは何か? という入り口に辿り着けすらしなかったと思えます。

別に何でもかんでも「ヒーローとは何か?」を問わなくても良いのですが、新たなヒーロー像を模索していた筈の今作が、インヴェード被害者の無視や脳死した人体の乗っ取りなどの蛮行の末に、最後に辿り着いたのが“自己犠牲による彗星衝突の阻止”では、正直お粗末。

とにかく第23話以降、ゴールドプラチナム関連においては作り手の諦念や嫌悪感すら随所に感じられ、作品として“壊れてしまっている”今作ですが、もう一踏ん張り、作品を壊さない為に戦って欲しかったです。

問題は、ゴールドプラチナムで何もかもおかしくなったのではなく、ゴールドプラチナム登場以前から壊れかけていた、という所でありますが、土台から基礎を全て抜く→地盤の再整備をしていないのに建物を建て始める→柱の寸法から歪んでいるのに無視して建築を進める→当然丸ごと倒壊→更に隕石が落ちてくる→何かも虚無の泥濘へ沈んでいく……そんな作品でありました。

具体的な問題点のまとめは、やっているときりが無くなりそうですが、その内、総括ないし反省会で。

終盤、あまりの壊滅ぶりにかえって文章が長くなってしまいましたが、長々とお付き合い下さった皆様、ありがとうございました。

来週から、『ビーファイター』だといいなぁ(ここまで来たら、メタルヒーロー扇澤脚本をコンプリートしたい勢い)。

インザファイトインザファイト 2016/05/28 16:59 とうとう完結しましたね、ブルースワット。
正直言って1話あたりの内容が薄く、残念なものになってしまったのが悔やまれます。私は子供の頃は漫画でよくある過去回だったり、特撮では2話連続回だったりというのが嫌いだったのですが、やはりそれは子供の目線から見ると話なんてどうだっていい、とにかくヒーローが頑張って勝つ姿が見たいんだ、2話連続回だと最初の1回は負けちゃうから嫌いだ、ってなるからなのでしょうね。多分東映さん的にもそこはテコ入れのつもりだったんでしょうが、今こうしてみると、どれだけ1話で因縁をつけたりして深い話を作ることが難しいか、どれだけ連続回や過去回が重要かをまざまざと見せつけられます^^;

同時期の戦隊である「カクレンジャー」の1話、2話も視聴した時に内容が薄く感じられたのですが、これはそもそも戦隊枠が25分枠だったのと、少なくとも杉村升氏がメインライターの頃の戦隊は完全に幼児向けの作品だったので、それもしょうがないのかな、と思えます。
でもブルースワットはよりにも寄って内容薄める、子供でも分かるような頭悪い台詞で受け狙いなど悪い例しか取り入られてないし、その上下手に剣戟がほとんど見られないなどの良い改善がされないので子供が見ても楽しめない、挙句の果てに結局ケン石神だとかのシリアス回を無理やりお笑い番組となったブルースワットに入れたりした結果非常に雑なものになってしまったと思います。

ですが元来、特撮とは子供が見るもの。あまりマニアの面から語るのは、良くないのかもしれませんね。

ブルースワットは新機軸を生み出すためにいっぱい脚本家入れたけどビーファイターは王道路線だからヒーローのことをよく知ってるベテランだけの少数精鋭で脚本を組もう、という話ですが、メインの宮下氏にサブの扇澤氏に鷺山氏はいいとしても、なぜ2作しか担当しておらず、しかも水準が高いわけでもない浅香氏が無条件に残れたのかが非常に謎です。
そもそももっと前から増田氏に酒井氏に中野氏だったりと少なくとも浅香氏よりかは水準も高い脚本家はいましたし、同期なら靖子にゃん(ただしビーファイターに参加はしている)という最高の人材がいたのに、とも思います。

以前いただいた1時間ドラマ枠、とのことですが、なかなかよさそうですね。相棒の水曜9時枠とかで放送されたら面白そうです。ただ、やはり今度は中年層に異形の犯罪者が受け入れられるかどうか・・・という問題はありますね。
やはり今のご時世なら、深夜枠かOVAかネット配信か・・・というのが一番の安全策になるのでしょうね。

何はともあれ、「ブルースワット」完走おめでとうございます。やはり自分の目からだと気づかないことも、他人の目を通してみると気づけることもありますね。
勉強になりました。ありがとうございます。

さやまきさやまき 2016/05/28 17:26 ブルースワット完走ほんと〜〜〜にお疲れ様でした!!(笑)
そして当時みんなが叫んだ事をやっとここで改めて記したいと思います
サラ!!相手が違う!!!(爆笑)
サラがショウに付いて行く必然も全く感じないですし
そんなフラグも一切立った事もなかったですし
一緒に写ってたオンタイムで見てもまだしもシグと並んでた時間のほうが長かったのでは…σ(^_^;)
多分旅立ってすぐにも[やっぱり私選択間違えたわ]とか言ってますよサラさん( ̄▽ ̄)
しかし改めて最後の最後までグダグダで本当にグラフにしたらずっと下降線のままで終わってしまったような作品でしたね〜

wayway 2016/05/28 20:08 『ブルースワット』完走お疲れ様です。
メタルヒーローの中でも今一つ知名度も評判も良くない作品という印象がある作品ですが、初めて通して視聴してここまでひどいものかとちょっと驚きました(^^;

>主要キャラの自爆シーンの筈なのですが、すみません、正直、吹き出しました。
こういう感動の詰め込みがまたも往年の『ジバン』を思い出す惨劇なのですが、もうプラチナムは存在そのものがドリフのようなものなので、私もここは笑うしかありませんでした。
空に浮かぶプラチナムの姿が完全に「無茶しやがって」というネタにしか見えませんでしたし(笑)

>プラチナム同様、いきなり、自分は概念存在的だと主張し出したクイーン
何もかも唐突過ぎて意味不明ですが、ここにきてまたも主語の大きな概念同士の対決になるのは宮下さんらしいなと改めて。
まあプラチナムを「平和を願う人たちの想いの結晶」と言っておきながら「ブルースワットの戦いは誰も知らない」としてしまうので、ここでも以前おっしゃっていたようなスケール感の表現の失敗が見えてきますけれど(^^;
クイーンは悪意の権化ってことに一応はされているものの、そこを作品テーマとしては座らせてこなかったので、決着も「倒すことができなくてどうしようもないから、与えられた凄い力で異次元へのブラックホールを開いて追放する」に見えてしまい、これだったらいっそ組み込まない方がよかったように感じます。
第2第3のクイーンが現れないために我々はどうするべきかってことさえ、考えないわけですし。

>そしてショウとサラはスターフォートレスに乗り込み、プラチナムの意志を継ぐ者として宇宙へ
「え? そこサラなの?」というツッコミどころ(^^;
ショウとサラの間のロマンスってあまりなかったわけですし(序盤にちょっとそういうのあったぐらい?)、ショウは梨奈さんを完全に忘れてますし、今回だけでもサラはこれまでを回想した上で「ここに私の本当の居場所がある」って決着しているのに、宇宙に飛んじゃうのはどうなのか。
これだったらせめて『シャリバン』『ジバン』みたいにショウ一人だけ宇宙に飛び立って、サラとか梨奈さんが地上から「私も連れていってほしかった」とかした方が、ショウもエターナルヒーローとして収まりが良くなったように思えてなりません。
……プラチナムが本当に生存していてサラだけ追い返したらどうしましょう(笑)

>「真のヒーローに導かれた男が二代目を継承する物語」
第1話の時点では「真のヒーロー」の影も形も見えませんし、そう表現してしまうとすごいアクロバットな着地ですね(笑)
確かに第1話時点でのショウとかはおよそ「ヒーローらしくない」キャラ付だったこともあって、ショウが戦いの中で本当の正義を知るヒーローになっていくという成長物語の意図もあったのかもしれませんが、肝心の「何故ショウが選ばれるのか」「何故ショウがヒーローとして意識を変えていったのか」という、とにかく「何故」の部分を全く描かないままショウは角が取れて(終盤何故か妙なトゲが出ましたが)、なし崩し的に最終回でヒーローになってしまったという。
さらに「プラチナムは何故ヒーローなのか」も「人々の正義の想いの結晶だから」に集約されると思われるので、そうなると人々の想いなど預かり知らぬところで戦ってきたショウ(ブルースワット)は永久にプラチナムと同じ次元に立てないような気もするんですが。
……あ! すると本作の着地は、「ヒーローとは人に承認されてこそヒーロー」なのでしょうか?!

>来週から、『ビーファイター』だといいなぁ
本作の惨劇を見ると、そりゃ次には原点回帰を果たしたくもなるよなと思わされます……。
『重甲ビーファイター』は終盤(本編終了後の特別編)にジャンパーソンとブルースワットのゲスト出演があるという話なので、期待したいです。

2016年05月27日 絶対零度とスナイパー

[]『FLASH』第4話感想

冒頭、「これまでの『FLASH』」に知らないキャラが出てきて、気付かない内に1話録り逃したのかと思って動揺していたらそんな事は無かったのに本編にもごく当然のように登場して困ったのですが、どうやら『アロー』のキャラでクロスオーバーネタな模様。

TV放映の都合で小刻みにカットしていたのか、元々クロスオーバー部分に潔く説明が無いのかわかりませんが、中盤ぐらいまで関係性がちんぷんかんぷんで、さすがに困りました(^^;

今回はそんなクロスオーバーキャラとバリーの微妙な関係、ジョーとアイリスとイケメン刑事の問題、バリーとスターラボの仲間達のトラブル、を絡めて展開。

バリーにいい感じのガールフレンドが出来た、と喜んでテンション上がるアイリスの天然ナイフが、ぐっさぐっさと突き刺さります

ヒロインが無自覚に毒蛾のナイフで痛恨の一撃を連発してきて、物凄く凶悪。

ある種の逃げ道だったヒーロー活動の方にまで侵食してくる辺りが容赦なく残酷

耐えろ、バリー! 走れ!

シスコが以前にこっそり開発していた超低温ガス銃が犯罪者の手に渡ってしまい、メタヒューマンではなく、超兵器を手に入れた人間が敵、という変化球。FLASHは超スピード能力に対する天敵となる絶対零度の炎に追い詰められるも仲間達に助けられるが、犯人――キャプテンコールドには逃げられてしまう、というのも変化球ですが、クライマックス脱線した電車乗客を超スピードで助けていくシーンは非常に格好良かったです。

そしてキャプテン・コールドは、もう一つの武器を別の男に渡す……という所でつづく。

ところで最後にキャプテン・コールド(シスコ命名)がシスコ達を見逃してくれたのって、つけられた愛称が気に入ったからという事で良いのでしょうか(笑) あの対応は、多分、気に入ったのだと思うのですが。

今回は博士どん引きおまけコーナーは無しでしたが、FLASHに危険を及ぼす兵器を作っていたシスコに激怒する姿で、どん引きシーンはしっかり確保。明らかに、兵器を作っていた事に怒っているのではなく、「私のバリーを傷つける可能性」に怒っており、シスコの博士を見る目が、「え? 博士、そっち?」になっているような気がしないでもないでもない。

走れ、バリー! 走れ!

アローはEDの映像だと何故かFLASHに叩きのめされているのですが、その内ちゃんと出てくるのかなー。まんまと転がされていますが、もともとスナイパー系キャラは好きなので、アローもちょっと気になってきます。……アローが弓矢をどう使うのかは知りませんが(笑) あ、でも、映画『アベンジャーズ』でホークアイが見せた弓矢格闘術が凄く好きなので、打撃武器でもありです。

[][]『動物戦隊ジュウオウジャー』感想・第15話

◆第15話「戦慄のスナイパー」◆ 監督加藤弘之 脚本:荒川稔久)

「君は目の前のものしか見えなくなるのが悪い癖だ。そこを直さないといつかとんでもない事になるぞ!」

急な雨の予報を無視して洗濯物を外に干してしまったレオに、マジ説教モードに入るタスク

「おまえは俺のおふくろか! 先の事は後で考えりゃいいんだよ! 勝負に、絶対なんてねぇんだよ」

「なんで洗濯物が勝負の話になるんだ!」

「俺は! そうやって生きてんだよ」

メンバーの中では一番演技が危なっかしいタスクですが、なかなか上達しないのか、段々、キレキャラになってきました。

演技が微妙な人には「叫ぶ」か「淡々と喋る(クール系)」かをやらせる、というのはよくある手法ですが、「淡々と喋る」→「叫ぶ」に移行するってよほどだと思うのですが、大丈夫か、タスク。今作の場合、一番演技が達者なレオに、普段叫んでばっかりで馬鹿っぽいけど締める所は締めるキャラ、をあてているのが配役の妙なのですが、2クール目に入って変な所でかぶってきました(^^;

今作、他の4人がある程度の水準に達しているのでどうしてもタスクだけ目立ってしまうのですが、その辺りの演出面でのフォローとして若干キャラクター不安定になっているのがどうもそのまま、情緒不安定気味のキャラになりつつ見えます(笑)

ガンバレタスク。

後、ある程度こなれてきたら、どうぶつかくれんぼクイズは、ぜひ撮り直してあげてください。

レオとタスクの言い合いがヒートアップした所で、デスガリアン反応に出撃するジュウオウジャー。街には何故か大量の人形が転がっており、ビル屋上から狙撃を受けたセラもまた、人形に姿を変えられてしまう。

メイン回ローテを飛ばされたどころか、真っ先にリタイアした上に植木鉢ダイブする羽目になるセラ、哀れ……(涙) 続けて大和もリタイアしてしまい、ソナーと望遠スコープの両者を失ったジュウオウジャーは一時撤退リーダー昇格を狙うハンター爺は、その狙撃により、1日で1000人のニンゲンを人形に変えようとしていた!

必死対策を巡らすタスクと、とにかく行動をとせっつくレオの姿が対比して描かれ、再び狩りを始めたハンターに対してやむなくその時までに思いついた手段で立ち向かう3人だが、作戦失敗。アムが人形にされ、残った2人は倉庫の中に追い詰められてしまう。

「僕のせいだ……僕が、無理な作戦を立てたせいで……アムまで」

「おい! 落ち込んでどうすんだよ! 言っただろ、勝負に絶対なんてねぇんだよ! 駄目なら次頑張りゃいい! それでも駄目ならその次何倍も頑張りゃいいだろ!!」

レオはとことんいい奴だなぁ。

「勝負に絶対なんてない」という、やってみなけりゃわからない理論に、だから勢いで成功してしまえばそれでいい、という“結果が正義”の面だけではなく、失敗したらまた頑張ればいい、という両面の意味を持たせたのは実に秀逸。

また、レオが作戦はタスクに丸投げなのに、タスクが行動しない事を一方的に責めているだけだと感じ悪い所を、レオにとっての「行動」とは、成功を約束されていると思い込んでいるのではなく、失敗したらまた挽回すればいいものだと思っている――そしてそれは、誰に対してもである――とする事で、バランス取り。

馬鹿で向こう見ずかもしれないが、行動する事で誰かを責めない、それがレオの生き方である、と、洗濯物のやり取りとの繋げ方もお見事。

そして勿論、失敗した時に必ず挽回できるとは限らない、という所にタスクの一理もきちっと置いてあります。

「僕は頑張ったつもりだ! でも、結果が……」

「ふざけんな! 俺は知ってるぞ。おまえの全力はこんなもんじゃねぇ! おまえが本気になりゃ、もっともっとすげぇ作戦が出る筈だろうが!!」

そもそも、作戦立案途中で飛び出しているわけですが、確実に勝てる作戦が出来るまで街の被害を放置するなんて出来ない、という1票をアムに入れさせておいた事で、ここも上手く全体のバランスを取りつつジュウオウジャーのヒーロー性もしっかり保っています。

レオの叱咤に瞳の光を取り戻したタスクは、倉庫の中のマネキンを見て閃くと、レオとマネキンの衣装を着替えさせた囮作戦でハンター爺の裏をかく事に成功し、白スーツレオ@ジューマンが、妙に格好いい。

奪い取った銃を破壊すると皆は人形から元に戻り(毎度書きますが、この破壊→治療のお約束化は、東映特撮として改善していってほしい所なのですが、子供向けにはこれが一番“わかりやすい”という事なのか)、ジュウオウジャー反撃開始。

ハンター爺のヒゲメランはともかく、ヒゲ外したバージョンの顔があるのは驚きました(笑)

自分も、撃たれてみろ!」

至近距離からの銃撃を故意に外してハンター爺に汚いステップを踊らせるエレファント、ニンゲン界の勉強中に、何か悪いDVDでも見てしまったのか。

巨大化したハンター爺は、クマサカリで割とざっくり撃破。レオとタスクは、お互いの行動力と思慮をそれぞれ必要なものだと認め合い、平和我が家では、一斉に人々が人形から元に戻っておじさんが困っていた、でオチ。

前回は色々な半端さが目についたエピソードでしたが、今回は細かい計算が行き届いており荒川さんがさすがの冴え。二つの価値観をそれぞれ認めてすり合わせる、という着地も今作らしくて良かったです。

次回、マリオおじさん回で、とにかくそつのない構成

……故に気になるのですが、ここまでメイン回(私主観)の流れが、

〔1:―― 2:赤×緑 3:赤×白 4:青×黄 5:赤 6:赤 7:緑×白 8:黄 9:赤×青 10:―― 11:―― 12:緑 13:赤×黄 14:白〕

と来ていて、当然今回セラ回だと思ったらそうでなかった上に、未だにセラだけ単独メイン回がない(しかも第9話はそれほど目立たなかった)のですが、これは追加戦士と絡むなど今後大きく扱われる予定があるのか。……まあ、割を食うメンバーが出てくる、というのもままありますが、凄くきちっと配分されているだけに、気になる所です。次回、蓋を開けたらセラ×マリオ回かもしれませんけど!(多分それはない)

さやまきさやまき 2016/05/28 09:38 アローさんはアローさんでかな〜り紆余曲折のあるストーリーで
シーズンを重ねる毎にリベンジャー→ヒーロー→生死不明→裏切り者→悪のトップ(暫定)→ヒーローに戻る
と主役だけでなく周りもかなり目まぐるしく立場や立ち位置が変わるので
どの時点のアローさんと絡んでるかによって味方だったり敵(表面上かどうかはともかく)だったり
相対する状況も異なるでしょうね〜σ(^_^;)

さやまきさやまき 2016/05/28 09:54 かくれんぼだけでなくEDダンスも早く撮り直してほしいデス(苦笑)
緑だけでなく全体的にダレてるように見えるカットがあったりして
ちょっと残念な感じがしますのでσ(^_^;)

タスク君は今いちばんもがいてる感じがしますが
役者的な葛藤と役の葛藤がシンクロしちゃってるのか
逆にリアルな感じがしますねww
反対にセラさんがネタ要員になってきてる感じもしますが
そのぶんメイン回がなくても割とキャラが描かれてきてると思えるので
セラさんメイン回はとんでもなく凄い展開が待ってるような期待をしてますww

2016年05月26日 読書

[]BS

◆ナシナさん

 >時間が掛かっても、健康に気を付けて落ち着いて進めて下さい。面白くて参考になる感想考察、楽しみに待ってますね。

ありがとうございます。まずは『ブルースワット』の山を越えたいです(笑)

[]久々に西澤保彦

『腕貫探偵』、読了。

腕貫探偵 (実業之日本社文庫)

腕貫探偵 (実業之日本社文庫)

 市民サーヴィス課臨時出張所 櫃洗市のみなさまへ 日頃のご意見、ご要望、なんでもお聞かせください 個人的なお悩みもお気軽にどうぞ  櫃洗市一般苦情係

 大学の事務室で奇妙な貼り紙を目にした蘇甲純也は、寝不足の頭も手伝って、その窓口――まるで戯画化された公務員のような、年齢不詳感情が読めず、ひときわ目立つ黒い腕貫をはめた男に、自分が巻き込まれた不思議事件の事を相談してしまう。ところが純也の話を聞いた腕貫男があっさり告げたアドバイスが、事件の真相を言い当てて――?!

不思議な雰囲気の公務員が、市民からの相談を受けてその真相を解き明かす、というシリーズ短編集。悩める相談者が貼り紙を見る→腕貫男に自分の体験を語る→腕貫男がその真相を解き明かす(ヒントを与える)、というフォーマットで、ちょっと変化をつけた安楽椅子探偵もの構造

探偵役が櫃洗市一般苦情係という事で、語り手は櫃洗市民を基本とし、各エピソードは連作というほど密接に関わっていないものの、登場人物地名などで緩やかに繋がっている、というのがミソ。完全に個別の物語よりも、あの時の語り手がまた出てきたけど、今は何をしているのだろう、など、思わせる所が面白みを添えています

また、そう思わせるキャラクターへの肉付けの仕方が巧み。

短編集という事でピンキリはありますが、様々な市民からの相談という形式にする事で内容のバリエーションもあり、なかなか面白かったです。シリーズが数冊出ているという事で、他も読みたくなりました。

橘まこと橘まこと 2016/05/28 14:50 『腕貫探偵』は西澤先生の作品では、個人的にひさびさにフィーリングがあう作品でした。
公務員というのがいいアクセントになっていて、通常のミステリとちょっとテンポが違うのが凄く新鮮ですね。
シリーズが進むにつれて、少しずつ普段の西澤作品に近づいている気がするのですが(笑、それでもオススメできる作品だと思います。

『THE FLASH』、同じように「これまでの『FLASH』」部分で「1話飛ばしちゃったかな?」と録画リストを見直してしまいました(笑
流し見しているので「けっこう見落としていたんだなあ」と思ったのですが、前エピソードに一切でていなかったんですね(^ ^;
そしてゲスト出演に『プリズン・ブレイク』のマイケル&リンカーン兄弟! 毎週ワクワクして見ながら、1stシーズン最終話のあまりの投げっぷりに「海外ドラマって恐ろしい……」と戦慄した記憶が蘇ってきました(笑
『THE FLASH』があのようなエンディングを迎えないといいのですが……。

2016年05月25日 ジャッジメントタイム!

HP更新

〔『特捜戦隊デカレンジャー』感想まとめ5〕

第41話〜最終話HTML版まとめをお届けします

…………えー………………前回から…………約1年ぶりでした………………(^^;

最初に見てから一体どれぐらいかかったのか、あまり考えたくない(おぃ)

面白く見る→文章量が増える→作業が大変になる→作品への思い入れがあるほど丁寧に手を入れたくなる→じりじりと進行が遅れる

という毎度の負のパターンです。反省です。『シンケンジャー』『ジェットマン』『トッキュウジャー』も完全にそのパターンにはまっているのですが、反省して、粛々とまとめていきたいと思います、ハイ

ジャンパーソン』の企画ネタも忘れたわけではないので、じりじり進めたいです。

[]無限と言う名のケーキ

◆Beniさん

 >里中くんの代わりに食べたくもないケーキを食べなきゃいけないのが後藤さんのストレスだと思うのですがっ

後藤さん、映司に八つ当たりしてしますが、あの職場環境がそーとーストレスフルですよね(笑)

ナシナナシナ 2016/05/25 23:38 作業お疲れ様です。
ノリに乗って凝りだしてしまう気持ち、分かります。
ちゃんと見てもらいたい気持ちもありますけど、集中すると流れに流れて、思わぬ方向になったりしますよね。私の場合、筆不精でここ最近はそういうことはないですけど…
個人的には動きたくてもどうにも動けずにダレてしまうので、書こうとする意欲は本当に見習いたいです。
時間が掛かっても、健康に気を付けて落ち着いて進めて下さい。面白くて参考になる感想、考察、楽しみに待ってますね。

2016年05月24日 メスハンド

[]大事なのは中身

◆ナシナさん

 >ひたすらごり押しで勝ったように見えて、それがかえってあっさりとした印象になってしまったかもしれません。

フェロモン解除薬とか逆転の切り札なのに、ホント適当に使いましたものね……。

 >こういう状況にこそ、インヴェード解除ビームを使うべきですよね(使うにはドラムガンファイヤーが必要なのでしたね、不便です)

プラチナム不在の時にこそ有用そうな装備なのに、プラチナム召喚しないと使えないという、このやる気の無さ(^^;

 >後期のショウはプラチナムだけでなく、セイジにも雑に扱ってますよね。一時期は対等にふざけ合う悪友(弟分)っぽい関係性だったのに。

基本、ごねると何とかしてくれる相手に対して、雑(笑) セイジとの関係性は、間抜け兄弟みたいな頃が一番良かった気はします。

 >自身の怒りによってゴールドプラチナム召喚能力を身に付けるが、怒りっぽく短気な性格

やはりこう、プラチナムとの通信精神に影響を及ぼしているのでは……。

 >彼は主人公で他の仲間キャラに関しては根本な芯の所はしっかりしていると思いますので、余計にふらつきが目立ってしまいました。

序盤の展開を見るに、恐らく“お金にうるさい”という要素が不評で、急遽キャラ造形を修正せざるをえなくなったのかと思うのですが、最初につまづいた感じなのは痛かったですね。

 >その代わり、最終決戦の前でさらに格が落ちてしまいました。

ラスボス完全交代までやってしまえばまだ面白かったと思うのですが、結局ジスプは前座扱いなので、無駄にクイーンを落とした感じに(^^;

 >前に敢えて罵り悉く否定する態度で、ジスプを挑発し、能力や意欲を引き出そうとしていたのかな?と少し思っていたことがあったんですけどね。

一回台詞で、「やっと本気を出したか(ニヤリ)」みたいなのがありましたよねー。特に広がりませんでしたが(^^;

 >かつての自分と同じ立場にしようとしている地球人であるブルースワットの面々に(一名例外がいるけど)強く否定

結局、シグとの因縁しか強調されなかったのも残念でしたね。あれも部分的には解決している問題でもありますし。

 >やはり、久子エイリアンは放置されてしまいましたね。

最終回直前に、「マドモアゼルQは我が影武者!」「本物のクイーンはずっと地球に居たのかー」とかやってくれるのを期待していたのですけど(笑)

 >シグがそのまま広瀬になってしまったら、いまだに眠り続けているザジの臓器ドナーとして、

 >その身体が使えなくなってしまうのでは?という心配はしてました。

脳死患者からでないと移植できないような臓器なのかと思ったらそうでもないようで、結局シグ、何の臓器を移植したのだろう……? という(^^;

 >そもそも"大事な借り物"なら、戦闘中に持ち出さず、使わない方がいいのでは?というのは野暮でしょうか。

色々総合すると、シグ自身は、移植に使う臓器さえ無事なら外側は割とどうでも良かったようです(^^;

 >もっと広瀬自身の存在が出ていれば良かったのでしょうか? どういう方だったのか、最後まで分かりませんでした。

描写が複雑化するので避けた、というのはあるのでしょうが、結局、広瀬もシグも憑依後の人格だけしか描かれないので、それ以前に何を考えて生きていたのか、という個別存在感が無いんですよね。だからその2人が完全に融合するという事になっても、話の都合だけしか見えなくなってしまうというのは、折角の設定が空回りしている感じで残念でした。

 >しかし、最終話目前にして、あの鉄の心の持ち主であるフワ主任のことを覚えている人がはたして何人いたか?気になります。

一応回想映像出しましたが、その回想が伝説大惨事シーンという……(笑)

 >規律正しい軍隊っぽさを出したいと思うのですが、申し訳ないのですが、個人的には元々浮き気味に聞こえてました。

多分3、4回使っているのですけど、ホントどこにも合いませんでしたね……(笑)

[][]『仮面ライダーオーズ』感想

◆第13話「シャム猫とストレス天才外科医」◆ 監督石田秀範 脚本:小林靖子)

今回の三つの見所。

一つ、アンクがクスクシエに居候している最大の理由は、電気代。

二つ、ライドベンダー隊にはまだ生き残りが居た。

三つ、ゲスト病院長役が、タイタンおじさんこと浜田晃さん!

さすがに『ストロンガー』から35年ほど経っているのと、ふくよかになった為にほぼ面影も残ってませんでしたが。

ウェスタンフェアで盛り上がりまくるマスター知世子に、次のフェアで故郷を題材にする、と問われるアンク。

お国どこ?」

「欲望の渦って言ったらどうする?」

うん、ごめん……ちょっと痛い。

「そうだったわね……アンクちゃんは悪い大人にずっと……」

マスター知世子に弄ばれ、アンクちゃんがストレスを溜めていく一方、一皮剥けたバイクの人は格好良く射撃訓練をしていたが、里中の休暇で、会長のお世話をする事に。

ドクター取引をして研究所に居候するコズルイエローは手術をさせてもらえずにストレスを溜める女医メダルを投入し、新たなヤミーが誕生。一方ヤクザグリーンは、クズヤミーを作り出してオーズ達を撹乱しつつ、何やら思案をしていた。

「俺たちの状況が変わらないのは、俺たち自身が変わらないせいだと思わないか? アンクやカザリみたいに、新しい人間世界もっと馴染むべきだ」

「つまり――時代遅れのグリードに先は無い」

強大な悪役が終盤に「変化しない」事を叩きつけられて「変わっていける」人間に敗北するというのは割とある気がするテーゼですが、早くも劣勢のグリード達が、自ら変化していこうとする、というのはちょっとした変化球。

女医ヤミーの天才的な手術が話題になり大混雑する病院に入り込む為、アンクを車椅子に乗せた映司と比奈は泉刑事の診察券を利用。首尾良く女医ヤミーを見つけて屋外に誘い出す映司だが、アンク&比奈は同様の手段で怪我を偽装して病院に入り込んだ後藤と遭遇し、しばし石田ギャグが展開。

止めに入った比奈の攻撃でアンクハンドがぽきゅーんと外れ、シャムネコヤミーと戦うオーズと合流。タトバからサゴーゾを発動したオーズはロケットゴリラパンチを炸裂させ、後一歩の所までヤミーを追い詰めるが、女医の体に戻ったヤミーに逃げられてしまうのであった……。

「何もかも、もううんざりなんだよ!」

相棒の「せいやーーーっ(空振り)」と積み重なるストレスに耐えかねたアンクは飛んでいってしまい、泉刑事の命が大ピンチ、でつづく。

いつもの事ながら石田監督の悪ふざけと合わないため全体的にノれず(^^;

あともう一つ、今作の小林脚本は恐らく意図的に、メインゲスト(ヤミーの親)への共感要素を薄く描いているのだと思うのですが、そこの呼吸が個人的にもう一つぴたっと来ません。その点では、11−12話の米村脚本回はその辺りをオーソドックスな形でゲスト(&後藤)に寄せる形で描いていたのが、掴みやすかったというのがあったり。

恐らく今作が、善悪を「物事の二面性」ではなく、「もっと渾然一体としたもの」として描こうとしている影響かと思うのですが、この辺りはおいおい。

◆第14話「プライドと手術と秘密」◆ (監督:石田秀範 脚本:小林靖子)

ナレーション「一つ、溜まりまくるアンクと後藤のストレス」

ええっ?! 前回後藤さん、真面目に射撃訓練していたのではなく、単なるストレス解消だったの?!

アンクが外れて危篤状態になった泉刑事に対する比奈ちゃんの想いがクローズアップされるのですが、そもそも、アンクのストレスの原因の3割は比奈ちゃんの折檻だし、前回アンクがすぽんと外れた直接の要因も比奈ちゃんだし、そこを顧みずに兄を心配する比奈の姿をどうも素直に見られません(^^; 結局元の鞘に戻ったアンクに「こいつ死なせたくなかったら、もうそ馬鹿力、使うな!」という台詞があるのですが、実際、比奈ちゃんはその点をもう一度よく見つめ直した方がいいと思います(でも比奈ちゃんは美人度高いから大抵の事は許す)。

なお家出中のアンクに「都合良く死にかけの人間が落ちてるわけもないか」という台詞があり、生命力の弱った人間しか肉体の主導権を奪えない模様(明言したのは初のような)。

女医さんとタイタン院長が親子関係であり、「天才外科医と持て囃されて技術だけの医者になってしまうのではなく、命を預かる恐れを知って欲しかったから手術をやらせなかった」という着地は、前回からストレートに。それが悪いわけでは無いのですが、院長先生はもともと人格者ぽいし、女医の変化に映司が関わる要素がほとんどなく、医者父娘のドラマと、オーズとグリードのドタバタの接続が弱くて、あまり出来の良くないエピソード

その他今回のポイントは、

一つ、メズール達がこっそりと大量のセルメダル集めに成功

二つ、オーズがカザリにトラとチーターのコアメダルを奪われる。

三つ、「里中くんレベルになれば、食べろという限り食べ続ける」

次回、クジャクのコアメダルを巡って状況錯綜? そして、ドクターの手にする怪しげなベルトや図面の正体や如何に?!

BeniBeni 2016/05/25 21:06 里中くんの代わりに食べたくもないケーキを食べなきゃいけないのが後藤さんのストレスだと思うのですがっ