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いよいよ秋

10月からは、マンガ原作アニメ化怒濤の大ラッシュです。
冒険王ビィト』『BLEACH』『サムライガン』『ジパング』『げんしけん』『BECK』『スクールランブル』『BRACK JACK』『tactics』『学園アリス』『遙かなる時空を越えて』『焼きたて!ジャぱん
と列挙するだけで目眩のしそうなラインナップ。
いやぁ、コミックス、売れるといいなぁ……というか、売れないと困るなぁ(^^; 微妙に店頭に揃いきってないような気がする所も含めて、色々ドキドキです。
それからもひとつ、忘れていた大物というか、止めの隠し玉というか、一歩遅れて11月から『MAJOR』(満田拓也)もアニメ化なんですね。
どこの時間にやるのかと思ったら、NHK教育の土曜18:00から。『モンタナ・ジョーンズ』に始まって、『飛べ!イサミ』、『YAT安心!宇宙旅行』、最近では『カスミン』など、コンスタントに良質のオリジナル作品を輩出してくる枠でありますが、あそこは良い枠なので、スタッフ揃えばちょっと期待できるかも。
それから今日は『BECK』のセットが来たのですが、なかなか気合い入ったPOPが色々ついてきておりました。講談社秋の本命は、やはりこれのようで。

上記補足のようなそうでもないような話

ところで最近、id:ma-asaさんの所で『ふたりはプリキュア』話が盛り上がっているのですが、私自身は『プリキュア』は未見なので差し出がましい口となってしまいますが、ああいった、(就学前を含む)児童・少女向け作品の需要というのはあるのだと思います。
マンガ原作に限っておりますが、上の新作アニメもやはり現在の主流である、ソフト売りを基軸にしたある程度、高い年齢層を対象としているのがメイン。『冒険王ビィト』『BLEACH』(はちょっと微妙)辺りが少年層を確保して『NARUTO』(或いは『鋼の錬金術師』)の後がまに巧い事はまってくれればいいなぁという意図は見えるものの、全体的に、玩具売りという雰囲気もなし(これも『ビィト』ぐらいか)。
そんなわけで結局、バンダイなりタカラなりの新作だったり既存商品と繋げて、コロコロ、ボンボン辺りと絡めつつ、相変わらずビーダマンだったりSDガンダムだったりが、児童層を標的にしたアニメ展開となってしまうわけで。となると、なんだかんだで日曜朝の枠を維持してきたTV朝日−バンダイ東映というのは、『ライダー』ブームの追い風もありましたが、丁度デッドスポットを埋める形になっているのが現状なのでは無いかと。
まあ勿論、埋めていれば売れるというわけではありませんが、『りぼん』『ちゃお』『なかよし』などの少女向けコミック雑誌も対象年齢層の幅がやや上方に広がりシフトしつつある昨今、児童・少女向けの“受け皿”としての需要がある程度見込めるというのは、確かな事だと思います。
後ちなみに本屋的な情報としては、『プリキュア』関連の、カード・塗り絵・テレビ絵本などは、割と売れております。というか『ミルモでポン!』の勢いが衰え、『ハム太郎』はもはや“いつも有る物”的な存在になってしまった現在、少女向けではこれか『セーラームーン』ぐらいしか売り物が無い、というのが実情なのですが(^^;
後、テレビマンガの話で言うならば、時間帯と局を考えた時に、上記の『MAJOR』がそういったポジションを目指せるのかなぁ、というのは気になる所だったりします。