金しばりよこんにちは

今日は、私の好きな本を紹介したいと思います。

好きな本は、実はたくさんあるんですが、その中からこの本を選んでみました。



“金しばりよこんにちは” フランソワーズ・ヒガン 又の名を深見東州



この本は、私がワールドメイトに入会したときに記念にいただいたもので、それも印象に残る理由になっています。(写真のものは、今回新しく新書になって登場したものです。)

でも、それ以上に、内容が本当に素晴らしくて、今までに10回以上は読んだと思います。
ワールドメイトに入会して、私は神さまへの信仰というのがどういうものなのか、少しづつ理解が深まり実践してきたつもりです。実践と言っても特別なことではなく、祈りの時間がたくさん増えたことが一番大きな変化です。
でも、祈りにはじまって祈りに終わる日々を送ると、生活そのものの風景が変わっていくんですよ。家族関係を含む周囲の人間関係が変わったり、仕事への取り組み方の姿勢が変わったり、ワールドメイトに来なかったら、絶対に知らないまま終わったようなことも、たくさん体験しました。
それから誰でも経験するでしょうけど、惚れた腫れたや、喜怒哀楽の人生も、一通りは経験したつもりです。

そういう中で、私にとっての本当の幸せってなんだろうって、何度も考えました。そして、そんな時には、必ずこの本を読んでいた気がします。

ワールドメイトに入ると、人生の本当の目的や使命、幸せというものが、だんだん得られるようになってきます。でも、何もせずに黙って得られるわけはありません。はじめは願い事が叶ったり、悩みやトラブルが解決したり、不思議なくらい現実が変わることがあります。

しかし、人間の欲求,探究心というのは際限が無いのでしょうか、どんどん自分の求めるものが、高く大きくなっていきます。そうすると、それに応じて自分の中身も進化していかなければ、不釣り合いになってしまうようです。だからこそ、そこに葛藤や迷いも出てくるのでしょう。
でも、それは苦しみではなく、ワールドメイトでは混沌と言われていて、深い森の中で宝物を見つける前の、そんな状態なんです。あの、別に宝物じゃなくても、人によっては食べ物であったり、素敵な王子様でもいいですけど、とにかく素晴らしいものが現れる前の、混沌としたひと時なんですよ。

そこから、ついに出て行く時がやって来ます。ときには劇的にやってくることもあります。とても素晴らしいサプライズをともなって。そういう時は、最高の幸福感を感じますね。人生冥利に尽きるなんていうと、私のお祖父ちゃんみたいですが、まっ、そんな感じです。

でも、本当に信仰心がある人は、そこに至るまでの長い混沌も楽しんでいて幸せなんですよ。ワールドメイトの人たちが皆そうとは限りませんが、深見先生はそうだと思います。傍から見ると苦しそうな時でも、あるいは楽しそうな時でも、どんな時でも不幸な瞬間が無くて、すべてが喜びと感謝しか無いと言う人生なんです。

すべての人がそこまでいくと、本当に、この世から不幸なんて無くなるのかもしれません。この本は、どうしたらそうなれるのかを、体験から綴られた本なのでした。

ですから、タイトルはギャグ路線だし、表紙もコスプレで、いったいどんな本かと思いますが、実は、中身はとても重厚な究極の人生論なのでした。どこか心の奥底で求めていた内容だけど、今までに見たことも聞いたことも無かった、そんな内容です。この意味がわかってもらえますかね?

私からのおすすめでした。