続・脱力日記

描いたり作ったりしてる人のダラダラ日記

 212_猪口と鮟鱇



鮟鱇ったって口だけだし、しかも干からびてる。
ええ、2週間ほど前にスケッチしたアンコウの口を
戸外に吊しておいたら、こんな風になりました。
カチンカチンになって、トゲトゲの歯がいっそうトゲトゲになった。
口だけじゃ面白くないから蕎麦猪口に立てかけてみたら
妙に味のある組み合わせになったなぁ。
これはもうちょっと真面目に描いてみたいかも。
かも…と言ってる時点で、描かない確率80%なんだけども。

1000の風だすよ。

今日の地元紙・秋田魁新報の夕刊のコラムに
千の風になって」の秋田弁バージョンが掲載されていました。
昨年亡くなった秋田市の詩人・吉田朗さんの手によるものなんだけど
転載してみます。

おらの
はがしょの めで
泣がねで たんせ
そごに おらだの
えねんだんすよ
はがしょでだの
ねでなんか えねんだすよ
1000の風だすよ
1000の風になって
あの ひれえ空どこ
吹ぎわだって
えるんだすから


実は私、あんまりこの歌詞を好きじゃなかったんですが
この秋田弁バージョンはいいなぁ。
胸に滲み込むなぁ。ああ、ネイティブの朗読を聞きたいなぁ。
しかし…、まさか秋田弁の詩が胸に滲みるようになるとは
四半世紀前には想像もしなかったよ、うん。