続・脱力日記

描いたり作ったりしてる人のダラダラ日記

わりぃ子はいねがぁ?

というようなわけでヘロヘロになって帰宅したのですが、
まだまだ今日はイベントが続くのであります。
とっぷり日も暮れ果てた後に男鹿方面に出発。
1時間ほど車を走らせてついたのは男鹿温泉郷の五風館という
小さな体育館のようなホールです。
ここで週末定期的に演奏をしているのが『なまはげ郷神楽』。
はい、彼らの取材に行って来たというわけ。


なまはげ郷神楽についてはこちらにあるとおり。
地元の若者達が立ち上げた太鼓グループです。
8時30分の開演時には、近隣の宿泊施設から集まった観光客を中心に
ホールは満杯状態。あれで何人くらい入ったのかしら。かなりの数ですよ。
熱気ムンムンの中で演奏が始まります。



舞台を降りて目前まで来るんだけれど、これがまたすごい迫力



力と勢いがあるよなぁ、なまはげって。



なまはげ退場の後の太鼓演奏。


なまはげたちの熱演も素晴らしかったけれども
その後の素の若者たちの熱演がまた凄かった。
腕もちぎれんばかりの連打連打連打。
そのパフォーマンスっぷりにお客さんも大喜び。
お捻りが飛ぶこと飛ぶこと。
いやいや、すごいや、面白い。



演奏の後の出演者たち。
舞台下で長いこと撮影に応じていました。



本日のおまけスケッチ。
舞台下で演奏を見つつクロッキーしまくり。
動きが激しいのでなかなか形にならなかったけれど、
しばらくこの格好で動かないでいてくれるシーンがあって
それなりの形になりました。
でも、右手に肝心のバチを描くのを忘れた。だめじゃん。
なお右と左は同一人物です。
こ、これは…、やっぱりおっかけとかいるんだろうなぁ。


しかし、いいねぇ、こうやって地元に密着した田舎芸能を見るのって。
それも自分たちで産んで育てたという誇りを若者がもっているような芸能。
いや、ネイガーだって田舎芸能だと思うんだよね。
こういう突出したグループが各地に一つずつくらい、全県で10もあったら
芸能スタンプラリーとかできちゃうのに。
それで県外からだってお客を呼べちゃうのに。
若者の働く場所だってそこから産まれるかもしれないのに。
『芸能立国・秋田』『神楽の国・秋田』とかいいじゃないですか。
そういえばすでにミュージカルの劇団わらび座もあるんだし。
いいと思うんだけどなぁ。。。