必死な顔


が好きです。モデルさんを用意して、「そのままの顔でいて下さい。」ていうのができない顔。人がほんの一瞬見せてくれる顔。死に物狂いな顔。今回はそんな顔を描いてみよう!としたものの結局かなり脱線してしまいなんとも('・c_・` )。全然必死感はだせませんでした・・・。とりあえず数で勝負ということで!あと、できるだけ誰かの絵のマネにならないよう、描いている期間は人の絵を見ないようにしたんですけど、それでもやっぱり僕が今まで見てきたあらゆる絵の影響を、大いいに受けております。



カコイイお兄さん。頭の部分はJOJOの影響大。後部が髪と同化しちゃってる、みたいな。しかし構造はよく分からないことに。ちょっと目に頼りすぎた感。



お侍風なカコイイおじ様にも挑戦したんですよ。カコイイかというとう〜んな感じだけど線は引けた気がっ。しかしほんと色塗りは成長していないですorz



忍者みたいなお兄さん。どうにもインパクトにかけてしまい、そのまま尽きる。。



必死とか無縁な絵に。女の子に見えたのならそれでよし!髪型は我ながら謎すぎる。見えなかったらこれは女装なんですよ、ということで。FF7的な。もともと美少年っぽいところから描きだしたもので・・・。そういう意味では必死な顔ですよね。



ま〜た泣かせちゃった。・・・でも女の子は、悪いけどいや悪くないけど、泣かせることも、脱がせるつもりもありません!とカッコつけてみる。とりあえず。今のところ。このブログでは。。でも水着のお姉さんとかいつか(略。

e呂を描くと見てもらえる対象に制限かかっちゃいますよね。それはちょっと避けたいし、何よりその性質が。例えば大昔からそういった絵は描かれてきたんでしょうけど、僕はただただ破廉恥な絵というのを美術の教科書で見たことが無いです。いや、覚えていないだけなのかもしれない。思春期で盛りな時期だというのに・・・もっともその頃は保健体育の教科書に興奮していた気がしますけど・・・!TVや新聞、路上の広告でもめったにお目にかかれないし、この類のものは何かアングラ的なものな気がしてならない。そんな影でコソコソしなきゃならないような絵を、描くつもりはありませぬ。

2次創作だってそうです。悪いことだとは分かってやってるところはあります。だからもう、やるんなら堂々とやってやろうじゃないかと!僕は、著作権が申告罪というところがミソだと思うんですよ。つまり申告する側は機械じゃない、人間なんです。人間だから膨大な量に上る2次創作者にいちいちかまっていられないというところはあるみたいなのですが・・・。例えばあるキャラクターが2次創作されたとして、それがまだ本当に、見るからに無垢な子供が元気いっぱいに描いた絵か、あるいは歪んだ心の持ち主が描いた、首チョンパされてるみたいな残酷な絵のどっちかだとしたら、訴えられるのは後者なんじゃないかなぁと。

僕の好きなロックマンというキャラクターには、製作元のカプコンさんがファンの方から募ったイラストを展示するサイトが用意されてありまして↓、
http://www.capcom.co.jp/rockman20th/gallery/
なんか全体的に、幼いんですよね。今時の子供たちが描いたような絵なんですけど、それでも選出されてるだけあってみんなうまい。こういう絵は製作者さん達も喜んでくれてるんだと思うんですよ。2次創作は、こうあるべきじゃないかなぁと。罪なことだと分かっているけど、精一杯の愛情を込めて描けば、著作者さんも分かってくれるんじゃないかなぁ。なんて。。ディズニーとか厳しいものもあるみたいですけどね!

だからこういう人様のキャラを使って、それをリョウジョクするようなマンガで金儲けしてる人は、ちょっとぶん殴ってやりたい気も、します。でも表現の自由っていうのがあるみたいだし、それで食っていってるんだったら尚更、特に人の創作物に直接とやかく言うつもりはないのですが。絵を描くようになってからは、その絵よりもむしろ作者のことを考えてしまう。その人の自慰につき合わされてるような気がして、たつものもたちません。。そもそも個人的には、e呂こそ生身の人が至高だと思うし、どんなにうまく描こうと、動画にかなうわけないだろ、ていう・・・。それを分かっていてあえて勝負を挑む!みたいなチャレンジ精神あふれたものだったら、まさにこのブログに通ずるものがあるし、考え改めますけど、ちょっとそういう人がいるのかどうか分からない。そんな訳でそういう絵は特に気にするものではないけれど、まだ10代の中高生っぽい子が人体もろくに描けていないのにもかかわらず、そっちの気ばかり先走ったように描いた絵はどうにも、見てらんない感がしますです。

でももしかしたら、何かをきっかけとして僕もそういう方向に目覚めてしまうかもしれない。色々夢とか語っちゃってますけど、挫折して、やさぐれてしまうかもしれない。そこがまたイイ!と思うんですよ。何だかんだ言って、ダースベイダーって魅力的な人じゃないですか。あの変わり様。変わっていきたいんですよ。僕自身も、絵柄なんかも!

例えば、精神障害者が自殺直前に描いた絵というのがあります(注!見る人によっては相当怖く感じる場合あり。ご理解の上クリックお願いします。)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/672041.html
この人達の絵は、皮肉っていうのか、精神障害者になってしまったからこそ、より多くの人にその絵を見てもらうことになったところもあって、絵自体にも、そこいらの見慣れた名画なんかよりずっと感じるものがあります。でも自分はこうはならないという保証はどこにもありませんよね。もしかしたら自分も、ある日こうなってしまうかもしれないし、より身近な事を考えれば、交通事故なんかで手が自由に動かなくなってしまうかもしれない。手なんかなくなっちゃうかもしれない。でももしそうなってしまったら、仕方ないじゃないですか。悲しいことだけど、でもそのハンディは、健常者に持ち得ない個性になると思うんです。その覚悟は少しだけできてるつもりです。もし失明してしまってもやりようはあります。見ないで描く絵なんて、この世で数少ない個性的な絵が描けそうじゃないですか。手が動かなくなったら、足で描けばいい。足も動かなかったら、乙武さんみたいに、首と肩で、筆を挟んで描けばいい。顔しか動かなくなったら、口で挟んで描けばいい。植物人間になってしまったら・・・そうなる前に、ドナー登録しておかなくっちゃ!何にせよ、直後は相当ショックを受けるかもしれないけれど、とりあえず親が生きてるうちは死ねません。例えどんなに社会的に許されない罪を犯して、死刑になってしまったとしても、僕が死んだときにはきっと泣いてくれる、唯一の人だから。。当然今までよりはひどく限られた生活を強いられるでしょうけど、絵に向き合える時間も、その情熱も、むしろ増える気がします。

ペイントにこだわってる理由の一つは、そこですよ!あまりに簡素なツール、思うように線が引けないデバイス。誰よりも劣っているっていうその劣等感、悔しさ、どんぞこの環境こそが人を強くするんじゃないかなって。フォトショップとペンタブを使えば、もっと上手に描けるかもしれない。けれど僕は、ペイントで描き続けたから上手くなれたんだと、思いたい。フォトショップなら、見かけはうまくみえるかもしれないけれど、もしかしたらその色に頼って、ツールに頼って、特に変わり栄えのしない、つまらない絵に満足して、堕落してしまうかもしれないじゃないですか。それに比べたらペイントは、数時間の描きこみじゃとても満足できるものにはならない。今までの完成と思えた全ての絵は、結局妥協していただけかもしれない。ペイントでいっちょまえに人に見せようだなんて、それにしちゃ根性足りなさ過ぎた気もします。(だから人が来ないんだろうなぁ・・・。ちょっともう、悟りを開くしかないな、と思った今日この頃。。)とにかく、いくらやっても向上心は絶えません!正直、例えばただただ、かわいらしい女の子を、延々と一生、死ぬまで描き続けるつもりなんて、さらさらないんですよね!もっといろんなものやってみたいんですよ。自分の絵に求めるものは、楽しさとか、癒しとかあるかもしれないけれど、挑戦な訳ですよ!今はまだ、あの人みたいな絵を描けるか、ていうちっぽけな挑戦ですけどね!

と、こんな僕は中学まで文化部だったんですけど、高校はちょっと運動部に挑戦してみたんです。それなりにがんばっていたら、結構人並み以上にできるようになって、先輩とか、あと部活やめる時には顧問の先生にも、そういうところ認めてくれて、褒めてくださってすごく嬉しかった。あぁ自分にもやればできるんだなって。絵を描くのも、まさにこれを追体験したい。これからは就職が控えてますけど、できれば絵とかゲームを捨てるくらいの、必死になれる仕事をしていきたいです。まぁちょっと余暇をもらえるようならば、絵もやれるし、それはそれでよしということで!

そういった変化を、この先何年もかけて綴っていけたら、おもしろいと思うんですよね!万一障害を抱えてしまうことになったとしても、残酷な話ですけど、視聴者はむしろそれくらいの非常識的な物を見たがっているような気がするから、そしても僕もそうなってもやってみたいから、だからこの先もやっていける気がします。流行に乗っかるような形で始めたブログだけど、今ではこの日記形式を選んでよかったと思ってます。