東京六本木・アークヒルズ
23日、六本木のアークヒルズのサントリーホールで、東京ヴィヴァルディ合奏団による恒例のクリスマスコンサートを鑑賞し、1年の締めくくりに・・・。
主な演奏曲目は、クリスマス協奏曲(コレルリ)、天使の糧(フランク)、クリスマスキャロル「鳥の歌」(スペイン・カタロニア民謡)、アヴェ・マリア(グノー)、ヴァイオリン協奏曲 イ長調「ひき蛙」より(テレマン)、ヴァイオリン協奏曲「四季」より冬(ヴィヴァルディ)等々。なお、ゲストのボーイソプラノ・栗原一朗(12歳)さんがきれいなソプラノで聴衆を魅了。
この日も、渡部宏(チェロ)音楽監督のリードにより合奏団特有のアンサンブルを披露し、創立50有余年の重みを感じさせる演奏会であった。選曲にも工夫が伺えた。
さて、今回は六本木のアークヒルズ界隈を写真で紹介することにしようと思う。
地図上でもビル街であることが鮮明 スペイン坂。この先にスペイン大使館がある。
この地域は住宅密集地域であった。森ビルが都市再開発に乗り出したが、住民の反対に対して、和解を繰り返しながらおよそ20年かけて「六本木ヒルズ」が完成した(1986年=昭和61年)。右は、TV朝日ビル。
サントリーホール。大ホールは約2000席、小ホール(ブルーローズ)約400席。アークヒルズ完成と同時に開館。右は、カラヤン広場。名指揮者カラヤンがサントリーホールの音響や構造設計に携わった功績を称えて、サントリーホールからTV朝日ビル前の広場に命名。この日は欧米風の屋台が左右に並んでいた。
カラヤン広場の屋台のお店 泉ガーデンレジデンス1階のクリスマスツリー
ARK Hills のAは、AKASAKAのA, Rは、ROPPONGIのR, Kは、Knot(つなぎ目)のK,で赤坂と六本木を結ぶ一帯を総称。今では、高層のオフィスビル、集合住宅、ホテル、コンサートホール、放送局などから成る複合施設として東京の名所になりかけている。1997年に溜池山王駅、2000年に六本木1丁目駅(いずれも地下鉄)が開通し、アクセスもよくなり集客力が増している。