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見えない道場本舗 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2012-01-04

真樹日佐夫氏逝去

| 真樹日佐夫氏逝去を含むブックマーク 真樹日佐夫氏逝去のブックマークコメント

私は氏の原作漫画を「風雲プロレス30年」という作品しか読んでない。

で、力道山ジャイアント馬場アントニオ猪木待遇差とかの解釈が、梶原一騎の「プロレススーパースター列伝」とほぼ丸っきり同じだったので「えーっ、いくら兄弟だとは言ってもなあ…そのまんまだよなあ」と思って、それ以上は。

まあ、梶原氏や真樹日佐夫氏の時代、プロレスラーの”伝説”は、業界のみんなでつくる共通の設定みたいなもんであっただろうしね(笑)。これこそ資料的に調べるべきなのだが、東京スポーツの大物記者なんかとアイデアを相互にやり取りしながら、うそのプロフィールや試合解釈を「すり合わせ」したのだろうから、逆にオリジナリティを主張するのがむなしい伝説もあるのではないか。

力道山は、ジャイアント馬場には天性の素質を伸ばそうと、のびのび褒めて育てた。猪木には雑草魂に期待し、わざと厳しくした』−−−というのは、ほとんど創作といっていいフィクョンだと思うけど、だれに”著作権”があるのやら??



その後「紙のプロレス」に小説を書いていたが、自分は未読。読者の人気はどうだったのかな。ああいうところの小説は、ハンデがどうしても出るだろう。

ただ、それとは別の、豪快であけっぴろげなパーソナリティ、時代を何度も回転して、最先端?のかっこよさになったあのたたずまいは、吉田豪的な紹介の仕方で、たしかに面白くもあり、ダンディでもあった。

そしてなんだかんだといっても、作家の傍らで最後まで体を動かし、現役の空手家だったという。


彼がいなくなったことで、時代の遊び場所は、ひとまわり小さくなった。

年明けから、なんとも心晴れない訃報が続くものだ。