Fate/hollow ataraxia フルコンプ

合計30時間。ファンディスクとは思えない長さだったー。
話の内容は明らかにすると面白くないので適当にw
ぶっちゃけると聖杯(というか何というか)で4日間を繰り返していくうちに
真実を見つけていく、という話。
選択肢、というか目的地選択がほぼ総当たり的になっているので
話の順番はある程度変わるにしろ道は一本。
前にも言ってたけど、とにかくAVGらしからぬアクション(画面の動き)が凄い。
ほぼ全ての画面で何らかのアクションがある。
画面の等速移動、拡大、縮小、各種エフェクトなど。
クロスフェードがどうとかいう話のレベルじゃない。
吉里吉里の場合ちょっと動かすのはmoveタグですぐに可能だけど、
この長い話の中で毎回moveタグを使うのは大変過ぎる…
原作、原画も量的に大変だけど、プログラマーも褒めたい。
グラフィックは相変わらず、といったところ。塗りは良いけどキャラ、特にサブキャラは
何か地味過ぎるというかダサイというか。目が死んでるというかw
えちぃシーンはカレン以外は別になってる。というかカレン以外必要ない気もする。
どうせならFate/stay nightと一緒にして全年齢版とかで9800円とかにしても
良かったんじゃないか?と思うほど必要ないっぽい。
曲はOP,ED,テーマ曲の3曲はボーカル付。個人的にはataraxiaが好き。
というかこのページもそうだけど、Tabula-RasaとかAtaraxiaとか哲学用語が好きだから
自然と曲自体も好きになるのかなぁ
それから、なんと言ってもミニゲームの芸の細かさはすばらしい。
ファミコンっぽいイリヤ城、市販ソフトにも負けないこいこい(花札)、割と適当なおみくじなど。
イリヤ城はマウスクリックだけで遊べるアクションゲーム。ちっこいキャラの動きが良かった。
最終面のVSイリヤバーサーカー戦車はすぐにオンラインゲームにしても売れそうな出来。
こいこいは札の動きが細かいし、脱衣麻雀でもありそうなインチキ必殺技とかがあって
最後まで気が抜けない。シナリオは謎。エクスカリバーは相手に与えるダメージ3倍。
持ち点は12文。猪鹿蝶で5文だからエクスカリバー使ったら一発でKO。強ぇ
その他立ち絵とか未使用の絵は金を貯めることで絵馬を買って増やせる。これはちょっときつい。
全クリでも3万くらいだだけど、一枚5万とかの絵馬もあるし。
壁紙は色んな人が書いたやつ+TYPE-MOONオリジナルが数点。UXGAまでの解像度に対応。
これだけ詰め込んで普通のゲームより安いんだったらそりゃいっぱい売れるわな。
でも前回もあったようにたとえば食べ物に関して長々と説明したり、ちょっと話が進んだと思ったら
昔話に戻って、またその話が長くて元の話を忘れたり。
本編と関係ない話が多すぎて本編に集中して楽しめなかったというのがちょっと残念な所。
全作の見せ場である戦闘も今回は少ないので、さらに眠気が襲う。
もう少し全体の言い回しとか回想の簡略化とかでゲーム内容を濃く出来たんじゃないかなぁ
と思う。そういうわけで、今回の点数は92点くらいかな。   
Fate hollow/ataraxia