
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2003/02/27
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このゲームは何かと評判が悪く、「クソゲーまとめ @ ウィキ」にも掲載されてしまっている(参照→http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1104.html)。そこで書かれている批判は、ほぼ全て賛同出来るものであった。
以下、個人的に感じた改善点・改悪点・気付いた事を書いていきたいと思う。
改善点
ゲーム開始早々、真宮寺さくらと脇侍の戦闘がCGアニメで描かれた。ここでは武骨に見える脇侍が滑らかな動きを見せてくれた。この瞬間、私は脇侍の機能美に燃えた。その感動を熱く語った所、横で見ていた持ち主は「ここはさくらさんに感動するシーンでしょ!」と怒った。
風組の活躍が増えた。
大神一郎の新年の修行が、マリア=タチバナとともに行う銃の練習から、一人で山奥で行う剣の練習に変更になった。
「気合」ゲージの使い方が二種類に増えた。
光武・神武の運転席視点が何度か登場した。
改悪点
死の恐怖を感じながら薬を求めて洋館内を彷徨うイベントが消えた。しかも毒蜘蛛に噛まれたと思い込んでいた神崎すみれが、それが無毒な蜘蛛であると知って元気を取り戻す場面まで省かれた。そして何時の間にかピンピンしていた。
追加シナリオである李紅蘭主役の回の戦場が、MAPの使い回しをするために、上野公園と芝公園であった。黒之巣会は通信網破壊に再挑戦したのだと考えれば、芝公園はまだ辛うじて許せる。しかし上野公園を再度襲う事に何の意味があったのだろうか?
ヌルゲー化した。敵が弱すぎる。
気付いた事
宿直室が廃止され、この時点で音楽室が成立していた。ここでイリス=シャトーブリアンと遊びまくった結果、かつては六位で終わった彼女が二位になった。
京極慶吾陸軍大臣とか山口和豊海軍大臣とか、『サクラ大戦2』以降に登場した人物の名前が垣間見られた。出来れば総理大臣が登場する場面でも顔だけ出演させてやって欲しかった。
能楽師の幽霊の話も登場していた。ほぼ間違い無く『サクラ大戦4』に出てきた大久保長安であろう。南光坊天海に恨みを持っているという設定なのだから、一時的に共闘してくれても良いのに・・・。
原作以後に創られた人物としては他にも、大河双葉・大河新次郎・ダンディ団・加山雄一・玉梓つわ子(存命中!)・中嶋親方等の存在が、直接または間接的に描かれていた。
何かと問題になった欧州星組の所属について。隊員証に押された"Deleted"の印を見るに英軍の可能性が高いが、レニを育てたヴァックストゥーム計画はドイツで行われていた筈である。捕まえた敵の実験体を即座に使ったのだろうか?
クリア後に出来る「こいこい」の自由対戦で、葵叉丹を名乗る山崎真之介が「勝利のポーズ、決め!」をやっていた。よってこの儀式の伝統は、降魔戦争における対降魔部隊まで遡れそうである。

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