CDラック

CDも本もそろそろ飽和状態だったので、先週リーズナブルな家具店へ行ったところ、部屋の上部のスペースを有効に利用できる180cmの細長い木製CDラックが安かったので2つ購入。今週末にでも組み立てようと思っていたが、なんか落ちつかないので一昨日の夜組み立てて昨日の朝までかけて(徹夜ではない)CDの入替を行った。プログレ、ジャズ関連以外は、やっとABC順に並べる事が出来て、「あのCDどこにおいたっけ」状態が解消される事と思う。空いた低いCDラックは文庫を入れて押入れの下の文庫専用空間に格納(すでにキャスター付の文庫ラックがつまっている)

Ticket To Ride(1969)

涙の乗車券
Carpenters
カーペンターズがまだ、カレンを前面に出してのポップス路線をとる前の1stを初めて聴いた。大半が前身バンド「スペクトラム」のレパートリーとのことで、さまざまなジャンルに及ぶ。最初と最後が賛美歌風コーラスだったり、ジャズ・ロック的な曲やニール・ヤングの曲まである。ほぼ全曲の作曲とすべてのアレンジを手がけるリチャードの手腕は、やや気負いすぎの感はあるものの既に完成の域に達している。カレンの全曲のドラミングは、小技の効いた巧みなもの。これはこれで、なかなか面白い仕上がり。ただ、約半分の曲をリチャードがリード・ボーカルをとっているが、バックコーラスでは抜群なリチャードの声がリードをとるととたんに弱くなるのも面白い現象。また、デジタル・リマスターと言いながら音はけっこう悪い(というか古い)「涙の乗車券」まで、聞き覚えがあるものより悪いので、手元の例のベスト"Yesterday Once More"収録と聞き比べたら、あきらかにバージョンが違う。どうもベストのほうは後から録りなおした感じ。