(順天堂大学静岡病院:http://www.juntendo.org/act/07/act-07-index.php)
(順天堂大学静岡病院http://www.juntendo.org/c&m/01/item/news041.pdf)【PDFファイル】
うつ病をテーマにして、平成22年7月3日(土)に静岡メディカルフォーラム2010を開催します。
【内容】
司会:平山 佐知子(NHK静岡放送局キャスター)
【第1部講演】13時40分〜14時40分
テーマ:うつ病をもっとよく知ろう
講師:桐野 衛二(順天堂大静岡病院 先任准教授)
【第2部講演】15時00分〜16時00分
テーマ:自分の体は自分で治す
講師:樺島 勝徳(京都・薬師禅寺住職)
【日時】
平成22年7月3日(土)
13時30分〜16時00分
(開場:12時30分)
【場所】
三島市民文化会館大ホール
三島市一番町20番5号
あいにくの梅雨空の中、参加してきました。三島まで1時間バイクで走って。
開催30分前に会場に到着してびっくり。約1000人収容のホールが続々と人で埋まり、開催時間には満席になりました...つまりこのフォーラムの題材「うつ病」に、これほど多くの人が関心を持ってることを示しています。
・会場でもらったパンフレットと第2部用レジュメ(僕のメモが書き込んであります)と記念品。
舞台のスクリーンに、PowerPointのスライドと講師を映した会場内カメラの画像を、同時表示させながらの講演でした。
僕がパンフレットの裏に殴り書きして残したメモから、講演の内容の一部を紹介します。
・講師は、主催した医大病院の准教授兼精神科医師。
・内容は盛りだくさん。先日韓国人俳優「パク・ヨンハさんが自殺した」ニュースから始まり、「うつ病とはどんな病気か」という初歩的な件から、「抗うつ剤の種類や効く仕組み」「薬以外の治療法の紹介」「早期発見早期治療の必要性と現状の問題」にまで、多岐にわたりました。
・あまりの内容の多さに時間が足りず、PowerPointのスライドの終わりの方3割くらいすっとばして、それでも10分近く予定時間をオーバー...講師の先生、前日も8:30〜19:30まで診察をしていたと言ってたし、事前の内容推敲やリハーサルに不足があったことが予想されます。
・スライドを飛ばした部分に、僕が聞きたかった内容らしきものもあったのが残念。講演自体は医学専門的な内容を含んでいたにもかかわらず、かなり僕にとっては分かりやすかったです。
・講師は、京都のお寺の住職。茶色っぽい作務衣姿で登場。
・小難しい講話を始めるのかと想っていたら、「第1部講演でかしこくなっただろうから、私の話を聞いてバカになって、それでかしこく→バカ→かしこく→バカ...を繰り返せば、真っ当な人になれる」と切り出して、聴衆の大笑いを誘いました。つかみはOK!
・自身が幼少時病弱でぜんそくの持病があって、それを克服するために様々な療法を試した経験から、「プチ」うつ病等の心身の不調を克服する心得を、軽妙洒脱な語り口で聴衆の笑いも誘いながら紹介。
・「遠赤外線は必須光線(冬季うつ病に特に効く)」「骨盤が緩むと中心軸が消える(体幹を鍛えて心身強化)」「究極の微腹圧呼吸(呼吸と内臓を強化して、血の巡りも良くなる)」「1日10分、身心の手入れ」、etc.
・そして、実践の体操。「骨盤おどり(体幹強化の運動)」「微腹圧呼吸の姿勢」...やってみましたが、簡単な内容ながら意外にハード。スポーツクラブに通っていても、肝心の体幹が強化不足とは一寸愕然。
・もっと詳しく知りたい方は、講師の坊さんが書いた本を買ってください。(と申しておりました)
[rakuten:book:13442656:detail]
・今回で年1回7回目。講演が内容の量や予定時間をオーバーしたりしましたが、進行はスムーズで良かったです。
・内容も、既にネット等で得た知識+αの情報や、すぐにも実践できる体操の紹介等、充実したものでした。
・わざわざ遠出して参加した甲斐はあったと、僕は想いました。