2月3日(木)「Bluetooth接続」


※B+COM・SB213本体
  納車日翌日に少し走った以外、乗る時間がなくて、今日までは夜の空き時間等に机上でナビの機能をあれこれ試して一人満悦。このZUMO660は4GBで情報量も多く、全国の宿泊施設の名称と住所、電話番号が入れてあるので、旅先でその日の宿泊先を探して予約の電話を入れるということも可能だ。やり残した日本一周ツーリングの際などにとても便利そうである。
  そして今日は、先日秋葉原の某無線でB+COMのヘッドセットを買ってきた(当初はケテルのものを予定していたが、BMW仕様のZUMOの添付資料を見て繋がるかどうか不安になったので変更)ので、それのヘルメットへの装着とZUMO及び携帯電話とのBluetooth接続テストを行った。
  まずメットへの装着だが、ヘッドセット本体にはクリップが着いており、これをメットの縁から挟み込んで固定する仕様。厚みのないクリップなので最初からシューベルトJ−1への装着はあきらめて、10年以上前に買って保存していた昭栄のシンクロテックのメットに嵌めることにしたのだが、クリップの厚みが少なく、このメットにも完全には装着できない。3分の2ほど強引に差し込んで一応動かないので良しとし、スピーカーセットも付けて次いでZUMOとのBluetooth接続テスト。マニュアルに書いてあるとおりに設定したら、見事クリヤに、スイッチ音やナビゲーションの音声が流れてきた。
  続けて携帯電話の接続へ。車のナビにリアルタイムの交通情報を取り込む等のため、以前からBluetooth機能付きのdocomoP906i」を持っていたので、これを繋ぎ、固定電話から携帯に掛けてテストするとこれもバッチリ。ついでに携帯のミュージックプレーヤー機能で音楽を流すと、これもとてもきれいな音で聴ける。もっとも、オートバイ運転中は音楽を聴きながら走るほどの余裕は私には無いが・・・
  でもって、すべて良しとしようとも思ったが、10年前のシンクロテックのメットは内側のパッドがかなり古びて痛んでいるし、帽体の強度も恐らく劣化している。それに、シューベルトJ-1の視界の広さに慣れた目には、閉じたらフルフェイス状になるシンクロテックのメットはとても窮屈さを感じてF8の運転にも差し支えそうだ。ここは安全第一にやはりシューベルトのメットを使い続けるべきと思い直し、ヘッドセットの付け替え工作。これが大変であった。
  まずシンクロテックのメットからスピーカーセットを剥がしてシューベルトのメットの内側に貼る必要があるのだが、耳の当たる部分を特定するのが結構難しい。やっと探り当て、動かないようにパッドに瞬間接着剤を付けて貼って、メットの脱着テストをしたら全然ズレずにこれは成功。
  次いでB+COM本体の付け替えだが、とにかくクリップは使えないので、無用の長物のこれは根っこから切断し、本体の裏側を直接シューベルトのメットに瞬間接着剤で固定することにした。本体の裏側に貼るゴム製の保護パッドは付属品として付いているので、これは使う。接着剤はかなり強力だが雨風に曝されているうちに剥がれるかもしれないので、さらに本体の上から接着テープを使ってメットに貼り付ける。それでも不安なので、以前、ケテルのヘッドセットの本体固定のためにこのメットに付けたビス(専門家に依頼した)を利用して、本体のマイクの根元とビスを針金で結ぶ予定。
  一応これでナビと携帯電話は使えるようになったが、まだ最も大きな課題が横たわっている。それは、無線機とのBluetooth接続。無線機FTM-10Sは既に購入済みだが、フロントコントローラーへのBluetoothチップの挿入とマイク用のケーブルの調整等を秋葉原の某無線に依頼してあり、土曜日に出来上がりの予定なので、すべてはそれから。
  ここで大いに気になることが二つあって、一つは、本体部分をどこに収納するかということ。シート下は既にETCが入っていてスペースがないし、パニアケースに入れるのは、ケースの着けっぱなしも嫌だし、穴を開けるのも嫌なのでNG。F8の車体に直づけすること(防水仕様なので特に問題はないらしい)を真剣に検討しているが、まだ決心が付かない。もう一つの懸念は、B+COMのチャンネルの問題で、どうやら無線機とナビ等の同時運用についてはいろいろな問題があるらしい。実際使ってみるまではどんな感じか分からないが、もし同時運用が出来ない場合は、クラブ等でのマスツーの時は無線機を優先し、ソロツーの時にはナビのみを使うことに割り切るしかない。
  無線機電源のF8バッテリーへの接続やアンテナ基台の関係はBMWディーラーに予約しているので、実際の運用までにはまだ時間を要し、来週の日曜日(13日)に迫った、復帰予定のクラブの月例ツーリングに間に合うかどうかも気になるところである。