10月1日(日)「告白的・熟年二輪生活」


※「風まかせ」に載っていた写真(メーターバイザーも”チビよん”と似ている)
 「 告白的・熟年二輪生活」とは、バイク雑誌「風まかせ」に連載されていた武部一之氏のエッセーの標題。武部氏は、かつての「平凡パンチ」を手がけた元雑誌編集者だそうだが、オートバイ道楽に復帰直後に買った「風まかせ」第24号(2011年2月号)のエッセーが特に面白かった。これは、それに関連する話題。
  先日、suzukibinさんが本ブログのコメント欄に「”チビよん”の色はドカティの赤系統」と書き込んでくださったが、「風まかせ」の武部氏のエッセーは、ちょうどこの赤色に関するものであった。氏の現在の愛車はモトグッツイ05年型プレヴァ750というのだそうだが、その車体色が赤。それでそのバイクを「ロッソ・プレヴァ」と称しておられるそうだ。ロッソとはイタリア語で赤、プレバヴァはアルプスおろしの風という意味で、つまり「赤い風」と大変洒落ている。うれしいことに、雑誌に出ていたその「ロッソ・プレヴァ」号の色と我が”チビよん”の色がよく似ている。
  氏は以前は赤いドカティに乗っておられたそうだが、このような外車系の大型バイクばかりではなく、GB250クラブマンCB400SSにも乗っておられたことがあり、現在のプレヴァまで、この6年間で計5台、次々と買い替えたとのこと。既に古稀を迎えられたそうで、60歳代後半の私とも同時代を生きてこられている。横浜に近い三浦半島に住んでおられる、オートバイで骨折事故を起こしたことがあるなど、私と似たところがとても多い。
 「風まかせ」の他の各号のエッセーを読んでも、しっかりと自分なりの個性的なオートバイライフを楽しんでおられる様子が窺え、私のオートバイライフもかくありたいものだと感じ入っている。残念なことに27号からは連載されなくなったが、箱根など、ツーリング先のどこかで「赤い風」を見かけられたら幸せだ。