Chicago Club Night #18 ドグラマグラ at 音楽室(天神)
頼むから帰らせてくれ
終業後にライヴに行く場合は、とにかく如何に残業せず・捕獲されず・捕獲せずに帰れるかが重要になる。本日意識的にさっくり仕事を片付け、よっしゃあ帰る!と詰所を出ようとした途端捕獲される。なんとか振り切って、今度こそ帰る!と病棟を出ようとしたら、今度は転倒しそうになってる利用者さんを私が捕獲する。帰れないよ間に合わないよーと半泣き。
音楽室
予想外にドタバタしたが、結局開演15分前に到着。開演時刻が遅くて助かった。客は10名程度。学校ぽい名前のハコなので、学校仕様な内装かと思いきや普通のスナック。なんだー。焼酎を頼んだら無茶苦茶美味しかった。ホント暑い季節の焼酎は美味しいよなああ。店内には80年代のMTVに出てきそうな人達のポスターが沢山貼ってあった。
こばなしドグラ
演奏前のSEはずっとビートルズがかかっていたのだが、演奏も何だかビートルズを連想させる曲で始まる。いつの間にやら「tomorrow never knows」に移行したので、私の単なる思い込みというわけでもなさそう。しかしホントにドグラマグラの演奏で聴くこの曲には、地面スレスレを高速で飛んでるような怖さと気持ち良さを感じる。
何だか今日はメロディのはっきりした小話みたいな可愛らしい曲*1やボーカル付の曲が印象深い日。爆弾のような「千里眼」や「ナーダム」も挟まれるが、全体構成も一大サーガというより短編オムニバスのような感じ。本編最後の「友よ」は途中ブリブリのロックを挟んだりして、ロック仕様な「友よ」であった。
秘術、里に下りてきた
アンコール時*2、バイオリン谷本さんがMC。「94年からこのバンドを始めましたが今までほとんど知られることもなく、『今まで何処で(活動を)してきたんですか』って訊かれます」とのこと。ドグラマグラHPを見ると、2004年頃まで演奏場所が人目につきにくいところ*3が多かったようだし、そもそもライヴ回数自体も年3〜4回と凄く少なかったようだから、そりゃなかなか知る機会はなかっただろう。私も一昨年頃まで「この機会を逃したら、次はいつ観られるかわからない!」と思っていたしな。それが、2007年は既に7回ライヴが行われている*4。バンドが人前に出ようという意志を持っていること、バンドのライヴをコーディネートしてくれる人がいることには客として本当に感謝している。北九州のバンドが頻繁に福岡まで出てきてライヴ*5、ってどちらの意志が欠けてもなかなか実現しないと思うのですよ。「酸欠で倒れる人が出るほど会場がすし詰めに*6」なる日は……来るかしら。
あばばばばば
凄く好きなブログ(現在休止中)の主と話す機会を得たので、思いきってブログ再開ラブコールを送ってみる。ちょっと酔っていたこともあり、自分がそのブログを如何に好きかまでつい開陳してしまうわたくし。「あの酔っ払ってんだかシラフなんだかわからない感じが凄く好きなんです!」
「いや……あれはシラフ……」とブログ主から小声で返され、自分の発言の不躾さと相手そっちのけぶりに気がついて焦る。ブログ主さんごめんなさい。