セブンのロダン

 県道沿いにセブンイレブンがある。このセブンイレブン前の歩道の縁石に腰かけて、タバコを吸っている巨漢がいる。毎日いる。
 最初は「通行の邪魔だ!」と舌打ちしたくなる対象だったのだが、毎日見ているうちに段々親しみを感じるようになり、見かけると(今日もイタ──(゚∀゚)──!)と内心盛り上がるように。「考える人」のポーズでつくねんと座っていることから、いつの間にか「セブンのロダン」と命名までしている始末。真夏の暑い日も冬の寒い日も彼はこうして過ごしているのか、それとも気候が良くなったので出てきたのか。これから見守って行こうと思う。

危機感なし再び

 台所が調理できるくらいに片付き、布団が敷けるようになったら荷ほどきする意欲が急速に低下してしまった。必要最低限の生活はできるので、これで良いような気になっているというか。しかしこれではまずいのだ。明日から新職場へ入職だというのに、まだ段ボールに囲まれて生活しているのでは、これから不具合が沢山出てくるはず。今から片付けを再開して、まあ3時間くらいは頑張ると宣言したい。そうして自分の尻に火をつけようという魂胆。