Musée D'Orsay

そろそろ疲れも溜まってくる4日目。
それでもサクサクのクロワッサンを食べれば元気も出てきます。
今日は、歩いてMusée D'Orsayへ。

Nち一家も一緒に入ろうと言っていたのですが、昨日のLouvre同様、すごい行列で断念し、めいちゃんと私だけ入ることにしました。Nちたちは水族館へ。
Musée D'Orsayは最上階から順に降りながら見てきましたが、結果的にめいちゃんは昨日のLouvreの絵画より楽しめたようです。やはり印象派は受け入れやすいのでしょう。特にモネの「睡蓮」やセザンヌの風景画が気に入ったようです。「睡蓮」については是非、Musée D'Orangerieにも行かなくてはね。
その後、めいちゃんが「考える人」は見ておきたいというので、Rue de Bellechasseを南へ歩き、Musée Rodinへ到着しました。

Musée Rodin

ここはRodinが実際に晩年を過ごした家。屋敷の前と後ろに美しい庭園があるとても気持ちの良い空間です。めいちゃんも、実際にここに人が住んでいたと知ってちょっとワクワクしたようです。私がCamille Claudelの話をしてあげたりしながら、一緒に館内を見て回りました。肉体の表現は、ブロンズは荒々しく、大理石は水からスーッと表れたように美しく、本当に圧倒されます。めいちゃんもかなりじっくりと見ていました。
途中「ゴッホの浮世絵」を発見。教科書に解説付きで載っていたそうで、しっかり写真に収めていました。

Tour Eiffel

Musée Rodinを終えて、かなり疲れていたのですが、やはりTour Eiffelは見たいというので、また歩いてHôtel des Invalidesを回り、Place de l'École Militaireまで。ここでさすがに休もうということでCafeに入りました。めいちゃんはサーモンのサンドイッチ、私はクロック・ムッシューを食べ、遅めのランチを済ませ、少し元気も取り戻して、Champ de Marsへ歩いていきました。
パリ何度目かの私も実はTour Eiffelを見に来るのは初めて。いつも、どこかへ行く途中にチラッと見る程度でした。でも、ちゃんと見ると、本当に美しい塔ですね。
ちなみに、一昨日のNotre Damesでも、昨日のLouvreでもそうだったのですが、こちらの人々は高い塔と写真を撮るときには必ず遠近法を利用して、塔の上に自分の手が乗るような形に写真を撮ろうとするようです。最初、何で腕を片方挙げて手のひらを下に向けているのか、その理由が分からなかったのですが、撮影者が「もうちょっと右」とか位置を指示しているのを見て判明したのです。
Tour Eiffelでも、当然ながら多くの人々はそのような格好で撮っています。時には、変則技で、塔の上をジャンプしているように撮ろうと、すごく低い位置でカメラを構えさせている人も。
めいちゃんと2人でその様子を見ていて、そのあまりに必死な様子に笑ってしまいました。
その後、La Motte Picquet Grenelleから地下鉄10番に乗り、Odeonへ。いったんホテルに戻って休憩です。
めいちゃんも大満足だったようです。

Il Suppli


夕方、おじいちゃん、おばあちゃんとNち一家と合流し、ホテルの筋向いのイタリアンレストランで夕食。Il Suppliというそのお店は、程よいカジュアル感で、お料理はどれも美味しく素材の味を生かしていて、しかも安い!In salata misto2皿、Caprese3皿、パスタを3皿、肉料理を3皿、Tiramisuなどデザートを4皿、ビール、ワイン、コーヒーやカプチーノをそれぞれ頼んで6人+Nちで280€でした。
やっぱり私はフレンチよりイタリアンだなぁ。