感想 成田良悟 『バッカーノ! 2002 【A side】 Bullte Garden』&『バッカーノ! 2002 【B side】 Blood Sabbath』

 内容を要約すると「船上は大混乱」
 この段階だと、フィーロとエニスが初々しいなあ、というのとアンジェロと『病』が良いキャラであるなあ、という感じ。

 内容を要約すると「携帯、それは最強のツール」
 というわけで、やはり携帯があると話が早い。なんという利器であろう、という展開になりました。いやあ、便利な世の中になったものです。
 さておき。
 今回とうとうあいつが登場、同時にチェスの大トラウマ発動したわけですが、あれですか、あいつが1930年代のヒューイのように、2000年代のラスボス的な立ち位置になるんでしょうか。となると、チェス大受難時代の幕開けですよ。なんというかかわいそうになってきた。もう少し幸があっても罰は当たらんと思うんだけどなあ。*1
 さておき。
 しかし、1930年代のキャラの曾孫とか1700年代の子孫とかが普通に出てくる状態になってまいりました。なんだか年代記というか歴史の世界ですよ、こうなると。最初の頃に比べると異常に話の幅が広くなってきて、これ今後ちゃんと書いていけるのだろうか? と老婆懐疑心が出てきてしまいます。*2
 まあ大丈夫なんだろうと思うことにしましょう。うん、大丈夫。きっと大年代記にしたてあげてくれるさっ。

*1:あいつが何故いるか、というのはまあ「2001」がある部分で深くかかわっているんだろうなぁ、と思ってみたり

*2:『「1710」&「1935」&「2003」へ続く』って無茶ぶりだよなあ