感想 篠房六郎 『百舌谷さん逆上する 1』

百舌谷さん逆上する 1 (アフタヌーンKC)

　大体の内容。ツン！ツン！ツン！ツン！ツン！ツン！ツン！*1
　見所。カバー裏のあふれ出る痛々しさ。正直、これが一番ぐっときた時点で、自分がこの漫画の想定読者に含まれてないのが丸わかりです。自分、ツンデレに興味的な意味でも嗜好的な意味でも特に好物ではないのが読んでよくわかりました。それだけで失敗買い物だったと理解します。
　なら違う見方するわけですが、もて非もて方面で見れる、かな？　そっちに将来的に話が進んで行くというか行かざるを得ないんだろうな、という風に見ましたが如何に。
　場面的な光り方の視点で見れば、ツンデレがツンデレの症例を語る場面の輝きは目をふさぎたくなるほどの輝きでした。特に「お前らにツンデレるぞ（意訳）」と宣言して脅す場面の輝き方は尋常ではないものでした。凄い脅しもあったもんだ。他には、低周波を使ってツンを抑えるという無茶発想。これもう無茶の極じゃないですか。もう無茶できないんじゃなかろうか……。
　しかし一番輝いていたのはやはりカバー裏及び巻末漫画。この輝きの怪しさは値千金というか、良くこれを収録してくれたッ！　と喜びました。噂に聞いていたものがようやく見れた喜びとは、格別なものでした。この喜びのせいで内容がとんだ気もするくらい。←それはどうか
　続き出たらどうしようか……。

*1:ツンツンデレツンデレツンツンの調子で