感想 明音 『ぷちます！』

ぷちます!(1) (電撃コミックス EX)

　大体の内容。「この大量のぷちが萌えキャラとして立ち上がってくる」。ほとんどぷちキャラの顔出しだけで終わってしまう所があるだけで、これがどういう漫画か分かっているのかああん？　と屈託無く微笑みかけられてるような、そういう漫画。
　ぷちの話がアイマスキャラ全員分あるだけに、元のアイマスキャラの方は完全に応用問題。この漫画でのキャラ付け*1が勝手に発生しており、元を知らない人は置いていきますよ。義務教育やないんやからね。という清々しさで突っ走っております。まあ、アイマス分からんでこの漫画を買う、という層がどれだけいるのかという問題に対しては、んなわけねーだろ……。という答えが返ってくると思いますが。それでも、最低限の知識しかないというその層にだいぶ近い自分でも大体分かった*2ので、わりとここから入っても問題ないんではなかろうか。ガンダムにおけるSDガンダムみたいなものかもしれないなあ。アイマスファン的にはその入り方されるのは、ガノタの人のSDガンダムに対する感じと同じように、不本意かもしれないけど。
　内容自体は、ぷちがかわいいねー、アイマスキャラと絡んで楽しいねー、みたいなぬるい話なんですが、だが、それがいい。ゆるーい。そういうのが受ける時代になった事に希望の光を見る思いです。ゆるーい。
　後、どうでもいいですが個人的にりっちゃんがいいのだなー、というのが分かりました。たぶんにこの漫画のりっちゃんがいい、という限定付きですが。ゲーム版はいまいちピンと来ないのに、この漫画だとびんびんくるものがある、というのは絵柄的な何かかもしれません。もとより地味な感じなのになー。
　とかなんとか。

*1:千早の謎ネーミング癖とか

*2:だいぶ間違った知識が植えつけられた気もしますが