感想 カヅホ 『キルミーベイベー 2』

キルミーベイベー (2) (まんがタイムKRコミックス)

キルミーベイベー (2) (まんがタイムKRコミックス)

 大体の内容。バカとの日常。ソーニャちゃん(暗殺者。仕事描写あんまり無いけど暗殺者。わりと隙多いけど暗殺者)は今日も今日とてやすな(バカ。ただバカ。ひたすらバカ)に無意味にまとわられ疲れる(精神的にも肉体的にも)毎日ですが、今回もわりと究極すると特に発展は無く、ただ毎日を過ごしておられます。ストーリー追う漫画じゃないので、それでいいんです。
 ソーニャちゃんは今回もバカの相手が大変そうだけど、それでも邪険にはしつつ付き合っているんだからやっぱり仲いいよなー。ってしたり顔で言ってみます。1巻ん時も似たような事思ったっけ(1巻感想)。相変わらずソーニャちゃんのDVは容赦せんですが、やすながへこたれないからなー。
 それにしても、新キャラも増えない、というのはわりかし凄いことでありますよ。基本的に二人だけで話し進めるんだから、これはもう豪腕って言っていいレベル。関係性が確定してるからその点で発展させる事が出来ないけれど、季節イベントこなすだけでもわりとやすながバカなのでなんとかなる、ってことかもしれないけど。
 さておき。この巻では忍者がそれなりの出番があって且つわりと目立つ立ち位置だったので忍者スキーの私は歓喜の歌を浪々と歌ってしまいました。相変わらず立ってるのが独特の忍者的ポジション*1で、したこともいい加減な忍術をやすなに伝授(というか単に巻物状のものを渡しただけ)とか、アイスの当たりを的中させたりとかで技能的に直接的なソーニャちゃんに比べればまったくもって謎の技能ばかり振りまいています。だが、それがいい。これからもトリックスター的な立ち位置を買えずに頑張っていただきたいですよ、忍者には。
 話的にはアイスの回が意味も無くアイスを買い続ける(一応、当たり付きで当たり出すまで食べる、という本末が軽く転倒してる目的はありますが)のがなんかツボでした。あー、お腹もバカなのかー。というのはやたら納得。バカは偉大だな。CVが軽く姫子=折笠ボイスに聞こえてくるくらいバカは偉大。

*1:言っててわりと意味不明