考えてみましたが

以前の経緯
低学年の間の目標として、以下の3点を考えました。

  • ボールに向かう
  • 顔を上げる/上体を起こす/周りを見る
  • 考えてプレーする

コーチ陣にはなんとなく判ると思います。
私はなんとなくしかわかってませんので、以下考えたことをメモとして残します。
今後のたたき台になればいいのですが。
また、練習内容としては、戦術練習よりも、基礎重視です。
ここでの基礎とは、いわゆる止める、蹴るに加えて、運ぶ=ドリブル重視です。

ボールに向かう

怖いのか、恥ずかしいのか、自信がないからなのか、主にゲームでボールに積極的に関わらない子がいます。傍観していて、よけることもあります。こういう子に、スキルがない訳ではありません。
私がコーチ戦で、ボールに行っていないことがある場合は、自信がないからです。ちょっとビビっている訳です。
すいません。m(_ _)mコーチ各位。


気になるのは、ゲーム中、ボールに向かっている子達には、周りを見て、離れるように云います。考えてプレーする、顔を上げる/上体を起こす/周りを見る といったことを意識してもらうためです。
ボールに向かっていない子に対しては、ボールに行きなさいという指示を出しています。
コーチとして注意する時にも、難しいので、子供達も混乱しやすい気がしています。
ミニゲームの際のメンバーの分け方で、このようなボールに向かう子と、そうでない子が一緒のチームだと、言い方を考えたほうが良いと感じています。


例えば、ボールに向かう子もある程度離れて、その子のところにボールが来ても、逃げるようでは、他の子が来てしまって、団子です。
向かう子とそうでない子の人数比にもよりますが、向かっていない子には、近くについて、個別に指示した方が聞いてくれている気がしています。AD、Sコーチは実践されている方法です。


また、この点については、この練習をすれば強化できるというものではないので、サッカーを好きになるように、時間をかけて、練習していくしかない気がしています。
"ゴールネットを揺らす快感に目覚めてくれたら、サッカーを好きになってくれる"というのはITコーチの言葉です。たしかにその通りだと思いますので、まず、全員攻めて欲しいです。

顔を上げる/上体を起こす/周りを見る

主に自分でボールを持っている時の注意点です。
ほとんどの練習に取り入れることができるので、子供にも言いやすいです。
考えてプレーする上で必須です。見ないで考えてもあまり意味がないですし。
また、顔を上げている=ボールを見ていないということです。見ていないで(触った感じで)、ボールコントロールできるのであれば、1対1で抜く時から、ノールックのパスまで、必要なスキルですし、更にディフェンス時にも有効です。


まとめると、常に顔を上げる/上体を起こす/周りを見る ことが出来ている子は、

  • 周りを観察して、次のプレーを考えることができる
  • ボールを見ないでコントロールできる

子だと云えます。

考えてプレーする

一番難しいように思います。上記の3点は、ほぼ、難易度順に並んでいると思います。考えてプレーするというのは、一生ものの課題です。
考えてプレーできる子になってくれれば、うれしいですが、練習でなんとかなることなのか自信がありません。

中期的、又はその日の練習の目標(ドリブル強化!とか)を伝えた上で、質問してみる。

  • 何ができたらゴールか?
  • 何故、この練習をするのか?
  • この練習後に、どのようになって欲しいか?


ADコーチは、ゲーム中に、子供にプレーの意図を確認したりします。
また、対人形式のゲーム(中当てとか)では、勝ちたい子は、相手をみるし、結構考えているようなので、観察、洞察力を必要とするボールを使った遊びを入れていくことで、自然に考えてくれるようになればうれしいです。コーチも楽になるでしょうし。



だらだら書いてしまいました。後日、纏めます。