藤里町男児絞殺事件、地元からの報告
<写真は、咲き始めたアズマギク(秋田県八郎湖堤防にて)>
緊急アップ、藤里町男児絞殺事件、地元からの報告①
マスコミで今盛んに報道されている「藤里町男児絞殺事件」地元から、緊急報告します。
絞殺された男児が、住んでいるところは、秋田県の県北青森県との県境で、世界遺産「白神山地」麓の町で、、町長が頑張って、今はやりの町村合併にも参加せず、高齢化率も高く、そして、私の記憶に間違いなければ、自殺率が日本一の秋田県の中で最も自殺率が高いとことです。まさに「過疎の最先端」を行く地域なのです。
そこが、私の地元というよりも、妻の実家があります。絞殺された男児の家は妻の実家のすぐ近くで私にもその周辺の土地勘は十分あり報告する次第です。
事の発端は、4月に起きた小学校4年生の女児の行方不明事件と「転落事故」、これが、「事故」として処理されたこと。警察が一応捜査して「事故」と処理したようですが、その女児の家族は、それに納得いかなく独自で調査していたとのこと。
それに、「転落事故」の周辺は川べりまで行くには、笹薮をこいで行かなければならなく、一人で行くようなところでない。また、今の小学生が川遊びなどは、特に雪解け水で増水した川では、川遊びするようなスペースはないこと、等々から「転落事故」にしては不自然さがありました。それで、家族は納得いかなかったのでしょう。
もはや、この「転落事故」を事故として考える地元の人は誰もいません。それを徹底捜査していれば、今回の「殺人」は防げたかも・・・・。
そして、今回の「殺人事件」。
犯人は、当然土地勘のある地元の人、となる。男児が連れ去られた町営住宅の周辺は、藤琴川と粕毛川の合流地点で、鮎つり等が盛んで観光者も少なくは無いが、まだ、鮎つりが、解禁になっていないこと。それに平日で観光者も少なく、地元以外の人が車を止めて歩いていれば、目立って「不審者」としてすぐわかること。
それに、死体が捨てられた米代川の地点は、私も数回通ったことはあるが地元の人でなければわからないところだということ。要するに「投げ捨てた」ということであろう。
男児が住んでいる町営住宅は、10数年前に建てられ、その後にも増設されている、いわば藤里町の「新興住宅街」といったところで、住居人も比較的若く30代、40代が中心でそのため、子供も小学生多く、遊園地でも子供が絶えることはすかなかったといわれている。そこに犯人は目をつけたと思う。
そんなことからして、犯人はどうしても、「地元の人」ということになる。
こうなれば、もう地域は「崩壊する」ここいら辺はヒマなじいさんやばあさんが多い。その根も葉もない「うわさ」が妖怪のように徘徊する。その地域の「変わり者」はすぐにその餌食になる。
とんでもない人が犯人だったりして・・・。早くつかまることを祈るだけである。
それに、もう一つの「被害」は子供たち。今回の事件での精神的な影響か「ご飯を食べられない」「食べない」児童が増えているという。だから、家庭内でもこの事件のことにあまり触れないように気を使っているとか。
それに38戸あるある団地の住人は、マスコミの取材にうんざり。一軒のうちを何社も聞き込みしたり、昼寝の最中取材として押しかけられたり、トイレを借りには来るわ、借りに来るのはいいほうで、そこら構わず「タチション」する輩もいるとか。
誠に迷惑千判との話。それに団地周辺には駐車場がないので、「違法駐車」同然で道路工事以外考えられなかった「渋滞」が生じているとのこと。
この事件で、能代警察署は100人体制の捜査本部、それより多いのがマスコミ関係者。藤里町には、「ゆとりあ」という第三セクターの温泉ホテルがあるが、そこは当然にも満員。捜査本部のある能代市(バスケットと木材の町で有名)のホテルも連日満員とか。藤里町が「全国区」になった。