秋茄子&オクラのインドカレー


ちょっとした歯の手術をして、この10日ほど刺激のあるもの、固いものが食べられなかった。
巷では「ふんわり」「とろける」といった食感のものを「おいしい」って位置づける傾向が最近顕著のような気がするが、固い物を噛み締めたり、ポリポリといったリズミカルな信号が、どれだけ日頃のストレスを解消しているかってことの身にしみる。噛めないってこんなにツライことなのね。
食べられないとなると無性にたべたくなるのが人の常ってわけで、前に食べたのはつい2週間ほど前、それほど長いこと食べてないわけではないのに、今日のカレー解禁をどれほど待ち望んだことか。この程度のことがやけに嬉しいなんてねぇ。食べものはガツンと刺激的なのを求めるが、人生にそれほどたいしたことは求めてないな、自分。
秋茄子、オクラ、トマト、玉ねぎ...って昨日と同じメンバーの野菜ですが、毎日収穫できるのでせっせと消化。採れ過ぎるっていっても、この瑞々しい野菜たち、なんと贅沢なこと。ここのところ眺めるだけだった青唐辛子も盛大に刻んでin! 青唐辛子の辛さは赤唐辛子と微妙に違う。最初はものすごくHot! ほどなく鼻へスカッと抜ける、独特の辛み。フレッシュの青唐辛子が収穫できる今だけの味覚。あー、辛〜〜いっ! シアワセ。。

オクラは毎日のように実をつける生命力の強さがあるのに、その花はごく控えめ。花びらの淡いクリーム&あずき色の組み合わせは繊細で、うっとり見惚れるうつくしさだ。午前中しか咲かない一日花の、その潔さにも惹かれ。

秋茄子とオクラのインドカレー つくり方
茄子、オクラ、トマト、玉ねぎ、青唐辛子、クミンシード、コリアンダー、カレーパウダー、ローレルの葉、ニンニク、生姜。鍋にクミンシードとコリアンダー、オイルを入れ、弱火で炒めて香りを引き出す。玉ねぎ、にんにく、生姜、青唐辛子のみじん切りを加え、さらにカレーパウダーも足して炒め、香りを立てる。ざく切りにしたトマト、茄子、オクラを加え、オイルが全体に回ったら、ローリエ、水少々を加えて茄子に火が通るまで煮る(5分くらい)
インドカレーは煮込まず、さらっとしたスープに仕上げます。青唐辛子の辛みが抜けてしまうので、作り置きは厳禁。思い立ったらさっと支度して、フレッシュな辛さを楽しむ←コレ鉄則です、よろしく。




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