中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

今年最後のライブ

 火曜日、上海は晴れ。気温は 8度とクソ寒い1日だった。
 本日は仕事をサボってライブ出演である。例によってワカモノ達と演っているバンドの今年最後のライブが有るので、お昼過ぎから万航渡路 x 武定西路にある Do Spaceスタジオにてリハーサル。
 リハ終了後はメンバー全員でビュイックのワゴン車をチャーターして本日の会場である延安西路x凯旋路にあるライブハウス『育音堂』に向かう。入り口はこんな感じで相変わらずの佇まい。

 この下北っぽい雰囲気、いつ来ても好きだなぁ。上海では稀有な存在である。

 そして今日は珍しくサウンドチェックから。ウチらの出番は3番目なのだが、何故か諸々の理由でリハーサルはトップバッターになってしまったのだ。でもキックから音作りしていくのは中々楽しいのでドラマーとしてはナニゲに結構誇らしい作業だったりする。
 リハは恙無く終了。ココのPAさんはキックの音作りがとても上手くて好みで良い。サブが程良く効いていてアタック感も有り、非常に「アガる」音なので叩いていて楽しくなる。

 アレよアレよと言う間に客入れ。結構なお客さんでびっくり。

 そして本番、今日は早めにセッティングが終わったのでドラムブースから撮ってみる。

 流石にライブ中は自分で自分は撮れないので知人に撮ってもらった。こんな感じ。

 一番前にノリノリの欧米人グループが来て、とても盛り上がってくれた。「最後の一曲」の MCの際に、マジで悲しんでくれる程、結構気に入ってくれたらしい。いやぁ…完全オリジナルの楽曲なので彼らだって初めて聴いた筈なのに、コレだけ盛り上がってくれるとさすがに嬉しいね。お客さんの割合は 95%が中国人、日本人は 2%くらいで残り欧米人 3%ってトコだろうか。やはりこういう環境で演る方が緊張感があって良い。ウチのヴォーカルは中国人だが英語と日本語で歌う。特に日本語の歌は『カタコト感』がハードな楽曲と合わさると初音ミクっぽい雰囲気が出て独特な塩梅になるのだ。演っていてその辺がとても面白いんだなぁ。
 何はともあれ、今年最後のライブを大盛況で終える事が出来て本当に良かった。本日ご来場の皆様、本当にありがとうございました!来年も宜しくですw
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