サッカーのある幸せ

SVABO! OSTANI!  Good  Bye 川淵さん  SoccerCast

エルゲラのアンテナ   アーカイブ   『Good Bye! 川淵さん。』   ヴェルディのアンテナ

 

2014-06-03

[][]日本 - コスタリカ 22:35

どれだけ煽っても所詮ワールドカップ直前の単なるテストマッチなのですが、両軍とも動きがキレキレで単独の試合として見ても面白かったです。見ている方は特に勝敗とかに重きを置かない試合とはいえ、出ている選手達、特にスタメン当落線上の選手達にとってはワールドカップ本番の試合以上に大事な試合かもしれないですしね。選手を試すことが許されてる試合ですからいいっちゃいいんですが、それでもサイドバックに今野を使うぐらいなら駒野を…


試合については前半は2つのことを感じました。

目指しているサッカーは日本の方が面白いし高みを見てるんだと思うけれど、得点して勝てるのはコスタリカかも。特に前線の選手のタレント性というか、少ない人数でも少ないチャンスの数でも、決めるときは決めるというナイフのキレのようなものはコスタリカの前線に軍配が上がったと思います。対する日本の前線は本田と香川はボールを持ったりドリブルしたりとやれすぎるからどんどん得点から遠ざかる感じです。その対局にいるのが大久保のイメージで、コスタリカの前線はさらに大久保をとんがらせてスピードアップした感じ。一刺しで決める、みたいな。


それとボランチの組み合わせについて。この試合はいつもの遠藤・長谷部コンビのボランチではなく山口・青山のコンビでしたが縦に早く強いパスをバシバシ配給してて、この方がザック好みなんじゃないか?と思いながら見ていました。が、いかんせん日本の前線は良くも悪くも手数の多いのが特徴ですから、いい縦パスが通ってもコスタリカのように少ない選手の少ない手数では決められない。結局のところ後半の遠藤が入ってからの手数もパスの本数もかかるけど、その分前線に日本の選手が多く上がって攻撃に絡みゴチャゴチャした中で誰かが決める、という方に美味しい所を持ってかれたようにも思います。


後半については、まあ、ね。6人も選手を代えられる試合で、後半から出てくる選手にいつもの鉄板メンバーが多いので選手同士のコンビネーションは完成に近い。対するコスタリカは選手交代を少なめにして、時間とともに動きが落ちてくる。逆転勝ちも必然かなと感じました。


ザッケローニ監督の心の中は分かりませんが今日の試合の位置付けとしては、

1.シーズン中に怪我や出場時間の少なかった選手をスタメンで使いどれだけやれるか見る。

2.怪我を抱えている選手が本番でファーストチョイスとして使えなかった場合のセカンドチョイスを試す。

というのが前半で、後半は

3.監督が考える最良の組み合わせの確認をする。

的なものだったのかなと。それを考えれば勝ち負けは負けるよりは良かったね程度で、これ以上怪我人が増えずセカンドチョイスもそこそこ目処が立ち、まあ良かったテストマッチだったのかな。ただ、左SBに今野を使うぐらいなら駒野を…

2014-05-27

[][]日本 - キプロス 02:00

内容をどうこう言う試合じゃありませんが、壮行試合としては最高の代表戦でした。

だって2010年のこの時期は思い出したくもないような試合でしたし、その前の2006年もまあ、ね。それに比べたら天と地です。もちろん天の方。そうはいっても収穫と課題と両方ありましたけど、まずは収穫から。


・試合の中で怪我人が出なかった

・欧州のシーズン中に怪我人だった選手が試合に出られるぐらいに回復していた

・最後に日本代表に滑り込んだ大久保選手がキレキレだった


課題としては、


・欧州シーズン中に思うように試合に出られなかった選手が相変わらず今一

・交代選手が出てもチームの特徴が変わらない


こんな感じを受けました。


収穫については、対戦相手の選び方の成功もあると思いますが、激しいけれど汚くはない相手でちょうど良かった。キプロスのFIFAランキングは日本よりも相当低いですが、ワールドカップ予選やユーロの予選等で常に強豪国と戦っているだけあって押し込まれて守る時間が長くなっても切れたりせず最後までフェアに激しく戦ってくれたので、日本の選手も変に痛むことがなく、この時期のマッチメイクとしてはいい相手だったと思います。仮想○○とかテレビ局など言いがちですが、逆の立場に立って考えると日本と同組の対戦相手国が仮想日本として仮に韓国とマッチメイクしたとしても何の参考にもならないことは明らかですしね。この時期フェアにやってくれる相手が一番です。

そして内田、長谷部選手など、怪我明けの選手が普通に試合を出来ていたことも安心しました。ザッケローニ監督が23人に選んでいる時点で大きく心配することではないかも知れませんが、それでも実際にプレーしているところを見られるのは安心です。これから初戦までまだ2週間強ありますので、もう一段階コンディションは上がるでしょうし。

そして大久保選手の思い切りのいいプレーやミドルシュートなどは今までのザッケローニ監督の鉄板メンバーに新しい風を吹き込んでくれそうな予感を感じられました。短いパスをつないでDFの裏を取って最後はGKまでを交わしてシュートをしがちな日本サッカーですが、引いた相手に対し少しでもコースが見えたら足を振りぬく大久保選手の存在は心強い。


課題については、本田選手が心配ですね。同じく試合に思うように出られなかった香川選手は自分の2m範囲内の仕事はきちんとこなしていたように見えましたが、本田選手は特徴であるタメと思い切りのうちのタメのほうは出来てましたが思い切りについてちょっと物足りなかったように感じます。プレーにキレがないというよりも判断にキレがないように感じてしまいました。

また岡崎選手と交代で出た清武選手ですが、これは清武選手の問題ではなくザッケローニ監督の23人の選び方の問題なのですが、それでも変化がない。もともと23人を選んだ段階で守備的にはいかないよとか空中戦はやらないよというメッセージが含まれている選手選考ではありましたが、それにしても交代で変化がつかない感は否めません。味付けは変わらず風味が変わったぐらい、味噌味から醤油味や塩味への選手交代ではなく、味噌の中の白味噌からあわせ味噌に変わったぐらいの変化というか、ちょっとゴマを振った感じというか。それも分かっていて日本らしい戦い方をするつもりだとは思っていますが、それでもちょっと心配です。


恐らくこれがザッケローニ監督が日本国内で日本代表を指揮する最後の試合になるのだと思いますが、この4年弱は面白かった。外野に何を言われてもほとんどぶれない本物のプロコーチって感じでした。あれだけJの試合も見てる人が選んだ日本代表なら、例え3連敗に終わろうとも納得ができそうな気がしています。少なくと3試合終わってからフィジカルの強さがなかったとかの言い訳をするとは思えないし、どんな結果になっても胸を張って責任を受け止めてくれそうな監督です。そんなザッケローニ監督がブラジルでどんな戦いを見せてくれるのか、楽しみでしょうがない。願わくば準備期間のコンディション作りに失敗することなく、チームの雰囲気作りに失敗することなく、グループリーグ初戦を迎えて欲しいものです。日本のキャンプ地のホテル、間に合うのかな。

2014-05-12

[][]WCブラジル大会日本代表選手23人の選出に寄せて 21:06

もう前ほどは日本代表にどっぷりと浸かってないし、今日も選出のラジオ中継を聞くまではワクワクドキドキではなく結構平常心だったのですが、やはり実際に23名のメンバーが決まって顔ぶれを見てみるといくつか思うことがあったので書いておきたいと思います。個々の選手に関しての感想はほとんどないので悪しからず。


他の出場国の選手の発表があったりして、「ああ、本大会が近づいてきたんだな…」と思うことはあっても、なぜかそんなにドキドキとかワクワクはしてなかったのです、本当に。それはヴェルディから選手が選ばれる可能性は限りなくゼロだし、三浦カズが選ばれるわけもなし。でも、決して興味がなかったとかそういうことではなく、ザッケローニ監督の4年間を見ていれば、監督がどのようなサッカーを志向しているのかも分かるし、今までの召集選手を見ても大きなサプライズは有り得ない。ザッケローニ監督のやり方に好き嫌いはあるにしろ、チームの骨格で言う背骨のようなものや芯のようなものは4年間ほとんどぶれなかった。それを考えれば、怪我の選手をどう考慮するのか、直近で好調の選手をどう評価するのか、それぐらいしか目新しい部分はないだろうと思っていたからです。日本代表候補に名前が挙がっている選手の誰が選ばれたとしても、今のヴェルディより数千倍マシなチームになるのは間違いないし。(念のためですけど、今のヴェルディの選手と代表選手を比べてるわけではなく、それぞれの監督のチーム作りの経験や哲学を比べてるだけですよ。)まあ、ヴェルディ絡みで言えばフッキがブラジル代表に選ばれた時点で満足してたけど。


ザッケローニ監督と言う人は、自分の志向するサッカーと現有戦力を見渡したときに大外しする監督とは思えない。プロ監督として自分のサッカー哲学と選手のすり合わせを現実的に最大限の結果で導き出せる本当の監督だと思っています。だからこそ、今回の23人の選出で誰が選ばれても誰が選ばれなくても、チームを信じて見守っていける、自分達は試合内容と結果だけを楽しみにしてればいい、そんな信頼がおける監督だとこの4年間で確信したから。もちろん何度も言いますが、ザッケローニ監督のやり方に好き嫌いはあると思います。でも、それは4年前にザックをサッカー協会が選んだ時点で決まってしまっていることだし、どこかのセルジオさんみたいに今さらそれを言ってもね、という話。もちろん解任を考えなければならないような失策もなかったし。


改めて23人を見てみれば、後ろは鉄板。中盤から前はややサプライズあり。ずっと日本代表でやってた人の名前がなかったり、最後に大久保選手が試合終了間際のゴール前ニアサイドに突っ込んできたみたいなことはありますが、順当な選出だと思っています。前線に高さと強さが足りない気もするけど、それは日本のストロングポイントである足元の技術とすばしっこさで戦う道を選んだと言うことなのでしょう。試合終盤のパワープレイはやらないよということには賛同しますが、CKからの得点はあまり期待できなさそうかな。まあ、日本の中盤前目の技術があってすばしっこい攻撃的な選手は使いたくなるかなとは思います。だって、相手の守備陣を撹乱してキリキリ舞いさせたら痛快そうだもの。ギリシャの守備陣が右往左往している間を切り裂いたら気持ちいいだろうな。ザッケローニ監督がそんな単純なことを考えているとは思いませんが、私はそんな場面が見てみたいです。


どちらにしろ、あとは本番本大会のみ。この4年間のザッケローニ監督と仲間達の冒険が本大会の3試合で終わるのか7試合あるのかは分かりませんが、本番までに良い準備をして良い戦いを見せて欲しいもの。1-0の試合よりは4-3を選んだような気もしていますが、それがザッケローニ監督が4年間日本サッカーを見てきての結論であるなら、負けることでさえ楽しみになるような気がしています。敏捷性、規律性、そして得点に至るまでの創造性を本大会で見せ付けて欲しい。あれ、結構今回の日本代表に期待してるぞ、自分。

 
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