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Time Being以降チェックし忘れていたので購入。
- アーティスト: Cyne
- 出版社/メーカー: City Centre Offices
- 発売日: 2005/09/27
- メディア: CD
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Beta bodegaの別部門Botanica del Jibaroからもリリースしていたアメリカ産ヒップホップ。
今作は、ドイツのエレクトロニカレーベルからリリース。
Nujabesの作品にも参加していたが、いつもどおり、
メロウなトラックと政治色強い知的なライムが絡む。
fatjonのソロ的な雰囲気も感じられる、メロウなトラックが素敵。
「お前も死ね」との日本語サンプリングも素敵すぎ。
また、エレクトロニカ的な雰囲気が以前より上昇した感じを受ける。
anticonやfivedeez辺りの、エレクトロニカとのクロスオーヴァー的な
音を出すhiphop、またはエレクトロジャズが好みであれば、ツボに嵌るだろう。
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- Belphegor - Pestapokalypse VI
オーストリア産ブルータルブラック、2006年作。
勢いあるザクザク攻撃的リフ、寒々しいトレモロ、
いかれたギターソロ、
バコバコ気持ちよく疾走するドラム、
低音デス声・ギャアギャアVo等が絡む。
迫力のある攻撃的路線は前作を踏襲しているが、
リフに若干の変化が見られる部分があり、
特に中近東風のリフ(NILEのような)を取り入れた1曲目が興味深い。
勢いよく突っ走る曲がある一方、3曲目のように
スローミドルで進む展開もあり、バラエティ豊かで飽きさせない。
ブルデスのような勢いあり、ブラックメタル特有の禍々しさ・メロディアスさ有りと、
お互いの良い部分を混ぜ込んだような作品となっているので、
前作が好みであれば、本作も買って損はないだろう。