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- Gergovia - Comme le Christ sur la croix
フランス産ブラックメタル、2009年CDR。
Imperialのメンバーが絡んでいる。
フランスのEndless Sound Recordsよりリリースされた。
Furia(fra)のメンバーがバックVoとして参加。
寒々しくメロウ、仄かに哀愁漂うトレモロ・リフ、アルペジオ、ソロ、
スカカカカと緩急つけて打込まれるドラム、
粘っこいフランス語中音域ガナリVo、
低音Vo、クリーンVo、薄ら被さるキーボード等が絡む。
基本は前作の流れを持つ、寒々しくメロウなトレモロと
ズンズン響くリフ等を絡ませた展開。
Voも前作で聴かれた低音デスVo（恐らくゲスト）やクリーンVoを絡ませ、
良いアクセントになっている。
特に物悲しげなキーボードやリフ、ガナリとクリーンVo等を
絡ませたアルバムラスト「Priez pauvres sots」や
フィンランド産辺りを彷彿とさせるメロウなトレモロが印象的な
「Pauvre humanite」等はツボ。
そんなわけで、『Si vis pacem para bellum』以降の彼等の作品が好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。
