Oaks of Bethel - The Graves of Our F

従兄弟から就活に係る相談メール。
がしかし、正直、一般企業の就活らしい就活は
したことがないのでよくわからない。
それは知っているはずだろうに。
結局、「法曹に強いとこなんだからそっち目指せば?」等
というアドバイスにもならないような返信をして終了。
酒に関する話だったらいくらでもしてやれるのだが。

「貴方の猟奇度は88%で 高いです。
普段の貴方は知的で穏やか 周りより信頼を受けてますが、
心の中は爆発寸前 憎しみや怒りが溢れています。
そして貴方自身それを自覚しているはずです。
少しずつでも自分を解放していくことが必要です。
それが爆発を防ぐ第一の方法です。もう一度じっくり見つめ直してみてください。
そして、刃物 凶器は自分の近くに置かないよう気をつけてください。」

  • 『世界犯罪百科上・下』コリンウィルソン

タイトルのとおり、世界の犯罪、その方法、
警察の捜査方法、犯罪学・科学捜査史、
迷宮入りの場合は推理等を絡めて書かれた本。
しかしまあ、よくもこれだけ調べたものだ。
多くはアメリカ、イギリスの事件だが、
日本の犯罪も少ないが載っている。

Armed to the Teeth

Armed to the Teeth

カナダ産HipHop、2009年作。
何と今回はLa Coka Nostraと同じSuburban Noize Recordsより。
そのせいか、へヴィなリフが絡んだロック色のある
楽曲も収録されている。しかしこれが格好良し。
レーベルメイトのLa Coka Nostra繋がりはもちろん、
Talib Kweli等も参加し、こちらも良い仕事。
1st Contact 001

1st Contact 001

Rubber Roomで有名となったプロデューサー。
インストはTripHop辺りにも通じるし、
ゲストが参加したラップ物も、
ゲストを引き立てる音使いで格好良し。
Thawfor「Essence Of Lost Souls」「The Universe Will Guide Us」
辺りが好みであれば、文句なしに楽しめそうな作品。
なんか以前書いた気もするが。
Breathing Lessons

Breathing Lessons

インスト路線を推し進め、さらに壮大となった2nd。
エレクトロニカ方面への接近も感じさせる。
近々到着する『Praying Mantis-Plus』も楽しみだ。

  • Oaks of Bethel - The Graves of Our Fathers Will Not Be Lost or Forgotten

アメリカ産アンビエント/ブラックメタル、2010年作。
Nijjinのメンバーが絡んでいる。
アメリカのEEEよりリリースされた。


靄がかった音質で聴こえてくる寒々しく悲しげ・神秘的トレモロ・リフ、
ミニマルに疾走する篭ったドラム、
お経のように響き渡るVo等が絡む。


いつもどおり、神秘的・アンビエントな空気を纏い、
進んでいくブラックメタルをやっている。
Njiqahddaに疾走展開をより多く取り入れた感じとでも言えばよかろうか。
また、いつもより若干だが、寒々しく悲しげなトレモロを多く使っている。
似た空気を持つバンドを探すとすれば、スイスのPaysage d'Hiver、
アメリカのVelvetCacoon辺りか。


そんなわけで、今までの作品が好みであればもちろん、
関連のNijjindaや上記バンド等が好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。