アンダーディフィートHD(通常版) - Xbox360

アンダーディフィートHD(通常版) - Xbox360

DCで移植されていた縦STGを追加要素入れてX箱に移植したもの。
レイストーム系の高低差ある敵をオプションとショット、
ボムで破壊していくシンプルスタイルだが、
自機+機首移動(これで機首を地上敵に向けないとショットで破壊できない)、
さらにオプションゲージが溜まると勝手に射出されるオプション等のため、
稼ぎを考えると、慣れるまでは難易度が割りと高く感じるか。
とはいえ、オプション+ショットで敵を破壊して進むのは快感。
特に、ボムオプションで敵を巻き込み破壊するのは楽しい。


実績解除についても、見た限り多くのSTGにありがちな
「HARDで1CC」等敷居の高い要求もなく、好感が持てる。

  • Lunar Aurora – Hoagascht

ドイツ産アンビエント/ブラックメタル、2012年作。
ドイツのCOLD DIMENSIONSよりリリースされた。
Trist(ger)のメンバー等が絡んでいる。
本作ではオリジナルメンバーのAranと
Whyrhd(一時期脱退していたが)のみの編成。


薄ら儚く、冷たく神秘的に掻き鳴らされるトレモロ・リフ、アルペジオ
スロー・ミドル主体でドコドコ打ち鳴らされるドラム(打込み?)、
ゆっくりとドイツ語で吐き出されるガナリVo、
冷たく空間的な響きを持って被せられるキーボード、鳥、会話SE等が絡む。


『Andacht』後活動を一時休止、復活した初のアルバムは、
オリジナルメンバーであるAranとWhyrhdという2人体制。
この体制も驚いたが、アルバムも全編アンビエント色の強い
スロー・ミドル展開のブラックメタルとなっており、さらに驚いた。
空間的なキーボードと、一聴してLunar Auroraとわかる
神秘的なトレモロが非常に幻想的で冷たい空気を放っている。
『Andacht』もアンビエント色が強かったが、本作はよりそれを
じっくり聴かせるような作風と言えばいいか。
アグレッシヴな疾走展開は一切ないため、疾走展開を求めている方には
キツイかもしれないが、アンビエントも許容できる方であれば、
この冷たさ・幻想的空気は癖になるのではないか。
アルバム一枚通して、聴きとおすことの出来る作品。
関連のTristにも近いと言えるが、あちらはダークな雰囲気も強いが、
こちらは冷たさ、神秘性がより強調されている。


そんなわけで、彼らの作品の中で問題作となる事
間違いない作品でもあるため、前作のアンビエントパートや
『Zyklus』のスロー・ミドルパートオンリーが好みで無いなら
若干キツイかもしれないが、それらが許容できるのであれば、
本作も安心して楽しめるのではなかろうか。


関連:
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20101128
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20100131
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20090412
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20090406
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20081226
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20081104
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20070617
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20070509
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20070508
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http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20070116
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20060525
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20060522
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20051112
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20051009
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20050709
http://d.hatena.ne.jp/hellkult/20050425