フォーレ四重奏団
フォーレ四重奏団
ベストオブ、クラッシックにてフォーレ四重奏団の演奏がながれた、
なかでもブラームスはすごい、今年最大の収穫です。帰りのバスでオンエアを聞いていてすごいなと思っていましたが、かえって録音を全曲きいてまさに素晴らしい。
個々の楽器がよく歌い、呼応して、まるでダンスのような立体感のある演奏が進みます。途中「仕立て屋の恋」で有名になったメロディが出てきますが、実に抒情的。最終楽章では、スピードがありかつ抑制された、いや時々リミッタを越えた壮絶な盛り上がりに向かいます。それでいて中盤は緩急をわきまえた展開。
こいつらインテリジェントだ。何度きいても素晴らしい、この生演奏に立ち会えた人に祝福あれ。
フォーレ四重奏団 演奏会 −
「ピアノ四重奏断章 イ短調」 マーラー作曲
(13分08秒)
「ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 作品15」 フォーレ作曲
(32分32秒)
「ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25」 ブラームス作曲
(41分45秒)
〜スペイン・バルセロナ
カタルーニャ・パラウ・デ・ムジカで収録〜
<2012/5/7>
(スペイン公共ラジオ提供)
Ressurection
Ressurectionを読了。
結局、面白い本がキーなので、デバイスの変化はあまり関係なかったなあ。軽くなったのがメリットか。アマゾン日本進出といううわさもありますが、まあ日本には日本のリーダーということで
BookPlace購入。Bookliveの端末です。
- microSDにためたPDFを読める
- 購入と同時にbookliveの5000円分のポイントつき
- 初めてのアンドロイド端末(2.3)
というわけですが、アンドロイドまあいいんじゃないですか?速度的に足らないきもしますが、読書専用端末ならばOK.でもSharpがPanaが同じように読書専門端末出して失敗しているのに、轍を踏むっていうのはどういう目論見があるのか?
とにかく、軽くて、手ごろな日本の電子書籍リーダ+PDFリーダとしてつかってみます。
Kindle Touch(2)
なんと、日経より、4月からアマゾンが日本で電子書籍を販売、どうもKindle Touch3GをDocomo回線をつかうらしい。3Gといっても本国と同じように、kindle storeとwiipedianのみの3G接続(wifiならブラウザが使える)を許すことになるんでしょうが、どこでも世界中でも(ローミング)使えるというのはメリットか。kindle2は縛り無しで3Gが使ましたが、ほtんどwebサイトなんか見ないもね。
日本版発売となれば、日本語フォーマットはどうするの?とか、日本語入力はどうするの?とかfireは出さないの?とか気になります。ソフトキーボードがあるからTouch投入というのはわかります。
ところでkindle touchですが、b-mobiile+coviaルータでもそれなりに快適に使えます。新聞なんかtouch用のレイアウトがされてずいぶん見やすくなった。これはすごいな。
以下はNyTimeの同日記事のkindle2 vs kindle touchの表示の比較!
Kindle Touchキタ
2年前にkindle2を買って、結構つかっているので、特に理由はないが最新のkindle touchをポチ
- 日本から買えるtouchは3G対応がないけども、まあ使わないか。
- やっぱりtouchインターフェイスって興味ある。本体にホームボタンしかない。
- 国内配達がUPSさまのため、受け取りに難儀、2回目で家に放り込んでもらう。
- 軽いなー
- E-inkはkindle2のときと比べてずいぶん明るくなった。
- kindle3より日本語がプリインストールされているが、日本語のサイトを表示すると、ちょっと残念。
- mobiぞらkindleとかでmobi形式の日本語もよめるらしい
- 6inchじゃねえ、という気もしますが
さすがに、物の設計部門をあららしく作っただけあって、よくできています。ボタンが1つしかない、minimum designがなんとも潔い。ベゾスは最初のkindleが発売されたとき、「デバイスの究極の目標は、意識されなくなること、そこには本のみが残る」という言葉があったが、その世界に一歩近づいたか。
kindleを使い続けられた理由はたぶん、
- 新聞をたまに買う(NYTimes)
- 仕事関係の本(計算機)は厚いので電子版が便利
ぐらいかな、3Gはwebは本当にちょっとしか使わないけどもストアを眺めるのはしてたかもしれない。
なので、日本語?というのはあまり理由になってないので、円高で、touchが日本解禁になったので、物欲に火が告いだだけだったりして
トラッキングをのせとく。6日にオーダーして中2日の9日に最初の配達!
Date Time Location Event Details
February 10, 2012 10:46:00 AM Shinagawa JP Delivered
February 10, 2012 08:23:00 AM Tokyo JP Out for delivery
February 9, 2012 04:08:00 PM Tokyo JP Delivery attempted. Signature is required to complete delivery. Please see carrier notice for next delivery attempt or contact the carrier
February 9, 2012 01:03:00 PM Tokyo JP Arrival Scan
February 9, 2012 12:27:00 PM Narita JP Departure Scan
February 9, 2012 11:33:00 AM Narita JP Arrival Scan
February 9, 2012 11:23:00 AM Narita JP Arrived at destination country
February 9, 2012 09:35:00 AM Narita JP Arrival Scan
February 8, 2012 08:01:00 AM Anchorage AK US Departure Scan
February 8, 2012 06:23:00 AM Anchorage AK US Arrival Scan
February 8, 2012 03:56:00 AM Louisville KY US Departure Scan
February 8, 2012 02:13:00 AM Louisville KY US Arrival Scan
February 7, 2012 10:39:00 PM Nashville TN US Departure Scan
February 7, 2012 09:37:00 PM Nashville TN US Shipment received by carrier
February 7, 2012 03:53:33 PM Nashville TN US Shipment has left seller facility and is in transit
ギーレンのマーラー9
今週のベストオブクラッシック(NHK)もマーラー没後100周年づくし
- 交響曲 第7番 ホ短調“夜の歌”」マーラー作曲、(1時間21分39秒)、ベルリン・ドイツ交響楽団、インゴ・メッツマッハー、<2010/3/25>(ポーランド・ラジオ提供)
- 「交響曲 第9番 ニ長調」マーラー作曲(1時間34分03秒)、北ドイツ放送交響楽団、ミヒャエル・ギーレン、<2010/9/26>
と続きますが、特にギーレンの9番が、なんとも味があります。歴代の名演と比べると演奏時間は長い方。一楽章の緩部分がタメのように働きます。4楽章の死にそうな展開も、なんでしょう、石庭をのぞくような、精緻なんでしょうか。なかなか名演です。
ギーレンはwikiによると1927年生まれ、指揮者でもあり現代音楽の作曲家でもある。指揮者としては、「冷血系」に属するらしいが、「グスタフ・マーラーなど大編成の楽曲を精妙で色彩豊かなアンサンブルで聴かせる」とのこと。まあ85歳ということで死の境地に近いのか。
メッツマッハーの7番は、普通かなあ?7番は大好きな曲なのですが、よく弦も管も歌っていて7番らしい演奏でした(なんじゃそりゃ)
ラトルのマーラー
どうも、パーヴォ・ヤルヴィのベートーベンが強烈すぎる。ipodに転送して通勤時に聞いてみますが、なんというか、楽器のバランスもたぶん通常の物と違って、かといって古楽というふうでもなく、やたらメリハリがあり、静寂にみちた緊張と爆発、おそろしいことに、全ての瞬間がわくわくしてしまうという体験をしてる気がする。これは解釈の違いとか演奏スタイルとかではなくて、ベートーベン2.0に違いない。おそるべしパーヴォ。生演奏を聴くことに意味のある演奏かもしれない。
さて今週のベストオブクラッシックはマーラー生誕100周年記念
- 「交響曲 第1番 ニ長調“巨人”」マーラー作曲(57分04秒)=
- (管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(指揮)サイモン・ラトル<2010/8/27>
- 「交響曲 第5番 嬰ハ短調」マーラー作曲(1時間10分19秒)
- (管弦楽)スウェーデン放送交響楽団(指揮)ダニエル・ハーディング<2010/9/10>
でしょうか?ラトルももう立派な巨匠です、BPOを我が物にしてますね。意外とよかったのがハーディングの5番。ハーディングって75年生まれのイギリス人なのね。マーラでは10番の録音が好評らしい。帯にいわく「新世代の恐るべき才能」
おっと、ハーディングの明治学院大学での講演「ダニエル・ハーディング:マーラー、ベルク、そして同時代音楽を語る」のポッドキャストがあるらしい。恐ろしい時代だ。
パーヴォ・ヤルヴィ
NHK海外コンサートシリーズ(2/6)より、とりあえず練習にPCMで録音して、曲を楽章にあとから分割することを試行。1つ分割をいれるのに10分ぐらいかかる様子。曲が長いとそれだけかかる傾向あり。
パーヴォは、かの大ヤルヴィの子どもらしい。それにしても演奏が斬新だ。3番なんて、疾風のように早くて「威厳がない」。9番なんかも、その足の速さと、普通の盛り上がりの意図的な抑制はこれは見上げたもんだ。むしろ6番のような曲が向いているのかも。
ブログには、「余計な情緒はすべて排し、ただただ音の論理だけをたたみかけていく」とある、なるほどね。情緒とかタメとかコブシはないわりに、あっさりもしていない。いわゆる皮を引き延ばしてなにか見ようとしている。何を見ようとしている?
- 「交響曲 第3番 変ホ長調 作品55“英雄”」ベートーベン作曲(45分31秒)
- 「交響曲 第6番 ヘ長調 作品68“田園”」ベートーベン作曲(40分57秒)
- 「交響曲 第7番“イ長調”作品92」ベートーベン作曲(38分59秒)
- 「交響曲 第8番“ヘ長調”作品93」ベートーベン作曲(23分47秒)
- 「交響曲 第9番 ニ短調 作品125“合唱つき”」ベートーベン作曲(1時間02分52秒)
<2010/4/3>
(ポーランド・ラジオ提供)