「へのさん」の本でいっぷく

2017-02-20 さとうみゆき『元気になれる秩父おへんろさんぽ』

胃カメラ飲んできました。先生が「痛くないですか」

 「痛くないですか」とやたらと聞いてくるのです。

 が、痛くないのですわたし。珍しいようです。

・鼻の穴を大きく産んでくれたおふくろに感謝します。

          

熊谷に引っ越してきて1年半になろうとしています。

 ほんと県北は未知の世界なので、あっちこっち

 歩きまわっています。

・昨年、さとうみゆき『元気になれる秩父おへんろさんぽ』

交通新聞社)を購入したのですが、積読状態でした。

秩父三十四ヵ所の札所巡りをしようと何冊か買った内の

 ひとつ。

・さとうさんが実際に札所巡りをしている漫画エッセイ。

 秩父を歩いて、いろんな人に会って、美味しいものを

 食べて、自然にふれる。疲れ切ってさぼろうとするが、

 行けるところまで行こうと動きだしたり。過去を振り

 帰ったり、ひとりさみしくなったり。

・この漫画全編カラーなんだよな。手書きの地図まで

 あります。だからかな、漫画のなかにすぐに入りこんで

 しまって、いっしょおへんろを巡っているように思えて

 きた。

 

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2017-02-19 吉野孝雄 『外骨戦中日記』

・いつも夕飯を作りながら、TBSラジオ荻上チキ・Session-22

 をラジオクラウドで聴いている。メインセッションが夜の11時

 ごろなので生では聴けない。

・もう、ほんと年でね。むかしは必ず見ていたタモリ倶楽部

 深夜食堂孤独のグルメなどの深夜ドラマは眠くて眠くて

 起きてられない。土曜日が仕事ということもあるけど。

・いままではポッドキャストでったけど、TBSはやめちゃって、

 ラジオクラウドになった。ほんといつでも聴けるというのは

 助かる。ここのところトランプネタがおもしろかった。きのうは

 東芝大混乱を聴いたのだが、経済ジャーナリスト町田徹さんの

 切れ味鋭い発言にはうなずいてしまったな。内向きな組織って、

 改善されることはないんだろうね。

         

吉野孝雄『外骨戦中日記』(河出書房新社)を読了。

外骨戦中日記

外骨戦中日記

宮武外骨は昭和19年9月から昭和21年2月の日記を残している。

 あの外骨が戦争中になにを日記に書いていたのか、そりゃ興味が

 湧きますよね。でも、「戦争や時世の感想や批判などの記述は

 皆無」だそうで、日常の記録が細々と書かれているだけ。

 買い出しとか、釣りの記録、誰が来たとか、絵葉書の整理など。

・でも、この日記を読み解いて外骨がなにを考えていたかを

 推理しようということがこの本のおもしろさだ。

・たとえば、昭和20年8月16日「久しぶり東京行 ツリなし」。

 8月15日も好きな釣りをしているのに、終戦の次の日は釣りもせず

 東京に行っている。このころは多摩に疎開していた。「久しぶり」

 ということばにやっと戦争が終わったという思いがあるように感じる。

         

・著者の吉野孝雄は外骨の甥っ子にあたり。吉野孝雄が10歳のときに

 外骨は亡くなっている。

吉野孝雄は戦争の歴史をよく調べている。そうでないとこれだけの

 卓越した見識は出てこないであろう。

証拠もなしにあえて邪推すれば、内地安全地帯にいた戦争指導者たちは、

前線に飛ばした反対派の将兵たちが生きて帰ってくることが怖かったので、

彼らが死滅するまで戦争を継続し、いよいよ自分たち自身が危うくなった

段階で、戦争をやめようと企てたのではないか。

・そうだよな。そこから戦後社会の問題点にまで追求していて、ガッテン

 ガッテンとボタンを押してしまった。

・もうこれ以上ブログに書かないが、いまある社会の閉塞感はどこに由来

 しているのかというのがこの本でわかったわ。

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2017-02-13 第2回 縁側一箱古本市

・「大人乳歯」のニュースがYahoo!にでてますね。実は

 わたしも下の前歯2本が乳歯です。一番最初に変わらなくて

 はいけない歯だと思うんですが、ここまで持ちこたえて

 きました。歯医者さんのインタビューが載っているのですが、

 そのなかで「乳歯は60歳までしか持たない」とのこと。

・ちょっとやばいじゃないですか。もうそろそろ抜けると

 いうことか。歯ってカネかかるんだよな。いやだな。

 乳歯抜けたら、永久歯生えてこないかな。

          

・第2回 縁側一箱古本市に店主で参加します。

第2回 縁側一箱古本市

2017年4月1日(土)12:00-17:00

古民家asagoro』

東京都中野区若宮3-52-5 浅五郎荘(古民家asagoro)

西武新宿線鷺ノ宮駅」南口から徒歩6分

http://engawa1hako.wixsite.com/engawa1hako

・昨年、ある飲み会で隣に座ったベランダさんから

 「こんど一箱古本市主催します」と発言があり、

 「おー、すげぇ。店主やります!」と酒のいきおいに

 任せて宣言してしまったのに第1回は店主しません

 でした。あとでベランダさんに言われました。

 「店主してくれませんでしたね」。そうなんです、

 わたしはうそをつきました。

・で、今回は店主します。鉄人レインボーブックスに

 負けないようにがんばります。

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2017-02-12 追悼 谷口ジロー

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・連休はほとんど家を出ず。大掃除をしようと

 思っていたのだが案の定挫折。余計に散らかっちまった。

・でものんびりすることはできた。こういう日も

 ありだな。

         

谷口ジローの訃報にはびっくりした。まだまだ、

 活躍してほしかった。ここ10年ぐらいで多くの

 漫画を読んだ。最初は「坊ちゃんの時代」かな。

・教科書どおりのような歴史漫画文学漫画とも

 違うリアルさがあった。登場人物の会話によって、

 当時の東京の空気が伝わってくるようだ。

 原作は関川夏夫。

・「孤独のグルメ」も同じ。食べたことがある

 お店が何軒か出てきたけど、そのお店の雰囲気が

 そのまんま。原作久住昌之

・「散歩もの」「歩くひと」「ふらり」と続く、

 散歩シリーズは好きだな。街や郊外を歩く意味は

 あんまりなく、大きな展開もなく小さい出会いが

 あるだけ。

・ウロウロさんがインスタグラムに書いた追悼記事が

 非常によくて、一部を書きだしちゃう。

大友克洋は天才だが谷口ジローは弛まぬ努力のひとだった。

・確かにハードボイルド描いていたころに比べると、

 数段絵がうまくなっている。どの作品か忘れたが、

 谷口ジローも時代の流れからか、大友の絵を意識した

 SF作品があったわ。

・「神々の山嶺」は山好きにはたまらない作品。破天荒な

 アルピニストってだけでどきどきします。

         

・ここ10年間で古本屋で購入した谷口ジロー作品をピックアップ

 してみた。年はこの本の発行年です。「神々の山嶺」や

 「ブランカ」などがもれています。もちろん新刊で買ったもの

 は含まれていません。

・90年代以降の漫画はほとんど読んでしまった、そこから古い

 ハードボイルドものなどを見つけて買うようになりました。

・悲しいかな手元に残っているのは、「ナックルウォーズ1」と

 「森へ」の2冊のみ。みんな一箱で売ってしまった。

 あぁ、いま谷口ジローを読みたいという衝動に駆られている。

孤独のグルメ扶桑社2011年久住昌之

「散歩もの」扶桑社文庫 2009年(久住昌之

「歩くひと」小学館文庫 1998年

「ふらり」講談社 2011年

「坊ちゃんの時代」双葉文庫 2009年(関川夏夫)

「坊ちゃんの時代 第4部」双葉社 1995年(関川夏夫)

「坊ちゃんの時代 第5部」双葉社 1997年(関川夏夫)

センセイの鞄 1,2」双葉社2009年 2011年川上弘美

「欅の木」小学館 2010年(内海隆一郎)

「父の暦」小学館1995年

「森へ」河出書房新社 1994年

「犬を飼う」小学館 2009年

「神の犬」小学館 2009年

「冬の動物園小学館 2008年

シートン 1」双葉社 2005年

青の戦士双葉社1996年

「海景書店」双葉社1986年

サムライ・ノングラータ 1,2」小学館 1991年矢作俊彦

事件屋稼業 1,2」双葉社 2008年

「西風は白い」双葉社 1984年(関川夏夫)

地球氷解事記 上」双葉社 2002年

「リンド 3」講談社漫画文庫 2004年(関川夏夫)

ナックルウォーズ 1」秋田書店 昭和58年(狩撫麻礼

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2017-02-11 「少し湿った場所」稲葉真弓

・先日の雪。ここらあたりは雨でしたが、土手に

 あがって笠山、堂平山あたりを眺めると雪が

 ついていることがわかる。連休なんで今週も

 山に出かけようと思ったがあきらめる。

・ちゃんとカネ貯めて靴を買わねば。がまんどき。

          

・先日読み終わった「低反発枕草子」平田俊子幻戯書房)の

 最後に書籍案内がついていて、「少し湿った場所」稲葉真弓

 が載っていて気になって読んでみた。

少し湿った場所

少し湿った場所

・確かに湿った場所が多く出てくるエッセイだった。

 猫の尿にはじまって川や運河、海など湿気の多いところ

 が舞台。

・最初は快調だったのだが、途中からスローダウンしてしまった。

          

・エッセイにはまってきたようだ。この「少し湿った場所」の

 書籍案内に載っている「忍土」佐藤洋二郎が気になった。

 説明に地名が15か所でてくるのだが、そのなかに「南浦和」が

 でてきた。これは読まねば。

忍土

忍土

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