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2007-10-12

Seasarはなぜ日本から巣立たない?

正直な話、Seasarはほとんど触ったことがない。

ただ、せっかくいいものを作っているのに、

日本からなかなか巣立つことがないのは

もったいないと思う。

2007-10-12 - Fly me to the Ganymede

これには、明確な理由があります。日本人の特にソフトウェアにおける「舶来信仰」をぶちこわすためです。

自分たちであまり考えることなく、海外ではやっていたらそれをそのまま受け入れる傾向が、日本人には強いように思えます。それっていいことだとはあまり思えません。

例えば、Ruby海外からのRails効果でブレイクしたわけです。ちょっと悔しくないですか。せっかく日本で作られたすばらしいソフトウェアなのに、海外で認められるまでは、日本人は、一部の人を除いては評価できなかったわけです。

後、ソフトウェアをやるならアメリカ行けとかシリコンバレーに行けとか。場所なんか関係ないんじゃないの、もちろん、海外にも優秀な人は多いと思いますが、日本にも優秀な人はいる。だから、日本が良いというわけではないですよ。場所は、本人の力が出せるとこならどこでもいいジャンということです。まつもとさんがそれを証明してる。

仮にSeasarが先に世界に出て成功して、日本逆輸入されたとしましょう。それって、なんて「舶来信仰」。

だから、私は先に日本で成功するまでは、海外には進出しない。日本人に選ばれたものが、海外でもまた成功すれば、日本人も「舶来信仰」の呪縛が解けることでしょう。

日本ですら成功しないかもしれないけど、日本人の「舶来信仰」の呪縛をとくためにチャレンジしてみたいと思うのです。

追記:ぶくまのコメントに対するコメント

日本人の「舶来信仰」の呪縛をとく』ことは、ソフトを(世界中で)多くの人に使ってもらうことよりも重要なのだろうか。 

もちろん、ソフトウェアを作ったからには、多くの人に使ってもらいたいですよ。でも、海外で認められてそれが日本逆輸入されたとしても、日本人って変わらないじゃないですか。

自分たちの意思で、良いものは良いと認めて使う。そういう日本にしたいんです。少なくてもソフトウェア世界はそうしたい。

たぶん、私はかなりの欲張りです。日本も変えて、プロダクトも成功させたいと思っているんだから。時間もかかるし困難なことだと思いますが、チャレンジしてみたいと思っています。

追記2:

ぶくまのこめんとをみていると、誤解している人がいるようです。それは、私の書き方が悪いせいだと思いますが、「海外で成功した後、日本で成功」しても、「日本で成功した後、海外で成功」してもSeasarにとっては、どうでもいいことです。

ただし、日本人にとっては、「海外で成功した後、日本で成功」しても舶来信仰呪縛は解けないでしょう。だから挑戦してみたいのです。

beginnerbeginner 2007/10/12 19:39 「舶来信仰」

そのとおりだと思います。
もともと日本で活躍していた学者さん、

ノーベル賞を取ったとたん、国内でいろいろな賞が与えられる、
それって、どうよ!って思っていました。

Rubyの例もそうで、
Rubyが国内産であることは誇らしい反面、

そのすばらしい使い方が、海外で考案され、広まり、
それにより、日本での評価が高くなった、

という流れがとても、複雑な気持ちにさせられます。

もっともっと、Seasarの便利さ、優位さが発揮できる使い方をみせられないものかな!

とにかく Seasarがんばれ!!

aaaaaa 2007/10/12 21:20 日本、日本って島国根性は良くないと思う。
それにアニメや漫画で舶来信仰は既に解かれています。

higayasuohigayasuo 2007/10/13 09:08 aaaさん。既に書いてますよ。下記のように。

日本が良いというわけではないですよ。場所は、本人の力が出せるとこならどこでもいいジャンということです。

また、ソフトウェアの話とことわっています。

ouobpoouobpo 2007/10/13 14:36 日本でいいものを作ろうという姿勢は非常に共感です。しかし、少し抜けている視点があると思い、コメントします。

日本 vs 海外 とあまりに大雑把な構図で捉えてしまうと、なんでも舶来信仰になってしまうでしょうが、海外って一枚岩でしょうか?

Rubyは日本産ですが、それを元に「デンマーク」のDHHがRailsを作りました。「デンマーク産」のRailsは、今「アメリカ」の企業が積極採用しています。また、Pythonは「オランダ」のGuidoが作ったものですが、同じく日本を含む世界中で使われています。言語以外でも、たとえばOOの原型を最初に作ったのは「ノルウェー」(Simula)とされていますが、「ノルウェー産」のOOを「アメリカ」のAlan Kayが現在の形に完成させました。また、パターンの最初の提唱者Alexanderは「オーストリア」出身ですし、GoFの1人Gammaは「スイス」人です。それでもパターンは世界中で使われています。

どの国の人にとっても、現在のソフトウェア開発の少なくとも90%は舶来のものを使っているのではないでしょうか? 他の国の人々が、優れた(自国から見て)海外のものを「舶来信仰」といって毛嫌いしたでしょうか。「舶来信仰」という捉え方自体が、そもそも日本的視点なのかもしれません。

単に自分たちの周りでいいソフトウェアを作り、いいものが出来たらそれを広める。それだけでいい気がします。
(いいものを作られているひがさんは、大変尊敬しております)

higayasuohigayasuo 2007/10/13 14:54 私の書き方が悪く誤解を生んだかもしれませんが、日本でよいものを作るということが私のしたいことではありません。
日本人が、海外のものだろうと、日本のものだろうと分け隔てなく、良いものは良いと認識できるようになるなら、それでいいのです。

私自身が、海外 vs 日本なんて考えたことは在りません。
日本人は、黒船という歴史的な背景があり、「舶来信仰」みたいないびつな文化があるので、それをみんなで解き放とうということです。

11 2007/10/13 18:10 あれ、結構前に本家のJavaOneとかで発表してなかったっけ?
海外向けにも勝負してたのかと思ってた。

kerikeri 2007/11/06 13:20 ぶっちゃけ rails とは関係なく ruby は注目されてると思ってたんですが、そうではないんですね・・・。

英語ダメ人間英語ダメ人間 2007/11/09 00:35 この手の話を読むたびに思うのですが、日本vs海外、というよりは、日本語圏vs英語(が使える人たち)圏、という気が…。

ぼんじんぼんじん 2007/11/27 16:35 私は英語での情報発信をして頂きたいと考えています。

私はWeb技術について知識がほとんどない平凡な日本人です。
ここでは、数としては多いであろうそんな人間がどういう
ことを考えているかをお伝えします。

たまたま英語圏で英語圏向けWebアプリケーション開発を行う機会が
ありました。チームは数人レベルで、全員生まれた国が違います。
たまたま私がフレームワーク選定を担当することになりました。

SeasarとSpringを考えていましたが、私はSpringを選びました。
保守の容易さからです。

アプリケーションの開発・保守が自分が去った後も日本語を解さない
メンバによって続けられることを考えると、Seasarを選ぶことはできま
せんでした。