テリーボジオ トークショー@2012 0726


テリーボジオ トークショー@2012 0726


ドラム表現について
自分のオーケストレーションである。
リズムと、メロディーとに分解される。

特徴的なのは、メロティーで、
そのために大量なタムと、シンバル。
他の楽器と同じように、メロディーを奏でるために、
大量なタムをセッティングしている。

自分のドラムスタイルを構成するものは、
ユング精神分析に照らすことができる。
•肉体的要素
•精神的要素
•本能的要素
•第六感的要素
あ、そして、神の導き

ドラムを叩くときは、自分に誠実に、一心不乱に叩く。

こうやった話すときと、ドラム椅子に座っている自分とは、
あたかも、別人のようであり、
ちょっと、どう表現していいかむずかしい存在だ。

今日叩いた曲は、いつもやっているものもあれば、
インプロビゼーションのものもある。


表現者としてのドラムの成長過程は、3段階
1、基礎を学ぶ
2、人をコピーする
3、自分のオリジナルを追求する
3じゃなきゃいけないと、強く思ったのは、UKのライブで、
ビルブラフォードのライブを見た時で、ものすごく独特な叩き方に感銘し、
自分のオリジナリティを持たないといけないと心に強く思った。

ドラムを叩くときは、譜面のあるアンサンブルの時も、
インプロビゼーションの時も、自分の忠実に叩くこと。
日本のポップガールが、にこにこ唄っているが、あれは、
心の底からニコニコしているとは思えない。
自分は、自分にウソをつきながら演奏することは、あり得ない。

基礎トレーニングとしては、
•ヨガ
•ストレッチ
•歩く

椅子の高さは、大腿部が床と平行になるようにセットし、
バスドラの叩き方は、
強く叩くときは、かかとを上げて、つま先で叩き、
弱く叩くときは、かかとを下ろして、叩く。


ドラムセッティングは、ライブ1日前からセッティングにかかり、
番神経を使うのは、ペダルセッティング。
自分のペダルは、結構、ゆるめにセットする。

となり同士のペダルは、バスドラとシンバルがとなりになっていて、
つま先で、二つのペダルを同時に、踏めるような位置でのセットにしてある。

キーボーディストが、左手でリズムを刻みながら、
右手でオブリガードを入れたりするように、
自分も、リズムを刻みながら、メロディーを奏でるといった演奏を試みる。

各機材は、ライブでボリュームバランスが取れる機材をセットしてあり、
音の大きすぎるもの、ソフトすぎるものは、置いてない。
自分のオーケストレーションで表現できるバランスの範囲にある機材を
そろえている。
なので、スポークは、今後も使う予定がない。

日本は、場所、音楽、楽器、文化、みんな好き。
今回のUKのライブで稼いだ金で、琴を購入した。

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思い出せるのは、ここまで。



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