日曜日、KONA爺・社長・SakTakはん・Kennyどん・おくはん他に拉致されて辿り着いたのは大山崎の体育館。皆さん、そそくさと着替えてイザしゅっぱ・・・わしのレーパン姿が妙に浮いてるんですけど??
『あれ? hikime2、レーパンはいてるん?』
XCれんしぅでモトパンですか?
『バックパックは?』
聞いてません。
『プロテクターは?』
聞いてません!
『今日は登山やで。SPDシューズなん?』
聞いてません!!!
大山崎駅の近くから、いきなり相当な斜度のクライミング。ロードじゃ絶対無理。アスファルトやから乗っていけるものの、青空の下ここだけ暗雲が立ち込めとる。視線の先は空やし。
よく分からんお寺からダートに入り(この先、自分の位置・方角が全く不明。GPSにはなれそうもないわ。野生の感も大幅省エネ中)、、、登山です。登山です。石っころの階段を延々と上がりまふ。階段が終わっても坂がきつくて殆ど乗れまへん。天王山を超えて、路はまだまだ続きます。
延々と坂を押していると斜度の感覚がおかしなってくるわ。『これやったら乗れるやん』と思ってバイクに跨っても、いざペダルを踏もうとすると、あれれ・・。それも山側ではなく、必ず谷側に倒れそうになるのがポイント。『重力加速度に身を委ねたら楽になるでぇ』、耳元で悪魔の囁き。耐えろ、耐えるんや、わし。
ようやく釈迦岳山頂に到着。退廃的な空気が蔓延しちょります。左下の黄色いヘルメットはKONA爺。
そして・・・・・
所要時間、約4時間。ようやくこっからダウンヒル開始! みんなシートを下げて準備ぃ! ・・・わし、シートポストの固定、ボルトやん。更に皆様方、INTENSEタイヤに長いストローク・リアサス・剛性のあるフォーク。唯一競えるのは低圧チューブレスってことだけか。シラク1.95やけど。
みなさん、『正しいMTBer』らしく驚くようなガレ場もどんどこ下って行きはるし、前転寸前のわしは付いてけませーん。やむなく後ろに引く一方の腰に伴い腹でシートを保持(?)、衝撃で打ちまくるけどこのために腹筋を鍛えてたんやでぇ。たまにキンタマも打つけど、これまた鍛えてあるから平気平気。後で悶絶してるんは笑って見過ごしてくれぃ。
にしてもみんな速いなぁ。自分より速い人達と走るんはドキドキするけどほんま楽しい。どこまで付いてけるかチャレンジやけど、路が荒れるとすぐに離されちまうわ。人の後ろはラインが見えへんで、どうしても体重移動が後手後手になるから、肩からのクリッピング進入と瞬間的なタイヤの押し付けを意識するでぇ。
落下する社長
この先は直ぐ川になるから、如何に止まるかがポイント。落ち過ぎたらアカンのは人生の縮図。
そんなこんなで、なんとかコケることもなく車まで帰ってきたで。登山で脚も疲れたけど、それより何より腕がだるい。下りがまだまだ下手くそな証拠やね。XCバイクで下りも速かったらかっこええし、これからもれんしぅれんしぅ。45.7kmのアベ13.7km/hやった。
−追記−
大き目の写真をZONE PHOTO-BBSにアップしたぜぃ。
http://0bbs.jp/mtb-zone/