みのすけソロライブ

  • 会場:吉祥寺MANDA-LA2
  • 出演:みのすけ(Vo.G)/ヒノフジトリオ(ヒノフジ(g)ワタビー(b)ワタナベ(dr))+大坂結城(tp)
  • ゲスト:KERA(Vo)

芝居を観はじめたのは今年、ナイロン100℃の存在を正式に把握したのも今年、そんな私がこんな場に来ていてもいいのかしら。でもご縁は大切にしていきたいものです。よくわかりませんが。それぐらいナイロンファン100%な会場でござったです。会場は超満員で、立ち見でも身動きがとれないぐらいだった。
でもみのすけさんの歌はいいですね。声も高くて甘くていいです。たまにせつなくかすれたり。徳永英明みたい。あとヒノフジトリオ&トランペットの大阪さんによる演奏が本当に格好いいよ!この人たちの他のライブも観にいきたいなぁ。
そしてKERAさんのはっちゃけぶりにはとにかく驚いた。なんかこう、すごい厳しくていつも上から人を見下ろしているようなイメージだったんだけど(どこで植え付けられたイメージなのか)、こんなかわいらしいヒトだなんて。しかも見た目より話し方が若い。歌も、なんというか、まぁ、楽しそうに歌ってたし。あといつも思うけどあのパイナップルみたいな髪型はどうやってセットしているのかなぁ。
そんなKERAさんは、次の『カメレオンズ・リップ』の台本がまた書きあがっていないとのことで年越しは机の前で向かえそうだ、という話などを息切れしながらしゃべっていた。上記にある1日早いカウントダウンごっこをした現場のひとつとはここで、KERAさんが「いま年を越しちゃえば、2年越しで執筆、なんてこともなくなる」みたいな話の流れでカウントダウンに。年明け(?)1発めの曲は「シェリーに口づけ」を日本語で。素敵な盛り上がりでございました。

MUSIC GARAGE(12/29深夜放送)

たまたまテレビつけたら奥田民生トータス松本が向かい合わせてしゃべってた。どうやらトータスが番組ホストらしい。 奥田民生は「ヒトの歌を歌うのは大好き。ずっと自分の作った曲だけしか歌っていないと、世界に限界がでてくる」「(自分が俳優業などほかの仕事に触れてみないのは)ちゃんとやってる人たちに失礼だと思うから。逆に、売れてる俳優がちょっと曲出したぐらいでチャートを乱してくるのも非常に失礼に感じている。誰とは言わないけど」というような内容を、すごーくだらーっと話してた(笑)。飲みながら、だったみたい。イスの上であぐらかいてたし。
2人のセッション・・・というか楽器があるから何か歌おうよ的な雰囲気のライブ。1曲目はトータスのリクエストで奥田民生の『マシマロ』、ギターがトータス松本でドラムが奥田民生という寂しい構成(笑)。「アマチュアバンドの練習みたい」(トータス)、「あいつバイトで遅れてくるって〜、っていう」(民生)。ギター演奏にウルフルズ要素が入っているように聞こえて興味深かった。 2曲目は「俺、これならすぐ弾ける」(民生)ということでウルフルズ『いい女』、2人でギター。トータスと民生が交互に歌ったのだが、民生節が色っぽくてこれも◎。

ウッチャンナンチャンお笑いバトル2003!!

「こんなの見てないで早く寝なくちゃ・・・」と思いながら毎年最後まで観てしまう、お笑い&ちょいエロ&おバカ一点の王道深夜番組なこの放送。詳しく書くほどの番組ではないのですが、意外に充実していたかも。水着のお姉ちゃんはいっぱい出てきてたけどあまり触れられてなかったし、アシスタントのインリン杏さゆりなんて、先攻後攻を決めるジャンケン担当として登場するだけで、その他に画面に映ることはめったになかった・・・(かわいそうといえばかわいそう)。
それにしても、ウッチャンナンチャンはなんでこんなに若いんだろう。あまり笑いとか生き方について語らないからかな。芸人が語り出すと、「大御所」のイメージがあるけど、同時に「現役引退」のイメージもあるよね。語ることによってハードルを高くしたり道を狭めたりして、結果、自分の首を絞めることになっちゃうのかしら。某坊主の人とか。
その点、ウンナンの2人はあまり語らない(ナンチャンは昔から諸所で大いに語っているようだけど、本人のキャラクターというか実力からして、まったく重みがないのでカウントしない)。だから芸歴の長さのわりに、若手と素直にはしゃいでいられるのね。見方を変えれば、これも余裕があるという証拠かも。焦る「大御所」は、後に続く者を否定するとはよく言われていることだし(私1人が言っているだけかしら)。 番組では、「ものまねプロレス」などの体を張るコーナーにもウッチャンは“ウッチー・チェン”として参加していたし、罰ゲームもウンナンの2人はまともに受けていたし、若手とまざって楽しそうだった。 あと「超真剣ネタバトル」というネタ見せのコーナーで、ウンナン(特にウッチャン)は子どものように笑い転げていて、ネタをやってる若手たちも嬉しそうだったのが微笑ましい。
そんなウンナン抱腹絶倒のネタバトル、出場者リストをメモしときます。
【超真剣ネタバトル】 出場者&ネタタイトル
南原チーム

  1. アメリカザリガニ「アニメソング」 ←M-1よりずっと面白かったよ・・・
  2. はなわ佐賀県 第?章」
  3. ドランクドラゴン「家庭教師」

内村チーム

  1. テツandトモ「なんでだろう」
  2. FUJIWARA「受験」
  3. バナナマン「ロープすり抜け術」

はなわとテツトモは紅白前夜ということでご挨拶なんだろうけども、とにかくほかのグループのネタが自由で真剣で、最高に面白かった。 M-1ではさんざんだったアメザリもここでは絶好調で、ネタを見ていたウッチャンは笑いが止まらず両手で口をふさぐなどの仕草がかわいらしかったのよ(って、結局ウッチャンのことが書きたい)。 ドラドラは「生稲(1917年)晃子がロシア革命」っていう、例のネタ。これもドッカンドッカンウケてた。 FUJIWARAは少しおとなしかったかな。「特製フルーツジュースや」といってサクマドロップの缶に水を入れてお椀に出し「セツコ、飲みぃ」は会場大爆笑。 バナナマンの、他のグループとは違う雰囲気のネタにも、ウンナンは目をキラキラさせてかぶりついてました。
あー、来年は、またウッチャンがコントを披露できる番組が登場しますように。
ナンチャンはミュージカルやスポーツキャスターなどのお仕事に専念してくださればいいです。