みうらゆうのうらはてブ『ちょびっと試される。』 このページをアンテナに追加 RSSフィード

新聞・ブログ等の記事に対するファーストインプレッション。
だもんで、間違いの指摘・追加情報など大歓迎。
興味が続いたり、情報が集まれば本ブログでも採り上げるかも。

2005-06-28

サザンって息なが〜い

http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/news/20050628k0000m040130000c.html

サザンオールスターズのシングル 44枚が マキシシングルで再発されてるんだけど、これが全てオリコンチャート トップ100に 入ったんだとか。すげぇ。サザンは定期的に こういうイベント的な再発を仕掛けてくるよね。いまだに売れるってのが凄い。古いシングル曲を買う人が今でもいるという。古くからのファンが支えてるのか、新しいファンを掴んでるのか。う〜ん。

情報フロンティア研究会報告書ネタ

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20050627/eve_____kei_____000.shtml

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050627-00000032-kyodo-bus_all

http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20050614nt07.htm

http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/20050623nt0b.htm

http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/info_frontier/pdf/050614_2_3.pdf

▲読売新聞が出した「子どもはみなブログを持て!」以来、ネタ元(情報フロンティア研究会報告書)が同じと思われる記事が散発的に見られるようになった。不思議と日付もバラバラだったりするのだけど。東京新聞では「『ネット利用は実名で』小中校でブログ教育を」とかいう記事になってる。「子供のころからネット社会のモラルについての『しつけ』が重要と位置付け」「実名または実名に準ずるネット上の名前で情報発信する仕組みを全国で導入すべきだと提案した」とある。▲ここでの「実名または実名に準ずるネット上の名前で情報発信」というのは、小中学生の教育課程で行なうブログ・SNSのこと。だから同記事冒頭の「自殺サイトなど『有害情報の温床』ともいわれるインターネットを健全に利用するために、ネットが持つ匿名性を排除し、実名でのネット利用を促す取り組みに着手する方針を固めた」との表現は、この報告書に限って言えばミスリーディングなのではないか? それとも情報フロンティア研究会の最終報告書で、「案」発表の後に追加でもされたのだろうか?(※ このミスリーディングの部分、共同通信が配信した記事をそのまま使っているのかも知れない。)▲先の読売記事の時にも「報告書の提言には『ブログ』と書かれてない」とのツッコミが入っていたりした。確かに報告書では「ICTリテラシー教育」として「サイバースペース上で実名又は特定の仮名で他人と交流することを自然の術として身に付けるための教育」を提言している。勿論ブログもこれに含まれるが、明確にこれを指しているのではない。まして実名でネットを利用しろなどと小中学生にも大人にも提言していない(匿名性による問題点は現状認識として示されているのみ)。まさに時期尚早。▲どうもね‥‥新聞側にも意図があってやってることかも知れないけど、どうも腑に落ちない。「ネット上での実名使用はプライバシー保護の観点から課題もあり、今後議論を呼ぶ可能性もある」で締めくくってるのは、議論が起こるのを期待してるのか、それともポーズか。第一、情報フロンティア研究会自体、議事要旨を匿名発言で構成してるんスけど(名簿は掲載されている)。これってどうよ?

「有害情報」は誰が「判定」する?

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050625i101.htm

▲元々は別件なんだろうけど、情報フロンティア研究会の最終報告書とも同調してきてそうな話に「有害情報判定委員会」がある。読売記事「ネット情報に第三者の『有害判定委』…総務省が検討」を参照のこと。国が先導して(「第三者機関」とはあるが)「有害情報」を「判定」する機関を設けるという。いや まだ検討段階だけど。しかし これってどうよ? 読売の記事がどこまで正確か疑問だが、この記事を読んだ限りでは、総務省は「有害情報」をネットから根こそぎ削除したがっているように読める。▲いわゆる「青少年」に対する「有害情報」を、「青少年」がアクセスできないようにするという話ではない。となれば、この記事の最後にある「第三者機関に情報の削除など強制力を与えると、「表現の自由」を侵す恐れもあるため、今後、論議を呼びそうだ」との問題が真っ先に浮かぶ。しかし‥‥読売のこの一文、ポーズなのか何なのか。本来なら、この論点こそ突っ込むべきものなのではないか。最後に(申し訳程度)一文を置いて済まされる問題ではないだろう(それとも本紙では続いてるのか?)。▲犯罪行為の伴っている「有害情報」ならば、まずはその犯罪行為を現行法で取り締まれば良い。しかし犯罪に至ってない情報をネットから消してしまおうというのは どうか。爆発物の作り方を記しておくのが犯罪か? 自殺を呼びかけるのが犯罪か? ここで表現規制の一線を越えさせてしまったら、「有害情報」とみなされるものが どこまで広がっていくのか判らなくなる。下手すりゃ、自殺について論じることすら出来なくなるかもしれない(自殺を思いとどまるよう訴える話ですらも!)。▲この「第三者機関」について協議するという新設の「有識者研究会」は、記事によれば電気通信事業者・法曹関係者・消費者団体代表らが参加するという。この研究会の行方も きちんと見ていく必要があるな。いや、それよりも検討結果を政府が悪用しないか、か。この世界で表現活動をやってるネットワーカーなら、表現の自由を制限される虞があるとなれば黙っちゃいられまい?▲余談だけど、ポルノは解禁すべきじゃね? 全世界に繋がってるインターネット、今さら「わいせつ」も何もねぇだろう。世界中に厳然として存在してるものにアクセスしちゃイカン──ってのは おかしいし、防止不可能でしょ。ま、笑って読み飛ばしといてください。

自主規制、しわ寄せ来るのは?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050627i501.htm

▲読売新聞に「年齢制限あるゲーム購入、身分証を要求…自主規制強化」との記事。はたして自主規制が「有害図書」問題を解決するのやら。そもそも表現に対してゲーム業界がどこまで真剣に考えているのか。判らんなぁ。それはともかく、「身分証を要求」って、負担が来るのは小売店だったりしない?

著作権法も「共謀罪」の対象です

http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2005/06/post_62e6.html

小倉弁護士の 『benli』 で、「共謀罪と著作権」との記事。──と言っても、雑誌連載でのエッセイの予告。「著作権侵害(著作隣接権侵害、著作者人格権侵害を含む。)って、最近の法改正のおかげで、長期4年以上になってしまった(5年以下の懲役又は禁固若しくは罰金)ので、共謀罪の対象となる」という。今 送ったってことは、いつ発売のやつなのかしら? 忘れなけりゃチェックしておこう。その頃、共謀罪創設は実現してしまっているのだろうか‥‥。▲そうそう、小倉弁護士自身は共謀罪に関してどう考えているのでしょうね?

炎上記録を消しても、遠征記録が残ってまっせ

http://banraidou.seesaa.net/article/4655198.html

http://www.people.umass.edu/kawahara/hiphop2.html

▲日本語ラップの件で“炎上”中のブログを「対岸の火事」として見物する旅烏氏の図。しかし相手方、『万来堂日記』にまで遠征して来ていながら「頭冷やせよ」ってのもマヌケな話だ。“炎上”状態のコメント欄は全部削除してるみたいだし。まぁ削除は管理人の特権だけど。もはや件の記事を紹介することもバカらしくなってきた(もうちょっと真面目にやってりゃ面白い議論になったかも知れないのに、言い出しっぺの腰砕けか)。▲その代わりと言っては何だけど、はてなブックマークで一躍 注目を浴びているページを。「音韻的ラップの世界」。日本語ラップに使われている押韻の組合わせを統計的に分析したもの。きちんと日本語として近い音を使って韻を踏んでいるという話。同音異義語が多いという日本語の特徴と合わせて考えると、決して日本語が押韻を苦手とするものではないということが判るわね。▲リズムや抑揚に関しては、日本の伝統的話芸や唄などと比較したら面白いんじゃないかと(漠然と)思ってる。日本語って結構フレキシブルだから(もちろん日本語だけの特徴でないが)。芸が変わればリズムが変わる。土地が変われば抑揚も変わる。さも“標準”の日本語に沿ってないといけない様なことを言ったりする人もいるけど(件の記事もそうだね)、了見が狭すぎる。そんな了見の外側で、たくさんの日本語が、たくさんの話芸が、たくさんの唄が進化してきたのだから。これらもまた伝統的日本語。

法制小委#4、議事録公表

http://nirvana.blog1.fc2.com/blog-entry-39.html

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/05053001.htm

▲『zfyl』 経由、法制小委#4の公式議事録が掲載された模様。しかしね、資料の1−2と1−3、委員意見が結局掲載されないってのはどういう訳だ。あれは発表に値するものだというのに、文化庁は何考えてる。