裸眼を越えたモノ
ここ一年くらい前からサングラスに不満があった。
- 夏用の濃いブラックが夏以外の時期に見にくい時がある
- ハンドルのドロップを握ってロードバイクで走っている時に、路面の段差等を拾った衝撃でサングラスがずれる
- 暑くて汗をかいている時にわりと曇りやすい
- 風を巻き込むのでコンタクトレンズをしている目が乾きやすく感じる
といったところが不満点。
以前使っていたのは
とてもメジャーなメーカーだけど、サングラスに関しては商品が優れているかどうか以上に"各個人(+使用用途)にフィットするかどうか"の一点が大事だと学んだ。オークリーも実績があるしレンズは丈夫だけど、例えジャパンフィットだとしてもある程度眉間〜鼻が高い人じゃないとずれやすいと思う。
対してルディプロジェクトのフリーオン(レーシングモデル)。
- ノーズ、テンプルの部分がある程度自由に調整可能
- レンズが大きく、かつ風の流れを考えてあり余計な風をレンズ内にいれない
- 晴天用のレーザーブルー、曇雨天時用のレーシングレッドの二種類のレンズが付属
といった特徴があって、とにかく鼻も高くない自分のために調整できるものを探していたのでルディプロジェクトは決定済だった。
ただライドンとずっと迷っていて、これを買う前にも4,5回お店に通って試着を繰り返し、他ブランドのものは殆ど試着したんじゃないかってくらい色々掛けさせてもらっていた。購入した時もライドンレーシングにほぼ決定していたのに、直前に調光レンズと迷ったりしているうちにフリーオンでもかなり良い感じにフィットしたのでフリーオンに決定。ライドンと違い
- 調光レンズはない
- 視力矯正用のレンズは付かない
というマイナスポイントはあるけど、より目を広く覆う形と見た目も好みだったこと、レーシングレッドレンズが調光レンズを不要と思わせる程良かったことが決定打。
とにかく二カ所の調整機能とレーシングレッドレンズが素晴らしい。
レーザーブルーは今後夏に活躍するとして、レーシングレッドレンズは曇や雨の時等に裸眼以上にコントラストがはっきりして見え、特に段差や距離感が素晴らしい。"プロが好んで使用する"とのレーシングシリーズの謳い文句も使ってみて理解できた。
重量は28g。とっても軽く、この軽さがズレの少なさに寄与していると思う。軽いと耐久性に問題あるんじゃないか、とか思ってしまうけどレンズもフレームも丈夫らしい。
一般販売モデル(・・・なはず)だけどなぜか"NOT FOR SALE"の文字が。
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ちなみに購入店は
店長の内山さんに若干顔を覚えられるくらい通って、各サングラスの説明を受け相当な数のレンズの試着をさせてもらい、最後はRudyProjectの機能を最大限に生かすための調整を細部まで行ってもらった。本当にお世話になった。餅は餅屋の言葉通り、購入後は非常に満足感がある。内山さんの知識だったり説明は正確で的を得ていて満足できるものだったし、各特徴の違うレンズをわざわざお店の外で試着させてもらうこともできた。百聞は一見にしかず、というけど百回説明を聞いて自分でも試すのだから駄目なわけがない(笑)感謝感謝です。
店舗もJR浜松駅や遠州鉄道新浜松駅から近くアクセスしやすい場所にあるので便利。
サングラス購入基金を作ってコツコツ貯金して良かった!
このサングラス購入後はハンドルのドロップを持つ時間が増えたように感じている。やっぱりハンドルを持つ部分で相当出せる力は変わってくる。でもドロップを持っている時はそれなりに負荷があって体にはツライ。特にサングラスがずれて視界に問題が出る、とかちょっとでも気になることがあると自然に持たなくなってしまう。結構○○選手が使っているから、といった理由で自転車関係のモノを選んでしまいがちだけど、特に体が触れるものは自分の体に合っているかどうか、が優先されるべきなんだなぁ、と改めて感じた。